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苦手な人-考えるだけで憂鬱2

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前回の話ではこのような面を考えました。

あなたがやるべきことは、相手を糾弾することではなくて、理解することです。
逆のことを考え続けるかぎり、あなたはストレス状態を、今までどおり続ける事になるのです。

横柄な人だという見方
相手が変わるべきだという見方
このような役に立たない批判をあなたの側で捨てることです。

今回はもう少し根底にあるものを考えてみたいと思います。

ところで、あなたは自分の苦手な人が誰もいなくなってくれたら、この世界はすばらしく住みやすいものになると想像しているでしょうか?

自分の好きな人ばかりになるのだから、よくなるに決まっていると思うでしょうか?
それとも、それでもまた新しい苦手な人が現れるに決まっていると思うでしょうか?

歴史は絶えず悪者を排除しようとしてきましたが、黒を消せば白だけの世界ができあがることはありませんでした。黒を消してもそのときの灰色が黒に変わるだけです。

しかし、このようなたとえを追求するよりも、自分の苦手な人がどうして存在するのかを考え直した方が、新しい発見があるように思います。

さて、苦手な人とは、あなたが排除したくなる人かもしれませんが、実はあなたの一部であるとは考えられないでしょうか?

あなたの中に存在しないことは、あなたを傷つける原因になることはありません。
そうではないですか?

あなたが苦手な人は、あなたの触れたくない部分を刺激するのです。
見ないようにしている自分を思い出させるから、「この人やだ!」と思って近づきたくないのです。

表向きは、そんな自分はいないと自分の一部を否定していますが、その部分は確実にあなたの中に存在するのです。

一方で否定し見ないようにしながら、それでもふとしたときにその存在は自己を主張してくるのです。

つまり周りに対しては、あってはならない存在だと誰かを批判する対象にしていますが、実はそれが自分の中に潜んでいることも十分認識しているのです。

誰かの中にその嫌な部分があると思うことで、そしてその相手を嫌ったり批判することで、自分の中にそんなものはないと言い聞かせたいのです。

ですが、その批判する行為は、自分の中に向かっても跳ね返ってきます。
批判するたびに、自分の中の一部を痛めつけます。

外側を批判することで懸命に隠そうとしながら、一方ではその批判が自分を痛めつけるという、少々やっかいな構図になっているのです。

それがたまたま周りにいる人間の中に見えるとき、苦手な人、嫌いな人を作り出しているだけなのです。
つまり本質は自分自身との関係の中に存在し、他人は巻き込まれているだけです。

あるいは、こうも考えられます。
必要ならあなたは、嫌いな人間をつくりだしてでも、誰かを批判するという隠れ蓑を作り出そうとするのです。

ただ見たくない自分を隠し続けるためにです。

ですから、これを根本的に解決するには、自分自身と向き合うしかありません。

隠すことが何の解決も生み出さないことを、とことん理解したとき、正直に自分と向き合う決心が出来るでしょう。

そして、正体が暴かれたらとんでもないことが起こると恐れていたことは、白日の下にさらしてしまえば、他の様々なできごとの中の一つに過ぎなかったことがわかるでしょう。

否定し続けることが、いかに無駄なエネルギーを使わせていたかに気がつき、それが葛藤や憂鬱を生み出す原因だったことに気がつくのです。



やり残した夏休みの宿題は、考えるだけで憂鬱になります。
思い出せば、その都度暗い気分にさせるのです。

宿題をやってしまわないと問題は消えないことは十分わかっています。
しかし、なんとか、それ以外の方法で原因が消えてくれないかと思うのです。

ですが、それがまさに悪循環を生み出しているのです。
いつのまにか、巨大な怪物に成長してしまいます。

ですが、考えるのをやめて宿題に取りかかった瞬間、道は開け、きっとすぐ青空が広がる予感を感じ始めるでしょう。


苦手な他人の中に見え隠れする、自分自身の嫌だと思っている部分ときっぱり仲直りしましょう。
取りかかってみれば、思っているよりずっと簡単なことだとわかるでしょう。

自分で大変な重荷に作り上げていただけですから。

たかが夏休みの宿題も、放っておくととんでもない重荷になるのと同じなのです。

そして苦手な他人とは、その宿題の存在を思い出させ続けてくれます。

すぐに対立する存在を作り出すという思考の癖が、あなたの内部に対立するものを作り出し、自分を分裂させてしまうのです。

「要するにどっちが悪いの?」という発想をやめることから、道は開けるでしょう。

それが存在することは、正しいか間違っているかという分類以前の前提なのです。

分類することで、何かが解決したように錯覚しないで、存在自体と向き合わなければなりません。
正真正銘、あなたの一部なのですから。

分類をやめて、批判をやめて、両方の存在そのものを認めたとき、はじめて問題は消え去るのです。

それを本当に理解すれば、苦手な人はあなたに解放をもたらしてくれる人に見えてくるでしょう。


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