« ホーム »

なにか満たされない思い(2)

今の生活に充実感がなく、満たされない思いや、ひとりでいることに寂しさを感じるということについて前回書きました。
前回仕事の面から書くと言いましたが、少し変更して「ひとりでいるということ」をテーマにしたいと思います。

「ひとりでいることが出来る、またひとりでも満たされた時間を過ごすことが出来る。」
これにはどのような要因が関係しているのでしょうか。

まず、こども(赤ちゃん)の行動から振り返って見ます。
赤ちゃんは、眠っていない時はいつも母親などに抱かれていないと安心できません。
安心が欲しい時には、ちょっとでも母親がだっこをやめると機嫌が悪くなってしまいます。

はいはい      つながり

しかしそんな赤ちゃんも自分がしっかり母親に愛されて、いつも見守っていてくれることがわかってくると、少しくらいなら母親の腕から離れて、身体を動かしてみたり、周りを動き回ったりすることが出来る様になります。

母親から離れていても、いつも見守ってくれるひとがいることや、戻っていけば母親が待っていてくれることを確信できたからです。

反対にこのような確信を持つことに失敗した子どもは、ひとりになると不安で仕方なく、どうしようもない寂しさを感じてしまいます。

大人の場合はどうでしょう。

程度の差はあっても、だれでもひとりが寂しいと感じることはあります。
しかし人によってはそれがとても強く、どうしようもなくなる人達もいます。

いつも誰かがそばにいないと寂しくてしょうがない、ひとりになるとすぐに誰かに連絡して電話で話すだけでもいいから、常に誰かとつながっていたい。そうしないと寂しさをまぎらわせず不安になるといった場合です。

だれでもひとりが寂しいと感じることはありますが、成熟した自分を持っているひとなら誰かと話したいと思っても、何人かに連絡してあえないとわかれば、「仕方ない、ひとりですごそう」と思えるものです。

それは、たとえひとりでいても、他の人とのつながりを心の中で感じていられるからです。
自分の親しくしている人達のことを思い起こせば、その人達とのつながりが感じられるし、また場合によってはその相手との会話を想像の中で交わすことも出来ます。

このように、親しい人との人間関係を持っていることを、すぐに思い浮かべることが出来るということが、成熟した大人の一つの条件かも知れません。

自分の中で、他の存在への関わりを感じることが出来ると、自分が実際に関わっている人達や、会ったことが無くても手紙やメールのやりとりをした人、あるいは実際には今いない、たとえば本の中に存在するひととでも対話を楽しむことができます。

こういうことは、ありのままの自分を受け入れ認めることが出来ているから、可能になるのでしょう。

ですから、当然相手は自分自身でもいいわけです。
今日の自分を振り返って、楽しかった思いも、あるいはへまをやらかしたことも受け入れることが出来ます。

必要であれば、自分自身を少し離れたところから、もうひとりの自分で見ることすら可能になります。

ところが、常に誰かと一緒にいないと不安な人は、自分自身を頼りにすることが出来ないわけです。
言い換えれば、自分自身を、かつてのそこに戻っていける母親がいたような、そんな存在としてみることができないということでしょう。

前回の話と同じように、そこに不足しているのは、自尊心や自己愛であり、自分が無条件に存在してもいいのだという確信です。

それと、これはその裏返しでもありますが、安心できる他の人との関わりです。
自分がOKでいられる人であれば、他の人もその人のままでOKだと認められるのです。他人を大事に出来るひとは、まずは自分自身を大事に出来るひとです。

自分はOKではないが、他の人はOKだと見えるのは、共依存の関係で述べたような奴隷関係です。そのような関係はいつでも逆転して自分が支配する側にも変身するものです。

しかし自分が今OKでないからといって悲観することはありません。
だれでも自信の持てる関係もあれば、ここは苦手だという場合もあるものです。

すぐに1つがダメだと全部ダメだと考えてしまわないことです。

自分などダメだとすぐにあきらめないことです。
すぐにこれは自分には無理だと放棄しないことです。

あきらめていいことと、そうでないことを見極めるのことです。
優先順位を見誤らないことです。
自分を否定してあきらめる事は、最後まで阻止するのです。

誰を疑おうとかまいませんが、自分の存在価値だけは疑わないことです。
自分を疑うのは、自分自身を基本的に信頼できるようになってからでいいのです。

気に入っていただけたら応援お願いします ↓↓
 人気ブログランキングへ 




[関連記事]
この無気力感はどこから来るのでしょう
http://paostao.blog66.fc2.com/blog-entry-95.html
共依存(共生関係)とは
http://paostao.blog66.fc2.com/blog-entry-80.html
共依存から脱却するには
http://paostao.blog66.fc2.com/blog-entry-81.html
なにか満たされない思い(1)
http://paostao.blog66.fc2.com/blog-entry-96.html

関連記事

ACR WEBブログパーツ

テーマ : うつ病(鬱病)、メンタルヘルス
ジャンル : 心と身体


にほんブログ村 メンタルヘルスブログへ にほんブログ村 メンタルヘルスブログ 癒し・ヒーリングへ


現実とあなた自身のずれがなくなるほど、あなたは無理している自分を発見できるでしょう・・・
思考と感情からの解放~そして現実のみを信じる3ステップ|ヒーリング・スピリチュアル | ココナラ

スポンサード リンク







コメントの投稿

非公開コメント

sidetitle最新記事sidetitle
《最近7日間の人気順位》
~ランキング全体をみる~
~ランキング全体をみる~

sidetitle最新コメントsidetitle
sidetitle全記事表示リンクsidetitle
過去の記事はこちらから↓

全ての記事を表示する

sidetitleブログ紹介sidetitle
☆~新刊⌒☆
☆ちゃん見るシリーズ☆


好評発売中


アルファポリス
第2回エッセイ・ブログ大賞
特別賞『タオに生きる』 pao
WebコンテンツPickUP!タオに生きる
【 エッセイ・日記・blog > blog 】
老子の教えに学ぶ
老子のいう「タオに生きる」ということはどういうことなのか。さまざまなアプローチから、自らの考えや学んだこと、思ったことが綴られています。心をやすめ、身体をやすめ、穏やかで落ち着いた生活をしたい……そう願う人たちにとって、ヒントに溢れたブログです。


ez-HTML





PRR
sidetitle月別アーカイブsidetitle
sidetitleカレンダーsidetitle
11 | 2016/12 | 01
- - - - 1 2 3
4 5 6 7 8 9 10
11 12 13 14 15 16 17
18 19 20 21 22 23 24
25 26 27 28 29 30 31
sidetitleにほんブログ村sidetitle
sidetitleお世話になってますsidetitle
※FC2ブログのリンクですが、なるべくblogpeopleのリンクをお願いしています(右サイドのお友達リンク)
このブログをリンクに追加する
sidetitleスポンサード リンクsidetitle
sidetitleアクセス情報sidetitle
sidetitleジャンル・ランキングsidetitle
[ジャンルランキング]
心と身体
48位
アクセスランキングを見る>>

[サブジャンルランキング]
スピリチュアル
16位
アクセスランキングを見る>>

sidetitle検索フォームsidetitle


もう一つの「タオに生きる」カテゴリー別
Screen Shot_30p ※徐々に更新しています
タオに生きる(人間関係)
タオに生きる(アドバイタ関連)
タオに生きる(YouTube#1)
タオに生きる(YouTube#2)


[上位タグ20]
感情、莊子、思考、怒り、罪悪感、老子、いまここ、人間関係、バイロン・ケイティ、交流分析、タオ、エックハルト・トール、ありのまま、許す、YouTube、老荘思想のコラム連載、不安、過去、無為、OSHO

sidetitleRSSリンクの表示sidetitle
sidetitleアクセスランキングsidetitle
訪問いただいているサイト
(週間 木曜日リセット)
※こちらでタイトルを入れさせてもらっていますが、出したくないとか変更したいという方はご連絡下さい。

sidetitleカテゴリsidetitle
カテゴリーを追加し整理しました。 バイロン・ケイティ、エックハルト・トール、ガンガジ、ムージ、OSHO
sidetitleQRコードsidetitle
QRコード
sidetitleお友達リンクsidetitle
FX