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抵抗ゼロの進み方

なにかをやろうとするとき、効率化、合理化を突き進めようと思うと、一直線に進もうとしてしまいます。

ゴールまでの最短距離はそこに向けて引いた直線です。
効率を第一に考えれば、直線で進むことこそが最良の道ということになります。

しかし、たとえば自然の川は直線ではありません。
地図を見ればわかるように、山から海に向かって一直線に伸びている川などありませんね。

それは、川の都合で出来上がったのではなく、そこにある自然、地形にあわせて水が流れた結果出来上がった自然のルートだからです。

水辺の風景


つまり進み方には、2つの両極があることになります。

1)1つは最も効率的であることを目指す直線を進む方法。
2)もう片方は、最も抵抗を少なく自然に合わせる進み方です。

これらは、どちらか片方が正しいというものではないし、片方ばかりにこだわるのがいいとは限りません。

1の利点は、最も無駄なく目的に向かうところです。多くの場合かかる時間も最短になります。

1の欠点は抵抗が生じるということです。先程の自然の川に例えれば、人工的な運河をつくるようなイメージです。

運河の道筋は、最も目的にあったルートを取れますが、そこに横たわっている自然は破壊し、押しつぶして進むことになります。
そこには抵抗が常につきまとうし、周りの自然との調和も損なわれがちで、不自然さを感じてしまいます。

2の進み方の欠点は、1とは逆に行きたい方向に進むのに、そこらじゅうで迂回する可能性があるということです。時にはこちらの都合とは関係なしに待たされることがあるかもしれません。

しかし、その利点は抵抗がないということです。
究極的には、抵抗ゼロでゴールにたどり着くかもしれません。
そうなると、まさに老子が語るように、何もしないでも、いつの間にか成し遂げているという行き方になります。

今の私たちは、多分に1の進み方に毒されています。

最短距離を進むことが最良の方法であり、それの派生として、誰よりも早く成し遂げることが素晴らしいことだと思い込むようになります。

また抵抗を克服することこそが、りっぱで褒め称えるべき生き方であるように傾きすぎているところがあります。

しかし、抵抗なしに進めるなら、それを利用しない手はありません。
困難の末に勝ち得たものの方がより価値があると考えるのも、時と場合によるのだということを忘れてはなりません。

そして本当の意味で合理的なのは、両者のバランスをとることです。
2のほうがふさわしいときに、強引に1のやり方で強引に進めようとしないことです。
ただ待つしかないときは、ほかのことに時間を使うほうが得策ですから。

目の前に気になることがあるとき、それが嬉しいことでも、嫌なことでも、それが片付かないと何も進めないと思ってしまうことがあります。

緊急度を必要以上に高く考えてしまうです。

ですが今までに同じようなことがなかったか、思い出してみてください。
あとで振り返れば、それほどの緊急性はなかったことに気がついたのではないですか。
どんな時でもほかにも、やらずに済ませられないことはあるものです。

適度なスリルは楽しいかもしれませんが、常に刺激を探しているとしたら、特定の何かに向き合うことを避けてるためという場合もあります。
そして麻痺してしまうと、どの程度がいいバランスなのかを見失ってしまうのです。

少々遠回りしてもいいなら、もう少し抵抗の少ないやり方もあるものです。
遠回りも時にはいいものです。それが証拠に直線ばかり進んでいると、意味の無い無駄なことをしたくなるものです。

また、皮肉にも、抵抗をなくせる道だと思って、新しい抵抗に飛び込んでいる場合もあるのす。

見直すなかで、もっと抵抗を減らしたってよかったのかも知れないと気がつくものです。その状態を享受することを自分に許すかどうかだけなのです。

人はドラマのように、何かのきっかけで画期的に変わるとは限りません。
今日のひとつの選択が、少しだけあなたを変えています。
変わらないままではいられないのです。

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