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感情そのものになってみる

怒っているハート


感情とか欲求というものは、時としてコントロールできない厄介なものになってしまいます。

感情的になっている相手を扱うのもなかなか難しいものです。

ところで、私たちはふつうこういった感情や欲求を扱うときに、感情と感じる人、欲求と欲求を感じる人、というように分けて考えるのではないでしょうか。

それが当たり前のようになっていますが、本当に感じる人が感情とは独立して存在するものでしょうか?
実はそのように考える習慣がついているだけではないでしょうか。

つまり、怒りなら怒りという情動がそこにあるだけで、あとから怒っている人という存在、人格を作り出しこじつけているだけかもしれません。

実際、怒っている人に対して、その主体があると考えて人格にばかり働きかけても、怒りそのものが収まらない限り解決はしないでしょう。

怒ってはいけない理由を人からいくら聞かされても、怒りは収まりません。

怒りという情動そのものが完結しなければ、怒っている人自体は何もできないのです。

その意味ではたとえば、小さな子どもや赤ちゃんを相手にするときはどうでしょう。

私たちは赤ちゃんの人格をあまり考えません。

いまこの子は怒っているとか、泣いている赤ちゃんがそこにいるというように、なんとなく人格面をあまり切り離さずに扱っていないでしょうか。

そのとき、怒りや悲しみそのものがそこに存在している、という表現に近いのです。

大人になるにつれ、主体である人と感情そのものを切り離して考えるよになりますが、はたして怒っている人というものが独立して存在できるものかどうか、考えてみると面白いと思います。

そして、相手が他人の場合は、まだ切り離さずに扱うこともできますが、もっと難しいのは自分自身の感情と、それを感じている私という分離をなくすということです。

怒りそのものが時間とともに治まってきても、怒っている私を考え出すと、せっかく治まりかけたのに、再び怒りに火をつけるようなことになったりします。

不安や恐れという感情などは、自分がその不安や恐れそのものになってしまえば、あんがいそれほど怖いものではなくなってしまうものです。

不安を感じている自分というものを切り離している限り、同じ不安がなんどもよみがえってくることになるのです。

自分自身が感情そのものになってしまう。
感じる人を作り出さないでいる。

試してみてはいkがでしょう。

ハート3



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感情そのものに…

こんにちは。
いつも楽しみに拝見しています。

「感情そのものになってみる」

この言葉を時々本などで見かけるのですが、今ひとつよく分かりません。
どちらかと言えばわたしも感情を切り離して蓋をして生きてきた方だと思います。
たぶんそのせいだと思うのですが、とある人、とある場面に遭遇すると、恐れなのか怒りなのか形容しがたい感情が沸き上がります。

感情そのものになる、ということについて、何かヒントでもいただければと思います。
よろしくお願いします。

Re: 感情そのものに…

> こんにちは。
> いつも楽しみに拝見しています。
>
> 「感情そのものになってみる」
>
> この言葉を時々本などで見かけるのですが、今ひとつよく分かりません。
> どちらかと言えばわたしも感情を切り離して蓋をして生きてきた方だと思います。
> たぶんそのせいだと思うのですが、とある人、とある場面に遭遇すると、恐れなのか怒りなのか形容しがたい感情が沸き上がります。
>
> 感情そのものになる、ということについて、何かヒントでもいただければと思います。
> よろしくお願いします。

たとえば、なぜかはわからないけれど「悲しい」気分になったとします。
最初はそれを言葉にできません。
なにかわからないけれど気分が変わったような感じを漠然と感じ取ったのです。

やがてこれはなんだろうと記憶をたどり、悲しい気分という名前や出来事と結びつけようとします。
あるいは、「今見た○○が悲しみをもたらしたのだ。あれを見て今私は悲しい気分になっているんだ。」
というように説明を試みるのです。

こうして、感情そのものだった自分は、徐々にそれを感じている「私」に切り替わっていきます。
こうして悲しみは、それを感じている自分と、あたかも対象物のような「悲しみという感情」に分離します。
もはや「悲しみ」ではなく、それ感じている「私」に切り替わっているのです。

感情とそれを感じている「私」が分離してしまうと、
「悲しい私」はそれなりの反応をしなければならない。
悲しいのは嫌いだ。悲しい気分になることから逃れたい。
悲しい気分にさせた「あれ」がいけないのだ、あれを排除しよう。
などなど考え出して、それが問題を作り出すのです。

「悲しみ」そのものでいたときは、何も問題などなかったのです。

もしかすると「快的な感情」「不快な感情」というのも、思考が作り出しているだけかもしれません。
あとからそのような意味付けをしてしまったからです。
いつも心地いいだけの気分が続いていたら、生きていると感じられるでしょうか。
それでは「機械のようにひたすら同じことを繰り返すこと」になってしまいます。
これ以外のもの変化があることが、生きているという証拠ではないでしょうか。
それには「不快な感情」にも存在する意義があり、それは排除しないで十分に味わう必要があります。
「私」が介入しないで「悲しみ」そのものになれたとき、それはやがて消え去ります。
途中で「私」が介入してきたとき、あとに残る問題が生じてくるのです。





Re: 感情そのものに…

とてもよく分かりました。

「こんなことさえなければ・・・」とか、「この人さえいなければ・・・」と思うことがよくありますが、これが「不快の対象を排除」しようとしているのですね。

これからは感情そのものになるよう心がけて、快適も不快も味わえるような人間を目指したいと思います。

本当にありがとうございました。
これからもブログを楽しみにしています。
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