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犯人を作り出さない~わたしの中の怒り


不機嫌・怒る


一般にだれかが間違っていると思うとき、

わたしの中には、いろんな思いが渦巻いています。

少なくとも犯人捜しをしたがるときには、「怒り」があります。

その原因が、だれにあるのか、

わたしにあるのか、相手にあるのか、それとも他のだれかや社会にあるのか、

ほとんどの場合、だれかひとりの責任ということはないし、

わたしの中にも、責任の一端があることはうすうす気づいています。

自分の責任を認めたくなくて、相手のせいにしたがるのが「投射」という防衛機制です。

これが働くとき、わたしの方にはいろんな事情がありますが、相手に対しては、そうは思いません。

相手は、単純で、一つの考え方しかできない存在だと見てしまうのです。

いろんな感情を持つ人としてみないで、単なる1つの反応をする1つの対象になってしまいます。

「あいつは、そういう考え方しかしないやつなんだ」

怒る主婦1


そんなとき、わたしは、

「あいつがきらい」

だと感じます。

その人が言っていることは

「まったく理解できない」

と感じます。

「どうしてそんな考え方が出来るの?」

「どうして『わたしが』考えるように思えないのだろう?」

そこでは『わたし』が考える基準が厳然と存在するのです。

ですから、もしわたしが『わたし』が考える基準に違反したら、同じように厳しく非難することになります。

わたしの中に、それを許さない自分がいるのです。

そして、それを相手にも適用します。

わたしが自分に許さないのと同じように、相手もそのようであってはならないのです。

わたしが「ダメだと思ってやっていないことを、平気でやってしまう」相手が許せない。

しかし、わたしの考えが、もしかしたら絶対ではないと思えるときが来たら、

わたしが、わたしに厳しく禁止していることに気がついたら、

実は、わたしの中にも彼のように自由に振る舞いたいと感じている自分がいることに気がついたら、

そのとき、わたしはその束縛から解放されます。

そして、わたしが自分を束縛しなくなれば、

相手を批判する自分もいなくなります。

相手の行動を許せるし、わたしが同じことをするのも許せるようになります。

女の子腕組み


自然災害のような、誰にも怒りを向けられないものに直面したとき、やり場のない怒りを、誰かに向けたくなるのです。

そんなとき、標的をさがすのは、わたしの中のうまく制御できないでいる自分なのです。

わたしの中で、普段から葛藤を起こしている部分、

「こんなことではダメだ!」と叱る自分と、

「そんなこと知るか!」と言いたいけれど押さえつけられている自分が

葛藤を起こしています。

怒りを爆発させている時は、この葛藤を無視して暴走します。

このときとばかり、自分以外の人に怒りをぶつけたくなるのです。

まずは、自分を許すこと。

それによって、まわりの人を犯人にしようとしたがる自分も消えていきます。

それでも、あまりにも理不尽な出来事による怒りは、許すことを拒絶します。

ですから、ものによっては時間がかかるかもしれません。

しかし、

いつかは、

自分を許さないと、

永遠に犯人を作り続けなければなりません。

犯人を持ち続けるということは、おそらくその相手には何も影響を与えないけれど、自分自身に対しては攻撃の手を緩めません。

胃潰瘍になったり、血圧を上げたくなければ、犯人を作らないことです。

相手を攻撃する絵を思い浮かべる時、実は自分自身の身体にもダメージを与えているのです。

それを終わらせたければ、いつかは怒り続けるわたしに「さよなら」を言わないといけないのです。

そして「犯人を作らなくなったわたし」には、青空が戻ってきます。

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No title

いつも拝見させて頂いています。
初めてのコメントです

心のなかで
相手を責めたり、否定したり、イライラしてしまう事は、
自分自身に許していない事だというのが本当に身にしみて感じられます。
人付き合いは下手なので、それを口にはだしませんが、
周りに対して冷めた態度を取ってしまっていると思います。
人は人で、人の考えを尊重しようこころがけても、気がつけば否定している自分がいます。
そして孤立していきます。
自分自身に許せないことが多すぎて人を認めれなくなってきています

ただ、自分の事だけ優先して、なにもかも自分に対して好き放題自由にやっている人は、周りに対しても寛容で、その結果慕われるということに憤りを感じる自分もいます

やはり尊重する気がないのでしょうか

そうやって人を責める自分が嫌です。

自分にだけ厳しくありたいのです

いつか自分を許せる日がくるでしょうか


矛盾したまとまらない文章でもうしわけありません。


Re: No title

> いつも拝見させて頂いています。
> 初めてのコメントです
>
> 心のなかで
> 相手を責めたり、否定したり、イライラしてしまう事は、
> 自分自身に許していない事だというのが本当に身にしみて感じられます。
> 人付き合いは下手なので、それを口にはだしませんが、
> 周りに対して冷めた態度を取ってしまっていると思います。
> 人は人で、人の考えを尊重しようこころがけても、気がつけば否定している自分がいます。
> そして孤立していきます。
> 自分自身に許せないことが多すぎて人を認めれなくなってきています
>
> ただ、自分の事だけ優先して、なにもかも自分に対して好き放題自由にやっている人は、周りに対しても寛容で、その結果慕われるということに憤りを感じる自分もいます
>
> やはり尊重する気がないのでしょうか
>
> そうやって人を責める自分が嫌です。
>
> 自分にだけ厳しくありたいのです
>
> いつか自分を許せる日がくるでしょうか
>
>
> 矛盾したまとまらない文章でもうしわけありません。

メッセージありがとうございます。
拝見していて感じたことを少し書いてみます。

ひとまず誰であろうと何かの行為に対して、いいとか悪いとかいう判断を忘れてみたらどうでしょう。
そして、ただ自分のやっていることだけを、これも評価せずにありのままにただ見守ってみます。
自分の行為に対して、これは良かったとか、まずかったとか思うでしょうが、思ってもいいから
ただそのようにしている自分を眺めて、そういう自分がいることを無条件に受取ります。

ポイントは2点、
1.自分以外の他人ことは一切見ないでやり過ごします。
2.自分のことに関しても、どうせ無理しないと許せないのなら、許そうと思わなくてもいいですから
「ただやっていることをそのまま眺めているだけ」というのを実践します。

今までのやり方では、いつまでも同じことが繰り返されると感じるのなら、騙されたと思って、
何も考えずにこれをやってみてください。

これを続けていれば、何かを許可したり、裁いたりするということに対して、違った見方が生まれてきます。

だれも人を裁くことなどできないこと、自分も本当は人を裁いたりできないし、誰かが自分を裁くことも本当には出来ないことが分かってきます。

そうなれば、人を非難したくなったり、人のやり方が気に入らないということが少なくなってきます。
また同時に、誰かが自分のことを批判しようとしていると感じることもなくなってきます。

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