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関係性の中の鏡

「わたしは~な人間です」

こんな風に自分のことを表現することってありますね。

「いや私はそんな事考えもしない」と言われる方もいらっしゃるかもしれませんが、あえて考えなくても、人はいくつもの自分に対するイメージを抱えているものです。

しかし、このような固定したかたちで表現される自分とは、実はありのままの自分とは、かなり隔たりがあると思っておいた方がいいでしょう。

固定したと表現したのは、ありのままの自分とは、本来他者との関係性の中で現れてくる動的なものであるということです。

あらかじめ準備された自己の描写とは違って、相手によって、あるいは時と場所によって変化する動的な自分を捉えなければ、ありのままの自分は捕まえられないでしょう。

一瞬一瞬変化するのがあなた自身なのですから、それを捉えるのは、人との関係の中で見なければなりません。

ですから、関係性こそがあなたを映し出す鏡です。

鏡の中の女性


たとえば、あなたが誰かと会って話をするために、いろいろ会話を予想して想定した流れを思い浮かべておくとします。

しかし、実際にその人とあって話を始めてみたら、ぜんぜん想定した流れにはならず、まったく思っていなかったやりとりになってしまうかもしれません。

こんなとき、準備した話が出来なかったことを、どのように捉えるでしょうか?

多くの場合、「相手が予想外の人だった」と考えるか「準備していたことをうまく表現出来なかった」というように考えます。

相手の問題か、自分の問題かは別れるにしても、本当は想定した会話ができたはずだったと考えがちなのです。

予想通りできたかどうかは置いておくとしても、想定していた表現をする自分が、本来の自分だと思っている点に注目してください。

しかし、だとすると実際にかわされた会話とはいったい何だったのでしょう?

実は、こちらこそがありのままの自分ではないのでしょうか。

思うように表現出来なかったけれど、その相手との出会いでは、起きたように行動するのが、ありのままの自分だったと認めなければなりません。

そのような自分は、たまたま現れた仮の自分にすぎないと思っていたのでは、いつまでたっても「ありのままの自分」など見いだせないでしょう。

関係性の中で現れてくる鏡に映し出されたものこそが、本来の自分だと受け入れた時にこそ、自我が創り上げた幻想の世界から抜けだして、条件付けられていない自己を発見する可能性が出てきます。

関係性の中に現れた自分は、思いもしないものだったり、受け入れたくない自分だったり、自分だと認めたくない行動を取る自分だったりするかもしれません。

それを振り返れば、自我がどのような自分を期待し想定しているのかが見えてきます。

よく知っている世界に住む自分のままで落ち着きたいと思うのが普通です。

あえて関係性の中で現れたありのままの自分をとらえようとしなければ、また昨日までと同じ世界が待っていてくれます。

しかし期待している自分を自分だと思っている限り、条件付けられた世界から抜け出すことはできないのです。

それで満足できているのならいいのですが、置き去りにされた「ありのままの自分」は、決していつまでもおとなしいままではいてくれません。

ですから何か自分を生きている気がしないと思う気持ちが、いつまでも解決できないのです。

ありのままの自分を捉えることは、ことば遊びではありません。

作られた自分に合わせようとして、自分の言動を常にチェックし、バレないようにビクビクしながら生きていくという、エネルギーの無駄遣いをやめる唯一の方法です。

ストレスを発散したくなって、様々なお金と時間を費やす必要がなくなる、嘘のような方法でもあるのです。

関係性の中で鏡に映し出される本当の自分を、もういちど見なおしてみたいものです。


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