« ホーム »

いまを振り返る季節

暑い夏、毎年暑さは厳しくなっているかのようです。

異常気象という言葉が毎年言われると、何が正常なのかわからなくなります。

夏が終わり寒い冬が来るその中間に、過ごしやすい季節である秋があります。

秋は、夏や冬と比べて、暑くもなく寒くもなく、そういう意味では余り個性を主張しない。

そのせいか何となく過ごしているうちに、冬が来てやっと季節を感じるという鈍感さ。

そんなぼんやりした季節は、夏や冬がどこか戦いを感じさせるのに対して、何もない平凡な日々をイメージします。

林の中の川


ハレの日とケの日という言葉があります。

ハレ(晴れ)の日は、晴れ着という言葉があるように、非日常のお祝いやお祭りの日の意味で、ケの日はなにもない平凡な日常のことです。

一生に一度のお祝い事や、年に一度のお祭りなど、ハレの日はハッキリしたイベントであり、強烈な主張があります。

年に一度のお祭りごとを生きがいに、その他の日々はその準備のように暮らすとまでいう行事もあるようです。

しかし、それではハレの日だけあれば良いかというとそういうものではありません。

毎日がハレの日では、それはケの日に過ぎなくなってしまうでしょう。

また、忘れてはいけないのは、私たちが実際に過ごすのは、ほとんどがケの日だと言うことです。

つまりケの日をいかに充実して過ごすかが重要であり、ハレの日はその区切りとして存在してこそ意味を持つでしょう。

ところが派手さのない、平凡で個性を主張しないケの日は、現代のような刺激の多い社会に生きていると、つまらないどうでもいい日であったり、ハレの日の準備のための捨て駒のように扱われてしまいます。

その結果、毎日をハレの日にしたくなり、平凡さを嫌って戦いを日常に持ち込みたくなる。

何かの目標を立てて、それに突き進む日々こそ生きがいだと言いたくなるわけです。

しかしケの日をハレの日のように仕立てようとすると、根っこを失ってしまいます。

何もない日こそが、私たちが実際にほとんどを過ごしている日々なのです。

そこに目標のために生きることを持ち込めば、いまここを生きることが失われます。

生きがいは、未来のために生きることになり、今起きていることは無視して、過去の自分の蓄積だけで生きようとします。

自分が生きたと感じられるのは、将来の目標に到達するときであり、それまでは生きることをやめてしまう。

いまを感じることはどこかに隠れてしまって、未来に生かすために過去を振り返るだけの日々になってしまうのです。

対立


戦いは刺激的でエキサイティングで、その高揚感だけで生きがいを感じると勘違いするけれど、いまに結びついていない自分をいくら生きても、どこか根無し草である感じをぬぐえないのです。

毎日がハレの日であることはありえない。
そうわかっていても、ケの日がつまらないから刺激を求める。

そうではなく、この一見平凡な日をいかに自分のものにできるかこそが重要であるのは明らかなのです。

春や秋が厳しい夏と冬に備える為だけの日であっていいのだろうか。

そんなことを思いながら、気持ちのいい青空のこの秋の日を過ごしてみたいと思うのでした。

気に入っていただけたらワンクリック ⇒  人気ブログランキングへ

Facebookページ:→ 『人生を変える「いいね!」セッション』
関連記事

ACR WEBブログパーツ

テーマ : 幸せになる考え方
ジャンル : 心と身体


にほんブログ村 メンタルヘルスブログへ にほんブログ村 メンタルヘルスブログ 癒し・ヒーリングへ


現実とあなた自身のずれがなくなるほど、あなたは無理している自分を発見できるでしょう・・・
思考と感情からの解放~そして現実のみを信じる3ステップ|ヒーリング・スピリチュアル | ココナラ

スポンサード リンク







コメントの投稿

非公開コメント

日々平凡

忘れてはいけないのは、私たちが実際に過ごすのは、
ほとんどがケの日だと言うことです


忘れがちなことですが、まさに仰せのとおりですね
特別な日が来るのではとの期待がありますが、
実際は、何もない日が、淡々と続いているのでしょう

凡事徹底、当たり前のこと、目の前のことを粛々と
ということでしょうか

ありがとうございます

こんにちは(^^)

考えてみると、日本には、四季があるので、
気持ちにメリハリもついて、良いのでしょうね。
私は、寒い冬が苦手で、どんなに暑くても夏が好きなんです。
でも、春が、一番気持ちが高揚している気がするんですよね。
夏を楽しむための準備をしている時が楽しいんです。

ハレの日のためにケの日をどう過ごすか、それが大切
なんだな~、という事をあらためて感じました^^

No title

ごく普通に頭に浮かぶこと、
真剣に考えることはない。
それを改めて題にして問題提示されると、
ふ-む結構胸が苦しくなる。
私は深く考えないたちなので、
ツレに記事の内容を振っています。

管理人のみ閲覧できます

このコメントは管理人のみ閲覧できます
sidetitle最新記事sidetitle
《最近7日間の人気順位》
~ランキング全体をみる~
~ランキング全体をみる~

sidetitle最新コメントsidetitle
sidetitle全記事表示リンクsidetitle
過去の記事はこちらから↓

全ての記事を表示する

sidetitleブログ紹介sidetitle
☆~新刊⌒☆
☆ちゃん見るシリーズ☆


好評発売中


アルファポリス
第2回エッセイ・ブログ大賞
特別賞『タオに生きる』 pao
WebコンテンツPickUP!タオに生きる
【 エッセイ・日記・blog > blog 】
老子の教えに学ぶ
老子のいう「タオに生きる」ということはどういうことなのか。さまざまなアプローチから、自らの考えや学んだこと、思ったことが綴られています。心をやすめ、身体をやすめ、穏やかで落ち着いた生活をしたい……そう願う人たちにとって、ヒントに溢れたブログです。


ez-HTML





PRR
sidetitle月別アーカイブsidetitle
sidetitleカレンダーsidetitle
09 | 2017/10 | 11
1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30 31 - - - -
sidetitleにほんブログ村sidetitle
sidetitleスポンサード リンクsidetitle
sidetitleメール心理相談sidetitle
メールを利用して1,000円/週で心理相談を受け付けています。
詳しくは下記から「どういう内容か知りたい。」旨のメッセージをお送りください。





アクセスカウンター
アクセスカウンター
アクセスカウンター
ブランド買取優良店***word-2******word-3******word-4******word-5******word-6******word-7******word-8******word-9***


このエントリーをはてなブックマークに追加

sidetitleジャンル・ランキングsidetitle
[ジャンルランキング]
心と身体
53位
アクセスランキングを見る>>

[サブジャンルランキング]
スピリチュアル
15位
アクセスランキングを見る>>

sidetitle検索フォームsidetitle


もう一つの「タオに生きる」カテゴリー別
Screen Shot_30p ※徐々に更新しています
タオに生きる(人間関係)
タオに生きる(アドバイタ関連)
タオに生きる(YouTube#1)
タオに生きる(YouTube#2)


[上位タグ20]
感情、莊子、思考、怒り、罪悪感、老子、いまここ、人間関係、バイロン・ケイティ、交流分析、タオ、エックハルト・トール、ありのまま、許す、YouTube、老荘思想のコラム連載、不安、過去、無為、OSHO

sidetitleRSSリンクの表示sidetitle
sidetitleアクセスランキングsidetitle
訪問いただいているサイト
(週間 木曜日リセット)
※こちらでタイトルを入れさせてもらっていますが、出したくないとか変更したいという方はご連絡下さい。

sidetitleカテゴリsidetitle
カテゴリーを追加し整理しました。 バイロン・ケイティ、エックハルト・トール、ガンガジ、ムージ、OSHO
sidetitleQRコードsidetitle
QRコード
FX