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良寛戒語(3)

坊主

引き続き、禅僧である良寛さんの戒語を紹介して、その言葉の心理を覗いてみましょう。

・人を嫉む(ねたむ)ことを言う

ねたむというのは、相手の優位さを感じているけれど認めたくない、そのためにせめて相手をおとしめることを考えて言ってみたいという心理でしょうか。

問題があるとすれば事実を歪めている部分です

まずは「相手の優位さを感じている」ことを認めなければなりません。

同じ土俵で競争して自分の負けを認めたくないのでしょうが、それを認めないために事実を歪めなければならず、さらにはそれにつじつまを合わせるために余計な神経を使わないといけなくなるのです。

認めるのは辛くても、一度相手の勝ちを認めて、その悔しさを感じてしまえば、感情は完結します。
そうすれば先に進めることを考える気にもなるのですが、認めたくないと思い続けることで負ける前の段階で時間が止まってしまうのです。

いつまでも変わらないままの不愉快さが、あなたの活気を奪ってしまうから、嫉妬という歪んだかたちでエネルギーを発散しようとするのですが、いくらやっても負けを認めない限り自分はだませませんから完結することがないのです。

少々嫌でも、やるべきことは事実を受け入れることです。
それは思うほど辛いことではなくて、あっさり認めて先に進めば今の出来事が忙しくなってすぐに忘れてしまうものです。

それと毎回勝とうだとか、狙ったものは必ず手に入れないといけないなどと思わないことです。
一定の割合で負けると受け入れてしまえば、ずっと気軽にトライできるようになります。
負けを知らない人ほど、出来ない事に挑み続けて自滅してしまいます。

・人に腹立たすことを言う

相手が腹を立てるのを見たい人は、その人自身が自分で腹立たしさを抱えていて、やり切れないと思っているものです。

たとえ相手が腹を立てたとしても、それによって自分の問題はひとつも解決しないことに気づかなければなりません。

人の気に障ることを探す名人になっても、自分にはいいことは何もないと思って、もっと自分を大切にすることに力を使うべきなのです。

・人を見限ることを言う

余計なお世話です。
相手がそれを気にしない限り何も力は持ちません。
相手をおとしめることでしか自分を認められないことが問題です。
おまけに、それを続けることで、自分の見限り方もうまくなってしまうでしょう。

・行き過ぎたことを言う

大袈裟に言うという意味ですが、何でも大げさにしたいのは注目を集めたいということから来るのかも知れません。
人の手を借りずに、自分で自分のことをもっと評価することを考えた方がいいでしょう。

・まぎらかしことを言う

まぎらわしいことを言って事態を混乱させておもしろがる傾向があるなら、もっと素直に自分の喜ぶことを探した方がいいでしょう。
本当に欲しいものが何なのか自分に正直に認めるべきなのです。

・よそごとを言う

他人の事を言いたがるのは、自分に向き合うのを避ける手段になることがあります。
自分のことでは余裕があって他人事を話している人と、自分のことが見るに堪えなくてそうしている人は、見ていればはっきり区別できるものです。

いずれにしろ、向き合うべきことから逃げないことです。

・逃げごとを言う

これは自分の手に負えないことをあれこれ言って、出来ない言い訳をするといった意味でしょうか。

出来ない理由を他の人が共感してくれれば、ほっとするというのは自分の判断に自信が持てないということです。
その依存性と共に、逃げることが余計に対象を怖いものにしてしまうことを知る必要があります。

怖がっている対象とは、そのもの自体の怖さと言うよりも作られた恐怖であることがほとんどです。
その場合は、立ち向かう気になりさえすれば、怖さは消えて、ただ取り組む相手のことがそのまま見えてきます。


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