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いつもいまが最高!

最初にケン・ウイルバーのホロンについての記述を引用します。

コスモスのあらゆるものは、アーサー・ケストラーの言うホロンである。ホロンとは、それ自身、全体であると同時に、何か別の全体の部分であるもののことである。

原子はそれ自体、全体である。しかし分子の部分である。分子はそれ自身、全体である。しかし細胞の部分である。かくして部分・全体を一つとした単位、すなわちホロンは、通常のヒエラルキーをなし、その全体性を増大させていく。

こうした理由により、ケストラーは、通常のヒエラルキーをホロン階層と呼んだ。

これはまったく正しい。進化のすべてのプロセスは、階層化(ホロン階層化)によって進行する。それぞれの次元は、先行する次元を全体として超越し、その部分として包括するからである。

かくして、ある段階は後続する段階の部分であり、それが無限に続く。コスモスは、包括-包容のやむことのないプロセスなのである。

統合心理学への道―「知」の眼から「観想」の眼へ
ケン ウィルバー / 春秋社 / 2004-04



少し難しめの文章ですが、この「ホロン」という言葉、ワクワクしてきませんか。

部分はそれ自身で全体を持っているのです。

※部分が全体で全体が部分といえば、華厳経とかホログラフを思い浮かべる方もいらっしゃるかもしれません。

それはともかく、「ホロン」で自由に想像を遊ばせてみましょう。

たとえば、私たちの「いま」の存在は、今までの自分のすべてを含んでいます。

いまの自分は、過去のどの自分をも含んだいままでの最高の存在なのです。



そしてそれを使うのはいつでしょうか。

いまここでこそ充分に味わうべきものですよね。

ところが、私たちは、いまよりも未来に目が向きがちです。

「将来のある時点で、理想の自分が完成する。それまでは、そのための準備の時間である。」

とでもいうような発想が支配的です。

「将来の準備をきちんと出来る人が優れた人で、いまの自分に満足してしまうことは禁ずべきこと」

のような錯覚を抱きかねません。

しかし、私たちを「ホロン」で考えれば、どの時点においても過去のすべてを包括した存在であるわけです。

将来においては、その時点のホロンが存在するでしょうが、それまで待たなければならない理由などないわけです。

いま自分が持っているものは、いまのホロンであり、それ以外を利用することは出来ません。

そして、それを活用できるのも、いましかないのです。

なぜ未来を待つ必要があるのでしょう。

いま使わずにいつ使うというのでしょう。

「行動こそが大事」だとか、いちいちうるさく言わなくても、

いまを生きていれば、いまの自分が行動する以外に何があるでしょう。



ダ・ビンチは、あなたの最高傑作は?と聞かれてこう答えました。

「レオナルド・ダ・ビンチ」

あなたは、いつも「いままでの最高傑作」なのです。

自分で予想している以上に、それは使えば使うほど、気づいていなかった力を発揮するようになるでしょう。

思わぬ力を発見できるのは、準備など忘れて無心にやっているときではないですか。

それをいま発揮せずに、未来の準備に使うなどつまらない。

いまそれを使わなければ、それをベースにした新しいホロンも生まれないのですから。

いつもいまが最高!




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同感です!

いまの自分は、過去のどの自分をも含んだいままでの
最高の存在

まったくもって同感です

自分を観つめれば観つめるほど
腑に落ちてくるような気がしております


ありがとうございます

ほんとにそうですよね^^

学生時代、原子物理学をやっていた友人が原子や分子を探求していくと、神様というのか大きな存在を感じてしまうと言っていたことを思い出します^^

シリウス㈱さんのメビウスホロスコープも、過去と未来のエネルギーの交点が現在であるという考えのもとにホロスコープを進展させた独自の理論のもので、まさにハートを射抜かれ、その後、私はこっそり買ってしまいました(汗)
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