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「私こそごめんね」

「ごめんね」を言うことは、小さな子供にとっては自然なことでした。

子供達がけんかをして、「○○君がぶった!」といって母親の所に駆けつけます。
母親は「自分も悪かったんじゃないの、明日なかなおりしなさい」といって済ませるかもしれません。
あるいは別の母親は、自分の子をぶった子供の母親に文句を言いに行くかも知れません。

しかしそんな母親の行動とは関係なく、子供達はその日のうちにもう仲直りしているものです。
子供にとっては、いつまでも意地を張っているより、友達とまた遊べる方が大事だからです。そこでの許しはごく自然に簡単にできることでした。

しかし大人なるにつれ、このような自然な素直な許しというのが難しくなってきます。
これは、許し方を知らないからではなく、許さないというやり方を覚え、そちらの方が普通のやり方になってしまう点にあるのではないでしょうか。

子供達もやがては、かんしゃくを起こすことで人を操作できるものだと言うことを知ります。
そして自分が不当に扱われたと感じると、相手を罰したいが為だけに自分が苦しんでいることを相手に見せようとします。

「あなたのおかげでどんなに傷ついたかわかる?」

結局言いたいことはここに集約されるのですが、これによって相手を非難することで、自分のプライドを保つことを学習してくると、相手を許すことがどんどん難しくなってきます。

相手を非難している間、自分の素直な気持ちからすれば、いやな気持ちを持っているのです。
しかし「自分のプライドを保つことで自分を納得させる」という、少しゆがんだ方法を学習していくにつれ素直に許すことを選択するのが難しくなってきます。

大人になると子供と違って、「名誉」とか「不当な扱い」「許されない行為」等と言った言葉を使って本来の問題から外れた方向に焦点をすり替えてしまうために、本質はさらに見えなくなってしまうのです。

人によっては、「相手が先に謝ってくれれば許すのに」と考えているかも知れません。
しかしこれは、近しい間柄ならともかく、なかなか期待することは難しいでしょう。

なぜなら、自分を傷つけたと思っている、当の本人にはその自覚がないことも多いと考えられるからです。

そもそも相手の悪意で自分が傷ついたのか、自分が傷つけられても非難する相手を作ろうとしたのかは、なかなか区別が難しいと思います。

そんな自分から傷つく様なことをするはずはない、と思う方もいらっしゃるかも知れません。
しかし自分の関心を引くために習得した方法であれば、人は自分を傷つけることをも厭わないものです。

自分から「ごめんね」を言うかどうかは、自分で選択するしかありません。
スッキリしないままの人間関係を続けてもいいのなら、意地を張りとおすことも出来ます。
それも一つの選択ですが、人を許さずにいることは、自分をありのままにとらえることの大きな妨げになることも確かです。

どちらにしても、これが元で相手への恨みだけを増長させるような真似だけはやめたほうがいいです。

相手を恨むことは自分自身を恨むことに他ならないからです。

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わたしも「ごめんね。」といつも言う。
ありがとうと同じように好きな言葉だから(笑)^^
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