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自己批判というもの

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私たちは、まわりの人から批判されることを恐れています。
怖いのは他人からの批判であって、自分自身による批判のことなど考える必要はないかのように思いがちです。

しかし、現実に自分を傷つけるのは自己批判なのです。
いくらまわりの人から批判されようと、自分自身が批判を受け入れない人は傷つくことはありません。

またそれとは逆に、まわりの人は別に何も批判していないのに、自分が批判されているに違いないと感じる人もいます。
その人を批判しているのは、自己批判そのものなのです。

自己批判とは、批判が先にあると言うよりも、自分自身に価値があることを認められないことが先にあるのです。

自分のことが好きで、自分の存在に価値があることを実感できる人にとっては、他の人が自分を好いているか嫌っているかは、大した問題ではなくなります。

当然まわりからの批判なども、自分の信じる価値と対等に、客観的に比較できますから、それを恐れる必要などありません。
またそれよりも、他人から認められるかどうかが、自分の幸福を左右する度合いが低いので、批判されることを恐れる必要もないのです。

批判が必要だと思えば、それが他人だろうと、自分自身だろうと平等に判断することができるでしょう。

怒っているお父さん2        怒っているお母さん


一方で、他人からの評価が、自分自身への信頼や好き嫌いにすぐに結びついてしまう人たちは、批判を恐れるとともに、何もなくても自己批判を作り出してしまいます。
また、そのようなタイプの人たちは、同じように自分を批判したがる人たちとつながりを持ちやすいのです。

他の人を批判したり、嫌いであるのなら、その人やグループから遠ざかっていれば事は済みます。
しかし、批判の対象が自分自身である場合は、どこへの逃げるところがありません。

そのような場合、人は自己批判や他人の批判を適度に発散できる相手を探し求めます。

例えば、自己批判から、今の自分に向き合いたくないと思う人は、飲酒によってそれをごまかそうとするかもしれません。
酔っていれば、批判していてもそれがもたらす結果に寛容になれると思うからです。

そして、ひとりで飲んでいても物足りなさを感じれば、同じように飲酒で憂さ晴らしをしようとしている人たちのいる酒場にでかけます。
そこでは、自分の同士がいます。
実際にお互いをよく知らなくても、自己批判や他者批判をやりたがっているもの同士であることを、敏感に嗅ぎわけます。

最初は、共通の批判相手を槍玉にあげて、話が盛り上がります。
そのうち、決まったように自己批判が始まります。

「じつは、自分もそんな偉そうなことを言える人間ではないのだ」という話が始まります。
自分から、自己をおとしめることで相手の反応を伺います。
相手も同じような悩みを抱えているとわかると安心するのです。

こうして、自分ひとりではいたたまれない自己否定も、ひとときは受け入れられたような気になって過ごすことが出来ます。
もっとも、あとで何も事態は改善していないことに直面させられて、また嫌な気分に戻ってしまうわけですが。

不幸自慢や、病気自慢といったものも同じような背景から来るものなのでしょう。

根本的な改善を望むなら、自分自身への信頼を取り戻さなければなりません。
自分自身を好きになって、自分には価値があることを、他人を仲介せずに認められるようになればいいのです。

拍手


それには、批判をやめることです。
ちょっとしたことでも、批判することをできるだけ採用しないようにするのです。
それは、他人の批判でも、自分への批判でも同じことです。

よく、自分を他人からの批判から守るために、自分から先手を打って相手をたたこうとする人がいます。
しかし、いくら相手を打ちのめしたつもりになっても、相手がどう感じるかはその人次第です。
あなたがいくら正しいと感じていても、相手がどのように反応するかはあなたには決められないし、そのような権利もありません。

また、このような行動は、相手が特定されない批判を作り出しているのと同じです。
「とにかく誰かが悪い」のだから、自分がこんな嫌な気分になっているのだと言っているのです。

こうした批判を仕掛ける行為は、いずれ自分への批判となって返ってきます。
相手を痛烈に痛めつけるのがうまくなればなるほど、別の機会に自分を批判するときに、そのきつい批判を自分に向けることになっていくのです。

批判にしろ賞賛にしろ、誰が相手かはあまり関係ありません。

「いまのままの自分をどう扱うかが、そこに現れているのです。」笑顔OK女性


批判したくなるのは、今のままでは受け入れられないと言っているわけです。
それでは駄目だ、そんな人間は罰せられないといけないと言っているのです。
だから、当然自分を破壊するような行動を取るようになります。
だから、他人からの批判を無条件に信じやすくなるのです。

逆に、いまのままの自分を信頼し、好きだと感じられるなら、自分も他人も大切にするような行動を取るのが当たり前になります。
必要のない批判など、あえて作り出す必要を感じたりしないのです。
他人に対しても、あなた自身に対してもです。

ありのままの自分を受け入れて欲しいと思うなら、まずは自分自身で自分を受け入れなければなりません。
あれもこれも問題ばかりの自分かもしれませんが、そのままの自分でも受け入れられる価値があると、他人の言葉を借りずに認めることです。

他人がまず認めてくれるのを待つのは、順序が逆です。
それではいつまで待っても期待するときは来ないでしょう。

あなた自身がまず認めなければ、だれも認めてくれる人は現れません。
あなた自身が自分を受け入れている様子を感じたとき、他の人もそんなあなたを評価してくれるのです。

そして、それでこそ他人に依存しないで自分への信頼を持ち続けることができるのです。


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自分を好きに

仰せのとおり、批判は無用なのでしょうね

他人からの批判も、自分がどう受け留めるが
の問題のような気がします

そのまま ありのまま あるがまま
ですね

ありがとうございます Paoさん

Re: 自分を好きに

> 仰せのとおり、批判は無用なのでしょうね
>
> 他人からの批判も、自分がどう受け留めるが
> の問題のような気がします
>
> そのまま ありのまま あるがまま
> ですね
>
> ありがとうございます Paoさん

批判にこだわることは、その人の人格を形作ります。
それはもちろん、生産的な方向に向かうこともありますが、
自分には応えられないことにこだわれば、歪んだ人格を
創りだすことにもつながります。

自分が嫌いになるような不適当な批判には、関わらない決断が必要ですね。
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