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Yes&Noという生き方

自分をキュートだと行ってもらいたいルーシーは、誰かれ構わず聞いて回っています。
スヌーピーにも聞きに来ました。

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「キュートだと思うのなら片耳を上げて。思わないなら両方下げたままにして。」
「じゃあ、もう一度きくわよ。私をキュートだと思う?」
スヌーピーは片耳を折り曲げて上げました。
「わかってたわ。片方だけを採らしてもらうわ、そのYes&Noの返事のうち。」

スヌーピーの返事はYes、Noどちらとも取れる返事ですが、人間社会の常識に囚われて、ルーシーを喜ばせる返事をしたり、あるいはいじわるな返事をすることもなく、正直にどちらもありうることを示したのだ、とここでは考えておきます。

さて、YesかNoかを答える場面では、どのような返事が考えられるでしょう。
同じ答えでも、そこにはいくつかの違った意味合いが考えられるかと思います。

「Yes」と答える場合:
A.あなたの言うとおりですよ。賛成します。やりますよ。そちらが好きです。(言葉通りのYes)
B.どちらもあるけど、相手の期待にあわせて賛成しておこう。

「No」と答える場合:
A.それは違うと思う。賛成できない。そんなことはしたくない。そっちは嫌い。(文字通りのNo)
B.どちらもあるけれど、私の考えを主張しておくために反対しよう。

「どちらでもいい」と答える場合:
A.実際どちらもありうるから決めかねる。(言葉通りの意味)
B.ノーコメント。どちらに賛成しても、あとでやっかいだから保留しておこう。

微妙な意味合いを考えれば、他にも色いろあるかもしれませんが、言葉通りのAタイプの返事の他に、人間関係が絡んでの返答であるBタイプが考えられます。

Bタイプの返答は、場合によっては人間関係をこじれさせないためには必要な場合もありますが、自分への信頼感が充分でない場合には、他人に嫌われることの恐れから無理に自分の考えを押し殺すということにもなりかねません。

またAタイプの返答は、一見何の問題もないようですが、これにも注意しておきたいことがひとつあります。
それは、「今ここでの自分の考えはYes(あるいはNo)である」と言っているのだということです。
時と場所が変われば、自分の意見も変化する可能性があることを忘れないでいるということです。
しかし、多くの人はこれを嫌います。どちらかに固定するほうが楽だと思うからです。

言葉は自分の考えを整理したり、はっきり確認するのに役立つ反面、一度その言葉で表現してしまうと、自分の考えが固定されてしまって、他の可能性を切り捨てる危険性もはらんでいます。

ところで、スヌーピーの返答のように「Yes&No」という答えも考えられます。

これは、先程の「どちらでもいい」のBのように、恐れから来るものではなく、どちらの可能性もあることを積極的に受け入れるという考え方です。
今の自分が判断できることなど限界があること、どう頑張っても絶対的な正しさなどわからないことを認めた上での積極的な「Yes&No」の選択です。
自分はYes、Noどちらもとりうることを許可しておく考えです。

社会においては、一般的に「Yesor No」の返答を要求される場面がほとんどでしょうが、どちらかを答えたとしても、心のなかでは「Yes&No」を維持しておくことです。
どちらもありだと認めておけば、しっくり来ないまま、どちらかに決めてあとから悩んでしまうことも少なくなります。

「自分はYes派だから、そんなことは出来ない」、「その考えは魅力的だけど自分はNo派だから受け入れられない」といった悩みがなくなります。
自分には判断を下すことが出来ないからどちらかに決めないのですから、相手によって返答を気にして変化させる必要もなくなります。
どちらの答えにしようと、その時の優勢な方を選ぶだけのことですし、どちらを選んでも自分で後悔することもありません。

スヌーピーの場合も、ルーシーを気遣って返事を考えたり、仕返しを怖がって相手に取り入る必要もない、という立場から返答しているのだと考えられるわけです。

「Yes/No」をはっきり答えることが素晴らしいことだと考える文化もあります。
はっきりどちらの立場か表明することが、潔いという見方もあります。
しかし、決められないことまで、どちらかの立場に立つ必要はないわけです。

自分の考えを誇ったり、立場を守ることに固執する生き方は、本来の道を進むのには余計な考えであるということを、老子はこのように書いています。

爪先で立つと、長く立っていられない。
大股で歩くほど、うまく歩き続けることは出来ない。
自分を目立たせようとするものは、自然に認められなくなってしまう
自分を正しいと思いたがるものは、世間からは認められない
自慢したがるものは、功績を上げることはできない
得意になりたがるものは、長続きしない。

道から見れば、これらは余分なものである
無駄であるばかりか、時にはこれが不幸をもたらす
だから、道に従う人は、これらを避ける。

道徳経 第二十四章



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こんにちは(^^)

私は、人の意見に真っ向から「NO」とは、言えないですね~。
「それも良いけど、これはどうかな~。」と言う発言になります。
自分の立場を守るという事は、見苦しいような気がするんですよね。
まあ、私にはそんなにかたく守るほどの立場もありませんが^^

Re: こんにちは(^^)

> 私は、人の意見に真っ向から「NO」とは、言えないですね~。
> 「それも良いけど、これはどうかな~。」と言う発言になります。
> 自分の立場を守るという事は、見苦しいような気がするんですよね。
> まあ、私にはそんなにかたく守るほどの立場もありませんが^^

そうですね、日本人の場合は特に、表面的には主張しない場合が多いですが、
自分の中ではこれが正しいと思っていたりもするものです。
あまり片方に固執しすぎないのがいいでしょうね。

Yes No

われわれは絶え間なく、Yes Noを迫られていますね

でも、流れるままに、今に居ると

どちらでもよい どうでもよい すべてよい

といった感覚になってきますね

ありがとうございます
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