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老荘思想のコラム連載(10)

『COCORiLA (ココリラ) ?癒しのポータルサイト?』様にて老荘思想のコラムを連載中です。

【今月のコラム】

「現代社会と老荘思想(10)」 [2010/11/04]


台風が来たって朝には静かになっている
大雨が続いても1日で終わるだろう
このように天地の働きでさえいつまでも続くものではない。
ましてや、人が考えて作りだしたことなど長続きするわけがない。
老死道徳経 第二十三章

この老子の言葉は、他の章でも一貫しているように、人間が頭で考えた作り物のやり方は長続きしない、タオの流れに従ってまかせることが自然な命の働きであることを言いたいのでしょう。

自然はたえず変化し、川の流れも一時として同じものが止まってはいない。
私たちは、人間もその自然の一部として変化し続け、やがて年老いて世代交代する存在であることを承知しています。
しかしそれを承知していながら、他の動物と違って人間はその自然の流れを止めたり、入れ替えたり出来ないだろうかと考えます。

変化を止められる様に感じてしまうのは、思考の働き、もっと言えば言葉を使うという人間の能力が、良くも悪くもまねいた結果と言えるでしょう。

ただ流れていく出来事をどこかで止めて考えることは、時間による変化も考慮した思考を可能にします。
動物的な直感での判断だけでなく、客観的にものをとらえて時間の変化も計算に入れた行動の指針を生み出すことも出来るでしょう。
それにより、未来を見据えた計画というものを考え出せるわけです。
さらには、今を離れて未来を予測することも可能にします。
・・・・・・

喧嘩する親子    喧嘩夫婦


私が思う「あなた」とは、私が作りあげた「あなた」であって実際のあなたではないことを、すぐに見失ってしまいます。

私は自分が作り上げた「あなた」を操作し、コントロールしようとします。
本物でない「あなた」を相手にしていますから、私が思うようには相手は反応してくれないでしょう。
しかも、それはどこかの時点で作り上げた「あなた」という存在であって、刻々と変化する私とあなたの関係は時間を止めてしまった「あなた」では推しはかれません。





【今までの連載記事】

「現代社会と老荘思想(1)」 [2010/02/15]
「現代社会と老荘思想(2)」 [2010/03/06]
「現代社会と老荘思想(3)」 [2010/04/10]
「現代社会と老荘思想(4)」 [2010/05/02]
「現代社会と老荘思想(5)」 [2010/06/06]
「現代社会と老荘思想(6)」 [2010/07/11]
「現代社会と老荘思想(7)」 [2010/08/14]
「現代社会と老荘思想(8)」 [2010/09/05]
「現代社会と老荘思想(9)」 [2010/10/09]




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こんにちは(^^)

人は、日々成長したり、変化もするのに、自分が思い描いている相手の像は、あまり変化しないままですね~。
特に子供は日々刻々と変化していくので、その時の状況にあわせて自分も成長しなければならないなと、近頃よく思います。

Re: こんにちは(^^)

> 人は、日々成長したり、変化もするのに、自分が思い描いている相手の像は、あまり変化しないままですね~。
> 特に子供は日々刻々と変化していくので、その時の状況にあわせて自分も成長しなければならないなと、近頃よく思います。

こだわりがあるときは、まさにその変化を受け入れないことが問題をこじらせていることになかなか気づけませんね。
ただ自分が変わることを受け入れるだけ、それで解決ということもよくあるのではないでしょうか。
意地をはるのもほどほどにということですね。

No title

人は時々刻々と変わっていきますよね。
自分の心の中も次々に変化していくので付いていけません。
それじゃダメかな?
自分でさえそんな感じなのに、人のことはなおさらですよね。
一期一会とはよく言ったもので。

とちょっと偉そうに書いてみましたが、なかなかうまく行きませんねぇ

時は巡ります。

川の水が大河を流れ大海に出て、自然の流れで大気となって再び同じ大河に注いだ時。

川岸である「あなた」が多少護岸の形状を変化させていたとしても、「相手」が多少成分を変化させた「水」であるとしても、再び巡って会いまみえる可能性はあるのではありませんか?

それが奇跡的な確率であったとして、paoさんはその巡り合わせをどう受け入れますか?

Re: No title

> 人は時々刻々と変わっていきますよね。
> 自分の心の中も次々に変化していくので付いていけません。
> それじゃダメかな?
> 自分でさえそんな感じなのに、人のことはなおさらですよね。
> 一期一会とはよく言ったもので。
>
> とちょっと偉そうに書いてみましたが、なかなかうまく行きませんねぇ

今回の文章は変化していることを拒むことの弊害を書いています。
その意味では、自分や他人の変化を受け入れているのであれば、別に問題ないのではないでしょうか。
しかし、言葉ではそうは言っても変化を受け入れないで拒んでしまう時があるのが、人間というもの
なかなか、単純にはいきませんよね。

Re: タイトルなし

> 時は巡ります。
>
> 川の水が大河を流れ大海に出て、自然の流れで大気となって再び同じ大河に注いだ時。
>
> 川岸である「あなた」が多少護岸の形状を変化させていたとしても、「相手」が多少成分を変化させた「水」であるとしても、再び巡って会いまみえる可能性はあるのではありませんか?
>
> それが奇跡的な確率であったとして、paoさんはその巡り合わせをどう受け入れますか?

ご質問の主旨がもう一つよくわかりません。
「巡り合わせ」とは誰と誰がであうのでしょうか?
すでに水も川岸も変化しています。
めぐり合ってもお互いわからないかもしれません。

今回の文章は人為的な理由で変化を拒むことに対するものですが、人と人が奇跡的に再会した話に捉えるなら、
両者が変化している以上再会が何をもたらすかは当事者にしかわからないでしょうね。
今回の話に合わせるならば、片方が再会に対して以前と同じ関係を期待するとしても、相手の変化を受け入れなければうまくはいかないでしょう。どちらの側にとっても、変化を拒む態度はいい結果をもたらさないだろうというのが今回の内容です。

水と川岸で何を例えたいのかがよくわからないので、想像で欠けるのはこれくらいですが。

すいません、解りかねるのですが、下記のコメントを拝見致しますと、

人には、昔の姿のままであって欲しいと願う気持ちがあるという事ですか?
ある時点の記憶のままであって欲しいと?

見ない間に起きた相手の変化を、受け入れ難いと感じる事があるのですか?

その受け入れ難い変化とは、内面ですか?外見ですか?両方ですか?


老子、荘子は、何を受け入れ難いと感じるのでしょうか?
凡夫にあっては、何を受け入れ難いと感じるのでしょうか?

どうかご教授頂けませんでしょうか?

何度も申し訳ございません。

ご回答頂き、有り難うございます。

納得致しました。
そうですね。

水と川岸が共に変化していたとして、気づかなければ再び大海に戻るでしょうし、気づいたとしてすれ違うのが関の山。
互いに気づいたとして、当事者のみぞ知る、です。

納得。
有り難うございました。

こんにちわ,

今回初めて書き込みさせて頂きます(*^_^*)♪
内容がとても斬新でいつも楽しみにブログ拝見させて頂いております。
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