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となりの芝生

人の性格を見ていると、自分の性格がもう少し違っていたらと思うことがあるかもしれません。

自分が不得手なことをうまくやりこなしている人を見て、自分も「ああなれたらなあ」と思ってしまうと、欠けていると思っている自分の性格が悪い方向にばかり見えてくるものです。
しかし、自分は苦手だと思っている特性も、裏返せばそうでない人には優れた特性に見えて羨ましいと思われているのかもしれません。

自分の性格で嫌だと思っていることにはどんなものがあるでしょうか。

[N1]
人見知りする。
友達がが少ない。
うち解けるまで時間がかかる。
行動力に欠ける。
団体行動が苦手。
人前で緊張しやすい。
人付き合いが苦手。
無口。
頑固。
控えめで損している。
無表情。
迷うことが多い。
実行力に欠ける。
周囲にあわせて打ち解けるのが苦手。
自分の殻にこもる。
理屈っぽい。

[N2]
じっくり考えることが苦手。
気分が散漫になりやすい。
熱しやすく、冷めやすい。
飽きっぽい。
大雑把。
慎重さに欠ける。
無責任。
調子に乗りすぎ。
気が変わりやすい。
派手好き。
根気がない。
感情的になる。
短気。
軽薄。
そそっかしい。

変人男性3人


このN1、N2であげた否定的に見られる性格特性も、それを反対側から見れば肯定的な特性でもあるわけです。
そして、自分にないそのような特性を持っている人を羨ましいと思い、自分もそうなれたらと考えます。
そこで今度は、そんなあこがれる肯定的方から見た特性をあげてみましょう。

[P1]
深いつき合いができる。
集中力がある。
じっくり取り組む。
慎重に行動する。
単独行動ができる。
我慢強い。
考えが深い。
好きなものに集中できる。
感受性が高い。
感情を抑制できる。
こつこつ粘り強い。
誠実。
重厚。
論理的。
独特の個性を発揮。
粘り強い。
根気がある。

[P2]
交際範囲が広い。
陽気で活発。
親しみやすい。
人付き合いがよい。
行動力がある。
グループ行動が得意。
話好き。
自信がある。
明るく陽気。
楽天的。
決断が早い。
統率力がある。
周囲の調和を考える。
開放的。
世話好き。

なんとなくお分かりになったかもしれませんが、ここで上げた特性はユングが唱える内向型、外向型の特性を否定面から捉えた場合(N1,N2)と肯定面から捉えた場合(P1,P2)で列挙してみたものです。
内向型の人から見て否定的に思える特性(N1)は、その裏返しでとらえてみると外向型の人にとってはそうなりたいと思う特性(P1)にもなるわけです。
逆に外向型の人から見れば、自分の嫌な面(N2)も裏返すと、内向型の人が憧れる特性(P2)でもあるわけです。

私たちがふだん内向的な人、外交的な人と呼んでいるものは、元になっているのが、このユングが唱える内向型・外向型という類型です。
しかし、一般的に使われている意味合いは細かい部分で本来のユングの特性からずれてきている面もあるので注意したほうがいいでしょう。

内向型は自分自身に関心が向かうというのがその基本にあり、内気だが思慮深い、また実行力という面では物足りなく、他に人との協調性に欠けるといった特徴を持ちます。

外向型は外側に関心が向かっているのが基本にあり、外部の刺激に影響されやすい特性を持ち、活動的で、情緒の表出が活発、人を統率する力があり、また協調性があるといった特徴を持ちます。

他人の評価


ところで一つ勘違いしがちなのは、内向型にしろ外向型にしろ、努力して自分の優勢でない方の面を磨いていけば、いつか反対側の性格にも自分を変えられるのだと考えてしまうことです。

自分の優勢でない方の特性を訓練して自分のものにしようとと考えるのは、ある程度は成功するでしょうが、根本的に反対側の性格型に変わるようなイメージを持つのは少し見当違いなのです。

Aのタイプの人がBのタイプの人をより理解しようとして少し相手のやり方を取り入れてみる、といったことであれば出来るでしょう。
しかし、このユングの性格型は生まれつきであって、基本的な方向はほとんど変化しないと考えられています。
ですから、あくまで優位な方向はそのままだと思った方がいいわけで、変えようと思うにしても反対側の人に歩み寄る程度のものだとイメージしたほうがいいでしょう。

これは例えば背の高い人と低い人がいて、大人になってからはその差はほとんど変化しないようなものです。
いつまでも身長を変えたいと思い続ける人はあまりいませんよね。
そして、可能か不可能かという問題ではなく、自然さを極端に損なわないでうまくコントロールすると思うなら、無理なことを期待しない方が現実的だし、得られるメリットも大きいということですね。

人それぞれ、自分では自由に扱いにくい部分を抱えていて、そのコントロールしにくい部分は、自分では気づかないうちに自然と表現されてしまうのです。
ですから、本人は気付いていないのに、他の人から見ると「君にはこういう面があるよ」というように本人よりもよく見えているという事が起きるわけです。

そして、自分ではコントロールしにくい部分にコンプレックスを持って何とかしたいと思うばかりで、そのプラス面を見ようとしないのは、無理が多く骨折り損になりがちなのです。

反対側の性格に変わりたいと望むのではなく、自分の性格型の長所を生かし、反対側の性格型の人に対しては反発するのでなくうまく折り合いをつけ、また補いあっていこうという戦略が現実的で得るものも大きいと言えるのです。

また、今の自分の持っているものを嫌って、反対側を欲しがるという、いわゆる「隣の芝生は青い」という見方を180度切り替えてみれば、反対側の人がうらやむメリットを、あなたは努力せずに獲得し、使いこなしているという見方もできるわけです。

あなたが意識して、努力を積み重ねて獲得したというよりは、ただ同然で手に入れたあなたの特性です。
それは、宿命のようなものとも言えますが、どういう経緯で自分のものになったにせよその値打ちが変化するわけではありません。

他の人から見れば、時には「垂涎の的」と写っているかもしれないものを、あなたははからずも手に入れ、持ち合わせているのです。
それを使わない手はありませんね。

ドルと円


例えて言えば、今まであなたは手持ちの1万ドルを、日本では使えないと思って、せっせと新たに100万円を稼ぎ出す方法ばかり考えていました。
しかし、今は手元にある1万ドルをうまく使おうと考えを変えてみるのです。

せっかく持っている財産も眠らせておいては、使うチャンスを逃してしまいます。
今は円の方が人気があるなどと考えて気をそらさずに、自分の持っているものを活かすことを考える方が、ずっと無理なく自分を活かすことができます。

自分の特性を出し惜しみしないで、またその価値を疑わないで、他の人にその恩恵を与えてあげましょう。
それこそが、あなたの存在する何よりの意義であり、また自分にとっても無理なく自分を発揮できるやり方なのです。

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少し前までは
「社交的な人になりたいなぁ」
って思っていましたけど
「俺に真似するのは無理!」
というほど社交的な人に会ってあきらめました。
その人も私の性格にうらやましいところがあるそうです。
ホント、ひとそれぞれですよね~
個性って面白いと思いますよ

Re:こちくんさん

> 少し前までは
> 「社交的な人になりたいなぁ」
> って思っていましたけど
> 「俺に真似するのは無理!」
> というほど社交的な人に会ってあきらめました。
> その人も私の性格にうらやましいところがあるそうです。
> ホント、ひとそれぞれですよね~
> 個性って面白いと思いますよ

確かに生まれついての才能というのはあるようで、
太刀打ち出来ない人っていますよね。
人それぞれいろんな尺度で見てみないと良さはわかりませんし、
誰から見るかで評価も違ってきますね。

本当にまぁ・・・

周りから見ると何やってんだろうと
思うような活動も、心理的な面で
は気がつかずにやってしまってる
もんですね。


目に見える話なら、大人になってから
身長を無理に変えたりするのはナンセンス
なのはわかるのに、根っこの性格を変えるのは
ナンセンスだと気がつかないもので・・・


見当違いな努力が有効と勘違いしてしまう
ものか・・・まぁ何にせよ、自分の中で否定的に
思っていた根っこの性格の特性を見なおして
いきたいと思います。

僕も過去に性格をまるっきり変えたいと
思っていたのですが、土台無理な話で、
その努力は、歩み寄り程度にとどめておき、
自分の資源の方にエネルギーを向けたいと
思います。

Re: 本当にまぁ・・・

> 周りから見ると何やってんだろうと
> 思うような活動も、心理的な面で
> は気がつかずにやってしまってる
> もんですね。
>
>
> 目に見える話なら、大人になってから
> 身長を無理に変えたりするのはナンセンス
> なのはわかるのに、根っこの性格を変えるのは
> ナンセンスだと気がつかないもので・・・
>
>
> 見当違いな努力が有効と勘違いしてしまう
> ものか・・・まぁ何にせよ、自分の中で否定的に
> 思っていた根っこの性格の特性を見なおして
> いきたいと思います。
>
> 僕も過去に性格をまるっきり変えたいと
> 思っていたのですが、土台無理な話で、
> その努力は、歩み寄り程度にとどめておき、
> 自分の資源の方にエネルギーを向けたいと
> 思います。

自分で思っている以上に、自分の行動や存在が他の人に影響を与えているものです。
自分では、評価していないあなたらしさも、ありがたく思っている人もいるに違いありません。
それを活かしていくことに、もっとエネルギーをそそいでみるのもいいのではないでしょうか。
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