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泣くときには泣いて渡れ

泣くときには
泣いて渡れ
涙枯れゝば
見えなかった
ものが
見えてくる


There is a time fot crying,
after the tears there will come a time
to understand what you could not see.

羅漢さんの絵説法〈2〉般若心経―空即是色 花ざかり
著者: 荒 了寛 里文出版 / 2001-05



自分の本性に反した命令に対して、本性を抑えて命令に従っているうちに、いつも似たような場面になると自分がどうしていいのか混乱することになります。

素直に本性を発揮できない限り、あらゆる偽物の反応は事態に完結をもたらしません。

パールズはこのように書いています。

 例えば「泣くな!」という命令は、純粋に悲しい経験をしているときには単一の混乱ですむ。しかし、それに意味の混乱が結びつくと、この混乱は増大する。「年相応に振舞いなさい」とか「お行儀よくしなさい」といった命令や、広く言外の意味を含んでいる命令は、子どもを全く混乱させてしまう。「年相応に振舞うとはどうすることか」「行儀よくするとはどういうことか」、細かいことにうるさい人たちは、幼年期にこのような曖昧な要求に何度も直面していたことが臨床経験上分かっている。(132頁)

ゲシュタルト療法―その理論と実際 著者: フレデリック・S. パールズ ナカニシヤ出版 / 1990-07



このような混乱したしがらみをたち切って「もう放っておいてくれ」と言い切れたとき、ひとは自分を取り戻します。
混乱させる命令に従わなければと揺らいでいる自分を切り捨てて、一気に自分の根源の欲求にたどり着いたら、世界はもっと視野が広がって見えてくるのです。

いつもなんとなく曇り空にみえていた世界は、実は晴れ渡った世界であったと発見すれば、自分の行動が変わり、世界の見方が変わってきます。

流れ作業

壊れ物を配送するときには、破損しないようにダンボールに緩衝材を詰めておきます。
輸送中にはこれらの梱包材、プチプチが必要だし役に立っているのです。

しかし、輸送がおわったら緩衝材は取り除かないといけません。
そうしないと、せっかく運んできた品物はその機能を充分に果たせません。

しかし、じかに傷つくことをおそれるあまり、プチプチで包まれたまま世の中を渡って行こうとすれば、神経症の症状を発症させることにもなりかねません。

どうして自由に動けないのかと思いながら、梱包を解こうとしない矛盾に気がつけなくなっているのです。
それがもたらすものは、時には傷つくかもしれない無防備さよりもよっぽどその人を苦しめる結果になっているですが、その人には無防備さの危険の方が巨大なものに見えるのです。

避けて避け避け通してきたもの、逃げて逃げて逃げまわってきたものは、いざそれに直面してみればどれほどのものでもないことに気づくのですが、逃げているうちは強大であり続けるのです。
しかしお化け屋敷も、明かりをつけてしまえば滑稽なガラクタでしかないのです。


泣く子とお母さん


涙を枯らすには泣かないと始まりません。
単に泣きたいことを認めればいい。
逃げまわるのを諦めること、プチプチを捨ててしまうこと。

そのとき
見えなかった
ものが
見えてくる。


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こんにちは(^^)

プチプチの例えは、わかりやすくて良いですね^^

「泣くな!」という命令は混乱させることがあるでしょうね。
相手が泣いている時は、何も言わずに(理由を聞いたり、なぐさめたりもせずに)、黙ってそばにいてあげるのが良いのかな、と最近思いますね~。

No title

プチプチのたとえが面白いですね。

>涙を枯らすには泣かないと始まりません
確かに!
やせ我慢しているのも良くないですね。
それほど我慢するタイプではないと自分では思っていますが、どこか無理をしている部分もあるかもしれないです。
自分とたまには向き合わないと見逃してしまっている可能性もありますよね、

Re: こんにちは(^^)

> プチプチの例えは、わかりやすくて良いですね^^
>
> 「泣くな!」という命令は混乱させることがあるでしょうね。
> 相手が泣いている時は、何も言わずに(理由を聞いたり、なぐさめたりもせずに)、黙ってそばにいてあげるのが良いのかな、と最近思いますね~。

そうですね、そばにいて真剣に相手の話を効いているという姿勢が伝わってくれば、何も言わなくても
本人が自分の中で整理ができてくることもあります。
口を挟むにしても、問題を解決するためのものではなくて、相手が自分で考えを整理しやすくする
助けになるようなものに限ったほうがいい場合があります。
こちらの都合で話を進めようとしない(とはいっても進展しないと、早く片付けたくてつい口を挟みたくなったりするものですけど)ということですね。
受動的傾聴とか能動的傾聴と言われたりしますが。

Re:こちくんさん

> プチプチのたとえが面白いですね。
>
> >涙を枯らすには泣かないと始まりません
> 確かに!
> やせ我慢しているのも良くないですね。
> それほど我慢するタイプではないと自分では思っていますが、どこか無理をしている部分もあるかもしれないです。
> 自分とたまには向き合わないと見逃してしまっている可能性もありますよね、

我慢という言葉は、元々は仏教では「我の慢心」を意味する執着の気持ちの一つでした。
それが強情を張るという面で捉えられて、その弱さを見せずに意地を張る様子が今の「我慢」
の意味になってきたようです。
つまり我慢しないというのは、我を張らないで執着しないことでもあるわけで、
いまの我慢出来ないことを批判する風潮も見直す必要があるかもしれませんね。

「我慢する」、「諦めない」という今では奨励する傾向のある言葉も、どちらも仏教的には
執着であることを思い出して見直す必要があるのかもしれませんね。


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