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欲求の半分は...

近くの公園で子どもたちの遊ぶ声と、泣いている声が聞こえてきます。

どうやらその中の小さい子が、ボールか何かを欲しくて泣いているようです。
ようやくボールを渡してもらったけれど、満足しないようで、何かを訴えています。
ボールを使ってお兄ちゃんお姉ちゃんがやっていたのを見ていて、自分もそのイメージ通りになりたいけれど、どうしていいのかわからない。
そんな感じでしょうか。

ボールで遊ぶ子どもたち


ボールが欲しいと訴えながら、それだけでは満足しない。
その子の欲求は、ボールを手に入れても半分でしかないのです。

私たち大人の欲求も、同じようなものかもしれません。
欲しがっている具体的な何かがあるのだけれど、それ自体では半分しか欲求を満たしません。
残りの半分は、虚栄や幻想、イメージといったもので作られています。

ブランド品などは、その最たる物でしょう。
品物自体は同じような品質でも、ブランド名がついているだけで、その価値には雲泥の差が出来てしまいます。

普通に販売しても売れないとわかると、メーカー側で新しい付加価値を作り出します。
同じ物は作ろうと思えばいくらでも作れるのに、限定品として少ししか作らなければレア物として新しい需要を掘り起こせます。
同じような物だとわかっていても、それで何が変わるわけでもないのに限定品には他にない価値を見てしまいます。

おなじものを手に入れるにしても、簡単に手に入ったのでは、ありがたみをあまり感じられません。
なぜか、苦労して手に入れたものの方が、価値があるように思ってしまいます。

それとつながるのかもしれませんが、人と競争して勝ち取ったものには、より価値を感じてしまいます。
そんなことで勝った負けたと言って何になるのか、そう思うようなことでも、何とか勝ちたいと思うようになるようなら、それは競争社会に過剰に適応しすぎているのです。

売り出す側としては、少量の物だけ売れても経営が成り立ちません。
なんとか大量の需要が掘り起こせないかと知恵を絞り、物自体よりも後の半分の欲求を刺激しようとしてきます。
もはや物だけが売られていた時代は過去の話で、いまやイメージの方が品質よりも価値があるかのようになってきています。

しかし、それでも自分から本来の半分の欲求だけに目を向けるようにしようと決心したとします。
そうすると、いま手に入れたいと思っているものも、よく調べれば本当に欲しいのは半分も無いのかもしれません。

それができるようにするには、残り半分の価値は自分で作り出さないとなりません。
それは誰かの作ったお仕着せの何かではなく、あなた自身が想像力を働かして生み出さないといけません。

既製品に慣れきった今の私たちは、そういった力を忘れかけています。
それでも自分で考える事を厭わなければ、あなただけの中身の濃い満足を生み出せるでしょう。

すぐに飽きて放り出してしまうような、内容の薄い大量生産された、流行によってよく見えているだけのものに縛られる必要がなくなります。

あなたはコンビニ弁当では満足せず、自分で料理するようになる。
見かけばかり変化をつけないと飽きてしまう弁当ではなく、いつまでもあきない味を作り出すのです。

子どもひらめき


「人生は素晴らしい。
恐れの気持ちさえ持たなければ..
一番大事なのは勇気だ。創造力だ。」 チャップリン

それには、多数派に巻き込まれない勇気と、自分で考える想像力が必要です。
考えるのがいやなら、既製品を追っかけ続けるしかないでしょう。
自分で考えなければ、他人の考えを借り続けるしかありません。

「考えを変えるか、それとも考えない言い訳を考えるか。ほとんどの人は後の選択を採るだろう。」
ガルブレース

安易な選択は、たいてあとから問題を引き起こします。
困難ではあっても、自分で考えたことに従えば、後悔はしないでしょう。

大抵の失敗なら取り戻すことが出来ます。
しかし、自分で決めれば良かったという後悔は、あとから取り返すのが非常に困難なものになります。

これからも、ますます世の中はコピーがあふれるようになるでしょう。
そんな中で、あなたが自分で考えるなら、世にも貴重なソース源になれるのです。

そうすれば、何をするかをいちいち他人にお伺いを立てる必要はなくなります。
情報収集など、今やインターネットを使えば昔の何千分の一の時間で済ましてしまえます。
コピー情報を集めるよりも、その時間を自分で考えることに使うのです。

自分で考えないことが生み出す症状の代表。

・自分のことをあれこれ嘆いて時間を潰す。
・他人に気に入られるように振る舞うことにエネルギーを使う。
・些細なこと、表面的なことしか話題を作れない。

どれもこれも、他人の考えを借りてしまうからなのです。

よけいな借り物の願望をせっせと諦めて捨てていけば、本当の欲しがっているものも発見しやすいでしょう。
本当は自分では欲しくなどないものについて、その争奪戦に参加していることほど馬鹿げたことはないのです。

自分が本当に望むものを自分で見つけましょう。
それには、自分で考える事が大事です。

休憩する


【おまけ】
たとえば、こんな問題を考えて見ますか?

『あなたは友人のボブが、あなたの電話番号を知っているかどうかを知りたいと思います。
しかし、直接ボブには聞けません。
イブを仲介役にして質問のカードを渡してもらい、ボブから返事を書いてもらって受け取るようにします。
なお、ボブは回答するのに、イブにはあなたの電話番号を知られないような書き方をしてもらう必要があります。
あなたは、イブに渡すカードになんというメッセージを書けばいいでしょう。』※


※この問題は、グーグルの面接試験の問題だそうです。

詳しくは、以下のサイトをご覧下さい。

「死んだ牛肉」の意義は? 普通のに人は解けない Google の入社面接問題 - japan.internet.com
回答のページ
Answers To 15 Google Interview Questions That Will Make You Feel Stupid

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こんにちは(^^)

最後の質問、おもしろいですね^^
私だったら、「ボブさん、今日、電話でお話をしたいことがあるのですが、ボブさんの番号がわからないんですよね。
申し訳ありませんが、私の電話にかけてきていただけますか?」
と書くかな、と思いました。
でも、実際は、かけてきてもらうようお願いするなんて、図々しいかな、なんて思ったりします^^

Re: こんにちは(^^)

> 最後の質問、おもしろいですね^^
> 私だったら、「ボブさん、今日、電話でお話をしたいことがあるのですが、ボブさんの番号がわからないんですよね。
> 申し訳ありませんが、私の電話にかけてきていただけますか?」
> と書くかな、と思いました。
> でも、実際は、かけてきてもらうようお願いするなんて、図々しいかな、なんて思ったりします^^

真面目に考えると難しい問題ですね。

「ボブに電話をかけてもらう」のが正しい番号を知っているかどうかを確実に知る方法ですが、カードに書かれたボブからの回答だけでその場で結果を知るという条件があると、ちょっと変わってきます。

「ボブ、君の電話番号をこれに書いてくれ」と言うメッセージでこちから電話して番号を伝えると言う回答もありましたが、これも同様に即座には確認できません。

チェックサム(各数字の合計でチェック)というのは、ちょっと不正確ですね。
あとは、もっと正確な暗号化を使い、そのための暗号化に使うキーを書いておくといった系統の回答。
これには、イブが途中でキーをすり替えたらどうする?なんて人もいました。

私も考えて見ましたが、即座に確認できて、チェックサムよりはより現実的で正確ではないかと思う方法。
「ボブ、ここに僕の電話番号を書いてあるが、わざと何ヶ所か数字を変えてある。番号を知っているなら、いくつ変わっているかを答えてくれ。」

欲求、、、、、

欲求の半分の説明、非常に分かり
やすかったです。

何度も読み返しました。

有り難うございます。

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