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選択することと受容すること

「選択しない」というと意志を示さない、消極的な行動であるという印象を持たれるかも知れません。

たしかに自分の本心からの選択を躊躇し避けるのは問題があります。
しかし、自分には決断力があると示そうとしてむやみに選択しようとするのも考えものです。
それから、今の自分を受け入れないからという理由で、むやみに何かを別のものを選択するのは避けた方がいいでしょう。

選択するとは、何かを選んで、他を捨てるということです。
私はこちらを選んで、あちらを捨てる。
いかにも自分の意志を発揮したように感じて、自我は高揚します。
しかし、そこでは何かを捨てるという犠牲を払っているのです。
捨てようとしたものは、自分にとって大事なものだったかもしれないのです。

人為的に作り出した品物なら、どんどん捨ててもかまわないでしょう。
やたらと物を集めれば、それが余計なやっかいごとを作り出すからです。
しかし自分の内側にあるものは、何かと引き替えにむやみに捨てたりしないことです。

選ぶ1


時にはあえて「選択しない」方がいい場合もあります。

ひとつは、自分の持っているものを受け入れられないからという理由で、外側のなにかを選択しようとする場合です。そうではなく、自分の持っているものを受容することを考えた方がいいでしょう。

もう一つは、外側からの挑発に対する選択の場合です。

ところで、先日このようなメッセージを頂きました。

会社の上下関係の中で、ある人が部下が上司に評価されたのを嫉妬して、よからぬ噂を流してしまったというものです。

このようなゴタゴタに巻き込まれないためには、関わらないのが一番です。

あえて避けようと行動するのは、一つの選択です。
避けるなら、関わらないことです。
避けることを選択するのではなく、ただそんなものはないつもりで関わらない。
消極的で、受動的に見えても、それが一番いいこともあります。

避けること。
関わらないこと。
相手の挑発に乗らないこと。

どんなに理不尽な挑発があっても、反発しないこと。
挑発に乗らないでただ関わらないことです。

まず挑発する側も、相手がゲームに参加してこなければ何も出来ません。
なんとか巻き込もうとするでしょうが、こちらが反応しなければ何も出来ません。
それ以上その人には何も出来ません。

そして、挑発に乗らないで通せたら、自分が参加しなければ誰も自分を動かすことはできないものだとわかります。
自分の独立は、自分で守れるという自信がもてます。
次からは、同じようなことがあっても対処できる自信がつきます。
そして、不思議なもので、誰も挑発してくる人はいなくなるものです。

なにかしら、自分の側に挑発を欲しがっている要素が残っているから、また同様の人が登場するようになるわけです。

そしてこのようなとき、自分で関わらない「選択をしよう」と構えていると、相手の存在を作り出してしまうのです。
「私は今その人と戦っている!」という姿勢が敵対する相手を存続させるのです。

選択しないで、ただ関わらないことです。
微妙な違いですが、伝わったでしょうか。

ぬいぐるみ・おもちゃ


話を最初の話題に戻します。

選択すること。
私の選択。
私の選んだなにものか。
これらは、魅力的に聞こえますが、本物ではないことも多いものです。

選択することが自我を満足させるからと行って、やたらと選択しないことです。
選択することが自分の存在価値を証明することだと考えるのは、自我を増長させようとする試みかもしれません。

それに「私の選択」は「私の敵」を作り出す元になるかもしれません。
「私の敵」を作り出すとき、自分の中の何かも一緒に敵にしてしまいます。
そして自分の中にそんなものは存在しないかのように抑圧してしまうことになるのです。

選択、選択ととなえて、エゴを増大させずに、自分の持っているものを受け入れることを選ぶとき、やっかいごとが消えて心が落ち着くものです。
夏休み、「こんな楽しい施設がありますよ!」という誘いを拒否して、家でゆっくりしていようと心を決めれば、今までにない休みが満喫できるかもしれません。

退屈だからといってやっかいごとを自分の中に取り込まないことです。
その退屈さは、実は自分の受け入れていない部分からのうったえから、気をそらすための要求なのかもしれません。

つまらない「おもちゃ」をいくら沢山集めても、むなしいだけです。
それを自分の意志だとか、選択だとか思い込まないことです。

気をそらすための「おもちゃ」など、いくら集めても満足しないばかりか、自分を嫌いになってしまうでしょう。
またそういうものを集めているときのあなたは、外側に求めるものがあるという錯覚も持ちやすいものです。

集めて集めて、結局どれも欲しいものでないとわかったら、自分の内側に目を向けてみましょう。
たったひとつの内側の求めを見つけるだけで、「おもちゃ」集めのばかばかしさに目を覚ますことになります。

「選択する」ということは時として「受け入れる」ことを邪魔するのです。
自分の持つ何かを受け入れられないと言う理由で、外側にあるものを選択しようとしないことです。
「選択の旅にでよう」という高揚した自我の試みは、挫折し帰宅して自分の家に必要なものを見つけるまで癒されないのです。


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