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質問という名の押しつけ

「なぜ?」という質問は、時として相手をコントロールしてしまおうとする問いかけになってしまうことがあります。

たとえば、母親が学校の先生から連絡を受けて、子どもが宿題を提出していないことを知ります。
「先生から連絡があったよ。なぜ宿題を忘れたの?」

子どもにしてみれば、宿題を出せなかったことで罪悪感を感じていますから、質問と言うより尋問や叱責の前触れと思って構えてしまいます。

いっそのこと「宿題を出さなかったそうね、お母さんはあなたに宿題をちゃんとやるようになってもらいたいの。」とでも言ってもらった方がスッキリするでしょう。

「なぜ宿題を忘れたの?」と聞かれて、素直に宿題が出来なかった理由をいっても、結局「そんなんじゃダメじゃない!」と返されることがわかってくると、子どもは何と答えていいのか困ってしまうのです。

喧嘩する親子


また問いかけと言う形を使いながら、相手をコントロールして自分の都合のいい答えを引き出そうとするのは、「質問という名の押しつけ」になってしまうかも知れません。

「今日は何時から勉強するの?」

こどもは今日は勉強する気などなかったかもしれませんが、このような質問をされては、最初から勉強しないという選択肢を排除されてしまうことになります。

「どうせお母さんのせいだよね?」

よく意味がわからない言い方ですが、こんな言い方をされては、母親の意見に従っておかないと何を言われるかわかりません(笑)。
あまり多用したのでは、子どもは自分の意志を表現しなくなってしまうかもしれません。


「なぜそんなやり方をしてるの?」
「こんなことをして、どういうつもりなの?」

こんな質問のしかたでは、受け取る側は罪悪感を感じなくてはなりません。
もっと具体的に自分の考えを伝えてもらう方がお互いやりやすいはずですよね。

「わたしはそのやりかたはちょっと嫌いなの。他のやり方ではだめ? たとえば...」
というように、自分の考えをはっきり示してくれる方が一般的には受け入れ易いものでしょう。

意見を交わすビジネスマン

ところで、このような表現をする人は、相手に喧嘩を売っているように勘違いされるかもしれませんが、実際には自分を受容したり自信が持てないため、気持ちや意見をはっきり表すのをためらった結果、このような質問形式で意志を表そうとしている人もいるのです。

自分の考えをはっきり表現することに抵抗を持っている人は、そのせいで曖昧な表現になったり、相手にあずけるような質問形式をとってしまうのですが、皮肉なことに相手はそれを押しつけだと感じたり、はっきりしないことに対してイライラしてしまったりするわけです。

そのような傾向がある人は、「自分も相手も大切にする」方向で表現することを意識した方がいいかもしれません。

自分の意見を最初から否定してしまわないで、素直に表現すれば他の人の意見と同様あなたの意見も価値があり受け入れられるものだと発見できるはずです。

そして相手に誤解されやすいあいまいな表現は避けた方が、他の人とのコミュニケーションも円滑になっていくものだということにも気づいていくものです。

普段はそのような表現はしない人でも、自分の弱い部分に関しては遠回しになったり、あいまいに相手任せで逃げる表現をしてしまうかもしれません。

しかし、素直に自分の意見を表す方が、結局は円滑に意見交換できる場合の方が多いはずです。
ちょっと意識してみてはいかがでしょうか。


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思い当たります

「質問という名の押しつけ」は我が身を振り返ってみて、確かに思い当たりますね^^;

きちんと意思をわかりやすく伝える場合ももちろんあるのですが、時折、質問形式で見解を押しつけたり、相手を追い詰めたりしていることが確かにあります。

完全に意図してそうしていたわけでもないのですが、怒りの感情が根底にあって、相手を追い詰める意識が働いたときに、この「質問という名の押しつけ」をやってしまっているように思います。

少なくとも事態を改善する意思がある場合には、絶対にやってはいけないことだなぁと改めて気がつきました。

良い記事ですね。感謝します!

Re: 思い当たります

> 「質問という名の押しつけ」は我が身を振り返ってみて、確かに思い当たりますね^^;
>
> きちんと意思をわかりやすく伝える場合ももちろんあるのですが、時折、質問形式で見解を押しつけたり、相手を追い詰めたりしていることが確かにあります。
>
> 完全に意図してそうしていたわけでもないのですが、怒りの感情が根底にあって、相手を追い詰める意識が働いたときに、この「質問という名の押しつけ」をやってしまっているように思います。
>
> 少なくとも事態を改善する意思がある場合には、絶対にやってはいけないことだなぁと改めて気がつきました。
>
> 良い記事ですね。感謝します!

のんきんぐさん
コメントありがとうございます。

置き手紙の発展期待しています。
がんばってください。

No title

思わずわが身を振り返ってしまいますねぇ
「子どもに対してどうかな~」
と思いましたが、とりあえず大丈夫そうです。たぶん。。。

私は意見をハッキリいう方ですが、言い方がぶっきらぼうのようです。
「こわい・・・」
とよく言われちゃいますね(笑)

お邪魔致しますm(_ _)m

何だか自分を見てるようでした。

逆の立場になってみれば分かるだろうに…
自分が同じように言われたらどう感じるかを考えるべきだと思いました。

確かに自分の気持ちをちゃんと表現できずに曖昧な言い方をしている部分が私にはあるなぁと思いました。

質問という名の押し付け…いい記事を読ませてもらいました。

Re: こちくんさん

> 思わずわが身を振り返ってしまいますねぇ
> 「子どもに対してどうかな~」
> と思いましたが、とりあえず大丈夫そうです。たぶん。。。
>
> 私は意見をハッキリいう方ですが、言い方がぶっきらぼうのようです。
> 「こわい・・・」
> とよく言われちゃいますね(笑)

「さあ、これからスゴイはなしをします!」と予告してから話しだす人もいれば、
仕方なく絞り出すように、ぶっきらぼうに、でも内容のある話をする人もいます。

直接的に話すのを避けて、オブラートにくるむのも時として必要なのかもしれません。
ただ、どこか自己否定がにじんだ間接的な表現は、相手を重苦しくさせてしまいますね。

自信のないときも、「これが今の自分の精一杯の表現だ」と開き直って話した方が
相手も受け入れ易いかもしれませんね。


Re: お邪魔致しますm(_ _)m

> 何だか自分を見てるようでした。
>
> 逆の立場になってみれば分かるだろうに…
> 自分が同じように言われたらどう感じるかを考えるべきだと思いました。
>
> 確かに自分の気持ちをちゃんと表現できずに曖昧な言い方をしている部分が私にはあるなぁと思いました。
>
> 質問という名の押し付け…いい記事を読ませてもらいました。

さきほども書きましたが、「これが今の自分の精一杯の成果」だと思って、自信を持って表現するのがいいのかもしれませんね。

躊躇しないで自分の考えをはっきり言ってくる子どもの意見は、多少間違っていても気持ちよく聞けますね。

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