« ホーム »

誰でもない人でいよう

誰もが美を知ってしまえば、それは醜となる。
誰もが善を知ってしまえば、それは悪となる。

美が存在するのは醜があるから。
善は悪があるから善と呼ばれる。

老子道徳経 第2章



存在するものをそのまま存在させて、自分がどちらか片方にならないことです。

あなたが誰かの間違いを指摘するとき、あなたは自分が正しくなければならなくなります。
今の自分の正しさの基準から相手の間違いに気づいたとしても、あなたが相手の間違いを調べ出すと自分の正しさのあやふやさが見えてきます。
それでは、引っ込みが着かないから、あなたはさらに自分を正しくしないといけない。
にわか仕立てでもなんでも、あなたの正しさをもっと強固なものにしようと躍起になります。

あなたが正しさを主張すれば、それを待っていたようにあなたの正しさを批判する人が現れます。
あなたは自分の正しさを強く主張したかったのか、あるいはちょっと今の自分を主張したかっただけなのか、どちらにしろ、批判されればあなたは自分の正しさを守らないといけない。

これはいつまで経っても、勝ち負けのつかない争いです。
なぜなら「善は悪があるから善と呼ばれる」相対的なものだからです。
相対的なものは、どこまで極限を探してもそのまた外側が存在します。
あなたの正しさは、比較してそれより間違っている人に対してだけ成り立ちます。
あなたの正しさは、それより正しい人が現れれば、今度は間違っているのはあなたに変わる。

僕が正しい


どうしてあの人はあんなにひどい人なんでしょう!
あなたが誰かを追求するとき、あなたは相手の悪をハッキリ悪だと証明したくなります。
誰が見ても悪だと証明すれば、あなたの腹立ちが収まるだろうと躍起になっています。

しかし追求しようとすると、その人よりもさら悪い人が存在するのだと気がつきます。
これでは、あいては「悪」そのものだと証明できない。
あなたは、もっとその人のひどいところを探し出そうとします。

これ以上ないひどさを証明してやろう!
こうして、悪を追求するあなたは自分の側でも悪を極めなければならないのです。
なんでこんな苦しいことを自分からやっているのでしょう?

それは、善と悪を極めようとしたからです。
何かをどちらかだと証明しようとするからです。
相対的なことに絶対的な答えを出そうとする無理なことをしているからです。

悪を追求するのは警察官か検事にまかせましょう。
あなた個人の中にいて善悪を追求するのはやめましょう。
警察官か検事も仕事としてそれを追求します。
それは仕事として役割として相対的なものを扱っています。
そこには、職業としての経験から来る見極めがあるから出来るのです。
そうでなければ、とても身が持たない。
寝ても覚めても善悪を追求できますか?

宇宙の果てには何があるのか考え続けると、いつかあなたは神経症気味になってしまいます。
内側がある限り、外側が存在するはずだと考え続けて、どこまで行っても果てしないものを探し続けるからです。

相対的なものは、ただ存在するそのままを受け入れるしかありません。
いまのあなたは、その中のどこかの位置にいる。
ただそれだけのことです。

2つの感情


あなたは社会の中にいて、しかもその中にいないようにする。
社会に入り込んで自分まで社会そのものになろうとすると、相対的な競争に巻き込まれてしまいます。

あなたが「誰が何かをやる人」になろうとするとき、自分がやる人そのものになろうとした途端に
上記のような相対的な苦しさの中に身を置くことになります。

世の中の中にいて、しかも「誰でもない人」であるとき、あなたは自由に相対性の中を泳ぎ回ることが出来るのです。
それは都合のいいときに、身勝手に自分を変えるというのとは違います。

もともと「誰でもない人」だったあなたが、もとの状態に戻るだけです。
あなたが相対性の極を求めようとしなければ、反対の極にも苦しめられることはありません。
あなたは、悪でもあり善でもある存在そのままにいることが出来ます。

だからタオに従う人は、自分が何かを造りあげてもいばらない。
成功しても、その結果を自分の手柄にしない。
自分のやったことだと主張しないから、かえって人もそのことを忘れない。
またその人の成果を奪い取ろうとするものも現れたりしないのだ。

老子道徳経 第2章



気に入っていただけたら応援お願いします ↓↓
 人気ブログランキングへ 
http://www.blogpeople.net/addlink.jsp?n=1&u=http%3A%2F%2Fpaostao.blog66.fc2.com%2F&ti='+escape(document.title),'blop','scrollbars=no,width=475,height=350,left=75,top=175,status=yes,resizable=yes'));">このブログを登録 by BlogPeople




[関連記事]
役に立たないことを見直す
他人にコントロールされずに生きる


関連記事

ACR WEBブログパーツ

テーマ : 心と幸せ
ジャンル : 心と身体


にほんブログ村 メンタルヘルスブログへ にほんブログ村 メンタルヘルスブログ 癒し・ヒーリングへ


現実とあなた自身のずれがなくなるほど、あなたは無理している自分を発見できるでしょう・・・
思考と感情からの解放~そして現実のみを信じる3ステップ|ヒーリング・スピリチュアル | ココナラ

スポンサード リンク







コメントの投稿

非公開コメント

sidetitle最新記事sidetitle
《最近7日間の人気順位》
~ランキング全体をみる~
~ランキング全体をみる~

sidetitle最新コメントsidetitle
sidetitle全記事表示リンクsidetitle
過去の記事はこちらから↓

全ての記事を表示する

sidetitleブログ紹介sidetitle
☆~新刊⌒☆
☆ちゃん見るシリーズ☆


好評発売中


アルファポリス
第2回エッセイ・ブログ大賞
特別賞『タオに生きる』 pao
WebコンテンツPickUP!タオに生きる
【 エッセイ・日記・blog > blog 】
老子の教えに学ぶ
老子のいう「タオに生きる」ということはどういうことなのか。さまざまなアプローチから、自らの考えや学んだこと、思ったことが綴られています。心をやすめ、身体をやすめ、穏やかで落ち着いた生活をしたい……そう願う人たちにとって、ヒントに溢れたブログです。


ez-HTML





PRR
sidetitle月別アーカイブsidetitle
sidetitleカレンダーsidetitle
11 | 2016/12 | 01
- - - - 1 2 3
4 5 6 7 8 9 10
11 12 13 14 15 16 17
18 19 20 21 22 23 24
25 26 27 28 29 30 31
sidetitleにほんブログ村sidetitle
sidetitleお世話になってますsidetitle
※FC2ブログのリンクですが、なるべくblogpeopleのリンクをお願いしています(右サイドのお友達リンク)
このブログをリンクに追加する
sidetitleスポンサード リンクsidetitle
sidetitleアクセス情報sidetitle
sidetitleジャンル・ランキングsidetitle
[ジャンルランキング]
心と身体
39位
アクセスランキングを見る>>

[サブジャンルランキング]
スピリチュアル
12位
アクセスランキングを見る>>

sidetitle検索フォームsidetitle


もう一つの「タオに生きる」カテゴリー別
Screen Shot_30p ※徐々に更新しています
タオに生きる(人間関係)
タオに生きる(アドバイタ関連)
タオに生きる(YouTube#1)
タオに生きる(YouTube#2)


[上位タグ20]
感情、莊子、思考、怒り、罪悪感、老子、いまここ、人間関係、バイロン・ケイティ、交流分析、タオ、エックハルト・トール、ありのまま、許す、YouTube、老荘思想のコラム連載、不安、過去、無為、OSHO

sidetitleRSSリンクの表示sidetitle
sidetitleアクセスランキングsidetitle
訪問いただいているサイト
(週間 木曜日リセット)
※こちらでタイトルを入れさせてもらっていますが、出したくないとか変更したいという方はご連絡下さい。

sidetitleカテゴリsidetitle
カテゴリーを追加し整理しました。 バイロン・ケイティ、エックハルト・トール、ガンガジ、ムージ、OSHO
sidetitleQRコードsidetitle
QRコード
sidetitleお友達リンクsidetitle
FX