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リスクを引き受ける

私たちはついつい安全な生活を崩したくないという思いに引きずられて、危険を冒すことを避けようとしてしまいます。

その結果もたらされるのは、とりたてて危険もない代わりに何か物足りない、生きている実感のない生活です。

自分は創造的な人間ではないという人でも、何かで自分を表現したいという気持ちは誰でも持ち合わせているものです。

自分を充分表現できていないという「ものたりなさ」を打開するためには、表現するリスクを冒して行動するしかありません。

しかしいざ行動しようと思った途端、リスクを思い出してそれを巧みに避けることを考えたくなることが多いものです。

自分をそのまま表現したいと思うのですが、他の人から見たらレベルが低くて恥ずかしい思いをしてしまうんじゃないかと恐れ、実行しない方が安全だからと言い聞かせてやめてしまいます。

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このような選択をしたことで、毎回ひそかに自分の勇気のなさを悔やみ、自分への信頼感をなくしていくのです。

危険なことは起こらなくても、思ったことを実行できない不快感という悪循環は、静かな絶望を築いていきます。
これが元気のでない原因であり、退屈で生きている実感のなさを生み出します。

「これなら人に見られても恥ずかしくない」という自分の基準を満たせる範囲内でしか行動しなくなるのですが、ここで範囲を超えて冒険するかどうかが分かれ道になります。

確かに、このひとつの行動だけをとれば結果に大きな差はでないかもしれませんが、この積み重ねは将来に向けての大きな代償を払うことにも成りかねません。

このような「緩慢なる自滅」を生まないためには、自分で設けている限界をきっぱりと捨てるのが一番です。

あれこれ言い訳を考えるくらいなら、行動あるのみです。
行動しないで済ませるのもちょっとしたことですが、あえて行動に踏み切ることも実はちょっとしたことでしかないのです。

行動した結果にはもちろん、保証はありません。
結果は5分5分であることを受け入れるのが、健全な判断です。
半分は失敗して恥をかくかもしれないが、それも引き受けようと腹をくくることです。

「あらかじめ保証を探し求める」という考え方がそもそも障害になっているのです。
その逃げの行動が、良くも悪くもない、「ありのままの現実」を「難しい現実」に見せてしまうのです。

リスクを避けるための言い訳をチェックしてみましょう。

「わたしにはできない、なぜなら?だから」というもっともらしい説明を論破してみるのです。

「私はもう年だから」「お金を持っていないから」「恥ずかしいから」「自分は謙虚だからそんな自惚れたことはしない」などなど。

そんな言い訳ばかりうまくなって「言い訳大賞」を獲得しても損をするのは誰でもない自分自身です。いつかやってこなかったことを後悔しないためにもそんなものは捨てましょう。

人の言い訳を聞いて安心するのは、自分も言い訳している人だけです。
それは聞いていて楽しいものではありません。

「完璧に出来る人間になったらやります」というのは、かつて実現したためしがない宣言です。

失敗サッカー


ゲームが終わった後なら、監督も完璧な指示を出せるものです。

スポーツの試合を見終わって選手の批評をするのもいいですが、痛烈に批評したあとで「自分も何も出来ていないけどね」と言い訳したり、自分に言い聞かせている人もいるかも知れません。

しかし人の批評に熱心になるほど、自分への責めも厳しくなることを知っておくべきです。

また人の批評に熱心になるあまり、自分を振り返ることを避けてしまわないことです。

人を批評できるほど自分には判断力があると自慢するより、自分が評価される側に回ることにもエネルギーを使って見ることです。

その行動はさらなるエネルギーを生み出し、次のあたらしい狙いも見えてくるものです。

また自分が自信の持てることだけしかやらないというのも、別の意味で自分を制限してしまいます。

「下手でも自分だけのやり方は他の人にはまね出来ないものだ」と思えるなら、何でもやってみる価値はあります。

また、それが思わぬヒントをくれるかもしれないのです。
いつも出来てることからは、新しい展望は開けにくいものです。

いつか行き詰まりを感じることになるかも知れません。
いろんな自分を表現できていれば、それだけ選択肢も増えるものです。

リスクを冒すことには、それ自体新しいエネルギーを生み出す力があります。
失敗を怖がることをまだ知らないこどものエネルギッシュな活動を見習いたいものです。

「どのように表現するか」を気にするから難しくなるのです。
ただあなたを表現するだけです。

本来あなたの持っているものだけが表現されます。
期待しようが、見せかけようが、怖がっていようが、本来あなたのものでないものは表現されません。


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こんにちは^^

そうですよね。人の批評に熱心になるほど、自分への責めも厳しくなるんですよね~。
でも、そういう方を見ているとかなりエネルギッシュで凄いな~、とも思いますね。
そのエネルギッシュな感じが、羨ましくなることもあります^^
自分でも体験をして、自分のありのままを表現すると良いのですね。

Re: こんにちは^^

> そうですよね。人の批評に熱心になるほど、自分への責めも厳しくなるんですよね~。
> でも、そういう方を見ているとかなりエネルギッシュで凄いな~、とも思いますね。
> そのエネルギッシュな感じが、羨ましくなることもあります^^
> 自分でも体験をして、自分のありのままを表現すると良いのですね。

りい子さんもブログを1年やってこられて自分を表現してきたものが
どれだけあるか振り返って見れば、その量に驚かれるのではないかと思います。
やらずにいたときと比べて、どれだけの広がりが生まれてきたかを見てみれば、
わずかな違いが生み出す積み重ねがいかに大きいものかがわかるのではないでしょうか。
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