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心配性2/行動できない

心配というのは、いいにせよ悪いにせよ結果が出てしまえば、本来は消え去るものでしょう。
しかし心配性の人は、ひとつ片づいた瞬間に次の心配事を作り出してしまうようです。

そんな心配性の人の中でも、行動を起こすことに抵抗を感じて動けなくなってしまうタイプがあります。

心配性だから動けないという言い方も出来ますが、実は自分から行動を起こすこと自体に問題を抱えているのかもしれません。

行動できない人の原因のひとつには、決断するのが恐ろしいというのがあります。

結果が怖くて決断を下せないので様子を見て先延ばしにするのですが、その結果行動を起こさないでいても後悔するし、仕方なく動いた場合でもうまくいかないんじゃないかと考えてしまうのです。

ためいき3


行動しようとするのをストップさせるもの、そこには何か元になる原因があるのかもしれません。

「思いつきでしゃべらずに、話す前に考えなさい」
「いい加減なことをして後悔するのは自分だからね」
「本当にそれで大丈夫なの?」
「何事も慎重に準備してからやりなさい」
「あわてる乞食はもらいが少ない」
「どんなときも気を許しちゃダメだよ」
「本当に必要なときだけ実行しなさい」
「調子に乗ってるんじゃないよ」

このようなメッセージは子どもの安全を願っての言い回しなのでしょうが、条件によっては後々私たちの行動を起こす決断を鈍らせる働きをしてしまいます。

このくらい言っておかないと何をするかわからないと親は心配なのかもしれませんし、そういわないといけないタイプの子どもだっているでしょう。

しかし親が心配性だとちょっとしたことにも、このような言葉が反射的に出てくる場合もあるわけで、何かにつけてこのようなメッセージを聞いていれば子どもは行動する代わりに心配することを覚えてしまうかもしれません。

「思い切ってやってごらん」というべきときにも、「よく考えなさい」と言ってしまうのです。

叱られる1


心配することが行動の代償行為になってしまうのは、ちょっと行き過ぎた反応の仕方です。

行動することにはリスクが伴いますが、リスクを適切にとらえて判断することと、過剰に怖がって動かないことは異なります。

それに行動しないという選択にもリスクはあるということも知っておく必要があります。

取り越し苦労というのは、勝手に自分で未来を予測して、それも悪いことが起こる方を予想してしまうわけです。

ですが、やっている本人にとっては、公平に未来を予測しているつもりになっています。

行動に移すことをためらいがちな人は、行動の代わりにこのゆがんだ未来予測に熱中してしまうのです。

またそのような人は、一生懸命未来を予測して完璧な仕事をやろうとしているのに、なぜいい加減な予測で行動してしまう人がいるのだろうと考えて、逆に心配しない人を非難したくなったりします。

ですが取り越し苦労というのは、どう考えてもエネルギーの使い方を間違えています。

行動に移した方がいろんな選択肢が増えて、思いもしなかった展開も待っているものです。

少ない可能性で、しかも悪い方の予測を採用していてもよりよい結果に向かえるとは思えません。

それに「取り越し苦労」がまちがったやり方である証拠とでもいえるのは、その人の心身にも悪影響を与えるだろうということです。

心配性ではなかなか活動的になれませんし、心配ばかりしていると落ち込んできたり身体の調子も悪くなりがちです。

メンタル


「杞憂(きゆう)」という言葉がありますが、これは天が崩れ落ちてきはしないかと心配した人の故事からきた言葉ですね。

「取り越し苦労」というのは、このようなたぐいの話です。

自分の心配はもっと現実的だといわれるかもしれませんが、いくら身近な予測でも未来は完全に予測できないことにかわりありません。

生活に障害を来すようだと、今ならパニック障害や強迫性の障害だと診断されるかもしれませんが、強迫的な心配は早めに解決しておきたいものです。

行動することは、やってもやらなくても100%満足する結果にはならないものです。

予測ばかりして様子を見ているだけでは何も変わらないだけでなく、新しい機会をどんどん失い続けます。

もちろん場合によっては、あえて行動しない選択の方が正しい場合もあります。

しかし、やらなかったことを後悔するようなら、あなたのやるべきことは「取り越し苦労」ではなく行動することにあります。

自分が行動しない理由が根拠のない心配からくるものに思えてきたら、目をつむってでも行動してみることです。

あなたは本当は行動しないでいることに自分でもいら立ちを覚えているのかもしれません。

しかしそれでも行動しないことが、さらに予測をより悪いものに見せ、より恐ろしいものに変えてしまうのです。

今度自分が「取り越し苦労」を始めたと気がついたら、その心配することでどんな情報や結論が導き出されたかを確認してみましょう。

それが何の役にも立っていないことがわかったら、小さなことでもいいですから保証のない不完全な行動を1つ実行してみましょう。

それもあくまで結果を予測しないでやることです。
その時の自分を評価したり分析したりせず、ただ行動してみます。

実験のつもりで、どんな結果になってもいいと思って行動し、しばらく我慢してそれを続けてみるのです。

そしてそれが続けられたら、結果が良くても悪くても、新しい行動に踏み切れたことで自分を褒めてあげることです。

どのようなことに目を向けるかも大事ですね。

悲観的な人が考えがちなのは、
・今は実現不可能なことを何とか出来ないか考えてしまう。
・過去の失敗をあれこれ思い起こして後悔する。
・失敗の原因を変えようのないことに対して探し求めてしまう。

これらを方向転換してみましょう。
・今すぐ実現可能なことだけに目を向ける。
・過去にうまくいったことを思い出して今に生かせないかを考えて見る。
・失敗の原因として自分に変えられることだけをチェックしたら、あとは成り行きにまかせてしまう。


なぜと考えないで、ただただ行動してみる。

時にはこれが最高の解決を切り開いてくれます。



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ともかくやってみるのも大切ですよね。
でも、最近は何をやったらいいのかもわからない状態。。。
目の前の事をコツコツとやっていくしかないですねぇ

子どもへの注意の仕方って、本当に難しいと感じちゃいますね。

こんにちは!

子供の安全を願ってのメッセージ、言わないように気をつけていますが、知らず知らずに言っているかもしれません。
子供が物事を躊躇している時って、過去に親が言った何げない一言が原因だったりしますよね~。
それを知ってびっくりする事があります。
注意しないと。

Re: こちくんさん

> ともかくやってみるのも大切ですよね。
> でも、最近は何をやったらいいのかもわからない状態。。。
> 目の前の事をコツコツとやっていくしかないですねぇ
>
> 子どもへの注意の仕方って、本当に難しいと感じちゃいますね。

動けなくなったときには、ちょっとやり方を変えてみる必要があるという話ですね。

子どもへの影響というのは確かに難しいですが、基本的に自分を信頼できる部分が
育っていけば、いざというときには、自分で考えてなんとかするものだと信じたいですね。

Re: こんにちは!

> 子供の安全を願ってのメッセージ、言わないように気をつけていますが、知らず知らずに言っているかもしれません。
> 子供が物事を躊躇している時って、過去に親が言った何げない一言が原因だったりしますよね~。
> それを知ってびっくりする事があります。
> 注意しないと。

「過去に親が言った何げない一言が原因」
そうですね、別に深い意味で言ったわけでないのに子どもは妙に深刻に受け止めていたり。

ですが基本的に子ども自身が自分を信頼できるように育っていけばなんとかなるものです。
必要以上に心配すると、そうしている親の姿勢が伝わったりしたのでは意味がないわけで、
親自身が悪い見本を見せないことの方が大事かもしれません。

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