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999mの山 - 偏見を捨てよう

ありのままを受け入れるには、何よりも素直さが必要です。

受け入れを拒否するのは、どこかで拾ってきて自分の信念に組み込んでしまった偏見や傲慢な思い込みです。

科学は自然を観察し、測定し、分類することによって自然の法則を見つけ出してきました。

自然の法則を知ってそれを利用することで、私たちは科学の恩恵を受けてきました。

しかし、法則を手に入れたのをいいことに、今度は法則を自分の好きなように書き換えてしまおうと考え出すと、今度は自分の思い描いた法則に自然が従うべきだと考えるようになってしまいます。

自分では法則に従おうとしているつもりでも、いつの間にかあなたの偏見が法則を自分の思いたいものに書き換えている可能性があるのです。

素直さに立ち返れば、そのような偏見を主張する自分の不自然さは、自ずと見えてくるのですが、固くなった頭はそれをなんとか力でねじ伏せようとします。

パソコン子供


素直に言われたとおりにまねてみる子供は、パソコンを習得するのが大人よりも明らかに早いように思います。

大人になるほど、自分の今までの経験則に照らして、こうあるべきだと思うやり方を変えようとしないから、簡単な操作を覚えるのにも抵抗があるのです。

コンピュータというものが間違っていると思いたい人には、素直に受け入れるという謙虚さがありません。
操作を覚えるのに、コンピュータの善し悪しを語っても意味がないのです。

素直に受け入れるとは、しばらく批判を脇に置いて、そのままを受け入れることを試そうとする態度です。

新しい考え方を聞いても、「これは○○の考えと似たようなものだな」というように受け取ったのでは、ただあなたの知識のライブラリにストックを追加するだけで、あなたは何も変わろうとしません。

まったく初めて聞いた気持ちを持って、そこで感じたなにかを素直に受け取って分類や批判をストップする態度をもたないと、融通の利かない信念をますます強固にしてしまうだけです。

批判することが意味のある場所では批判することも必要ですが、そのまま受容することが必要な場所では批判を捨てて素直に受け取る必要があるのです。

あなたはいつでも論客である必要はないのです。
時には子供のように素直に教えを受け入れることが必要なのです。

「これこそが自分自身だと信じるなにかを守ろうとする」、この態度がその信念を脅かすものから身を守ろうとして、使うべきは批判的な思考だという流れになってしまうのです

素直に受け入れるという選択肢は、登場する機会を失ってしまうのです。

頑固な信念は、自然を観察しそれに従うことの恩恵を受けられなくしてしまいます。

算数授業


たとえば、私は「引き算」は嫌いだから「足し算」だけを使うのだという偏見を持つ人がいるとします。

ここに1000mの山と1mの高さの絵があります。
これを使って999mの山の高さを表して下さい。

「引き算」を使えば1000mの山の頂上から1m降りた位置を求めれば一発で999mの高さを求めることが出来ます。

しかし私は「足し算」しか使わないと主張する人は、1mの高さを999個重ね合わせないといけないことになるわけです。

「引き算」すること、つまり量を減らしてみればどうなるかという考えを拒絶して、ただひたすら増やすことだけを考えるから、このような無駄な行為が必要となってしまうのです。

新しい考え方や別の考え方を取り入れるのを拒むのは柔軟さの欠如ですが、もとをたどれば「こうでないといけない」という思い込みが受容することを拒否するのが原因です。

あなたはミツバチで、赤い花や黄色い花といったきれいな色の花から蜜を集めることにしています。
あなたの求めるものは、色鮮やかな色彩に飾られた華やかなものに含まれると思い込んでいるのです。

しかしあるとき嵐で強風にあおられて知らない地域に飛ばされてしまいます。
気がつくとそこは、一面白い花が広がるクローバー畑でした。

花畑


蜜を求めて飛び回りますが、あなたは色鮮やかな花がないことに気づいて途方に暮れます。

おそるおそる近寄った白い花でしたが、本物の蜜がそこにあることにようやく気づいて考えを変えることができました。

あなたが本当に必要としているのが、花の色ではなくそこにある蜜であったことに気づくことが必要です。

色の鮮やかさで判断することが間違っているとわかって素直に訂正できれば問題は生じません。

そこに抵抗があるとすれば、それは間違っていたことが問題ではなくて、いまのあなた自身の立場を弁護しようとするところに問題があるのです。

あなたの思いたい真実ではなく、ありのままの真実を受け入れるとき抵抗も問題も起こりません。

あなたが真実を選択するとき、真実もあなたを選択します。


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こんにちは^^

「引き算は、面倒くさい~。」と思っていましたが、999mの山のお話を読むと、日常生活でも引き算を使っているんだな~、と思いました。
別の考えや新しい考えを取り入れる柔軟さがあると、物事がスムーズに進むんですね。
ミツバチと花のお話、共感できました(^^)
でもパソコンの操作は立ち止まっているままです。

Re: こんにちは^^

> 「引き算は、面倒くさい~。」と思っていましたが、999mの山のお話を読むと、日常生活でも引き算を使っているんだな~、と思いました。
> 別の考えや新しい考えを取り入れる柔軟さがあると、物事がスムーズに進むんですね。
> ミツバチと花のお話、共感できました(^^)
> でもパソコンの操作は立ち止まっているままです。

地道な足し算の積み重ねが必要なときと、方向転換して引き算する必要があるとき、
見分けるのはなかなか難しいです。
どちらにしても苦し紛れにやり方を変えるのはまずい場合が多いようですね。
そんなときに自分の判断に頼れるように、普段から信じられる自己を築きたいものです。
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