« ホーム »

野の花の装い - 苦しめるのは誰でしょう

6:28 あなた方はなぜ衣服のことで思い煩うのか。野のユリがどのように育つかをよく考えなさい。労したり,紡いだりしない。 6:29 だが,あなた方に告げるが,栄光を極めたときのソロモンでさえ,それらの一つほどにも装っていなかった。 6:30 では,神が,今日生えていて明日かまどに投げ込まれる野の草にこのように衣服を与えておられるのであれば,あなた方にはなおのこと衣服を与えてくださらないだろうか,信仰の少ない者たちよ。

6:31 「だから,『何を食べようか』,『何を飲もうか』,『何を着ようか』と言って思い煩ってはいけない。 6:32 こうしたものすべては,異邦人たちが追い求めているものだからだ。あなた方の天の父は,あなた方がこうしたものすべてを必要としていることをご存じなのだ。 6:33 むしろ,神の王国と神の義を第一に求めなさい。そうすれば,こうしたものすべてもあなた方に与えられるだろう。 6:34 だから,明日のことで思い煩ってはいけない。明日のことは明日が思い煩うからだ。その日の悪いことだけで十分だ。

マタイによる福音書六章

書籍名:新約聖書 マタイによる福音書 訳者名:CozoH
『電網聖書』ホームページ



自然は努力せずとも、その生命を開花させます。
自然環境が劣悪でも、それなりに出来る限り自分を表現し尽くしているように思います。

なのになぜ、私たちはこんなにいつも悩んでいるのでしょうか。

自然に考えれば、私たちが余計なことをしているからと考えるのが妥当だと思えてきます。

ギリシャの哲学者達は、神話の世界から人間中心の世界を作りあげました。
アリストテレスは、自然を分類し分類し、今日の科学的な思考方法の基礎を築きました。

科学は私たちに、わからないもの、不思議なものを消し去るかに思えました。

しかし、心の問題に関しては、残念ながら古代からほとんど本質的に進歩していないようです。

いくら科学的な思考方法を使える人でも、自分のこころの問題となると、思い込みから自由にはなれないようです。

物理的な世界では、「なぜ」とか「どうやって」という問いかけが有効で重要なことです。

しかし、私たちの心の問題となると、理由を知ったり説明できたりすることが必ずしも解決をもたらしません。

頭で考える限り、理解できないものは恐ろしいものになってしまいます。

頭で考える限り、答えを求め続けないと解決は望めないと思い込みます。

頭で考える限り、過去の経験が道しるべであり、未来がどうなるかを耐えず気にすることになります。

頭で考える限り、自分の正しさが自分を支えると思い込み、間違いを認めることを怖がります。

このように「なぜ」と「どうやって」で生きることをやめて、理由を考えずに今のありのままを受け入れないかぎり解決しないことがあるものです。

昔から賢人達は、分からないものをそのまま受け入れることを説いてきました。

老子はタオは人間にはわからないものだがそれに従うのだと言い切ります。
仏陀はすべては空と見抜き、はかないものにしがみつくことの愚かさを説きました。
かつては日本人は、もののあわれやはかなさを尊び、無粋な扱いを嫌いました。
イエスは、前掲のように頭で思い煩うことが無駄であることを教えました。

説明のつかないことを恐れずに、ありのままを受け入れること、まかせてしまうことが私たちに自由を取り戻します。

古い思い込みを捨てて、手放してしまうことです。

自分の力では、自分自身から自由にはなれないとあきらめることです。

ユリの花


まわりの世界は誰にとっても平等です、
それが苦痛に満ちていると思うのは、あなた自身が苦痛を作り出しているにすぎません。

・自分の正しさを主張したいがために苦痛を作り出さないこと。
あなたの正しさが否定されてもあなた自身が否定されるわけではありません。

・他人への思いやりのために自分が苦しいのは、何かが間違っています。
あなた自身への思いやりを忘れていないでしょうか。

・こんなことを考えたらきっと反対するだろうと、反対者を自分で作り出さないこと。
人に話せば反対される確率はせいぜい5分5分、黙っていれば0です。

・他人はケチではありません。あなたがハッキリ欲しいと言っていないだけです。
自分の望みをたいしたことじゃないなどと思わずに大事にしましょう。

・責任感という名の下に自分を苦しめないことです。
「責任」とは言葉であって、それに従う限りどこまでもあなたを許してはくれません。
それは実は外側にあるものではないのです。

・苦しいのは自分が「高尚な人間」だからだと思わないこと。
苦しまない「ただの人」になりましょう。

・恐怖は逃げ道のあるときだけ存在します。
回避策がないと認めれば新しい見方が出来る様になります。

・まわりが敵ばかりに見えるのは、あなたが自分自身と敵対しているからです。
自分自身を許せば、敵もいつの間にかいなくなります。

・まわりの人が間違っていると思うのは、自分の正しさへしがみついていることの現れです。
あなたも間違えることはあると認めれば、ゆったりした生活が戻ってきます。

・自分はこういう人間だと説明しようと思わないこと。次の瞬間にも自分は変わるかも知れないと認めてしまえばいいのです。わかっている人はそんなあなたを責めたりしません。

・苦しいのが当たり前と思い込まないこと。たんに苦しさのない世界になじみがないので恐れているだけです。苦痛の終わりは自分の終わりだと勘違いしないこと。


気に入っていただけたら応援お願いします ↓↓
 人気ブログランキングへ 




[関連記事]
明け渡すということ
アリストテレス


関連記事

ACR WEBブログパーツ

テーマ : 幸せになる考え方
ジャンル : 心と身体


にほんブログ村 メンタルヘルスブログへ にほんブログ村 メンタルヘルスブログ 癒し・ヒーリングへ


現実とあなた自身のずれがなくなるほど、あなたは無理している自分を発見できるでしょう・・・
思考と感情からの解放~そして現実のみを信じる3ステップ|ヒーリング・スピリチュアル | ココナラ

スポンサード リンク







コメントの投稿

非公開コメント

No title

向上心とか、そういう気持ちも放棄したほうがいいんでしょうか?
そこが過大だったりすると問題なのかなぁ
まぁ私もそこまで向上心にあふれているわけではないですけど(笑)

Re: こちくんさん

> 向上心とか、そういう気持ちも放棄したほうがいいんでしょうか?
> そこが過大だったりすると問題なのかなぁ
> まぁ私もそこまで向上心にあふれているわけではないですけど(笑)

向上心という言葉に惑わされなければいいのではないかと思います。
真剣にやっていれば自然といいものを目指すでしょうから、あえて抑制する必要はないですよね。
しかし人に見せるためとか成果にとらわれると、邪魔なものにもなりかねませんね。
進歩がないのもやっていてつまらないでしょうから、あくまで自分で楽しみながらやればいいと思いますけど。
自分を苦しめるようになったら見直してみればいいじゃないでしょうか。
sidetitle最新記事sidetitle
《最近7日間の人気順位》
~ランキング全体をみる~
~ランキング全体をみる~

sidetitle最新コメントsidetitle
sidetitle全記事表示リンクsidetitle
過去の記事はこちらから↓

全ての記事を表示する

sidetitleブログ紹介sidetitle
☆~新刊⌒☆
☆ちゃん見るシリーズ☆


好評発売中


アルファポリス
第2回エッセイ・ブログ大賞
特別賞『タオに生きる』 pao
WebコンテンツPickUP!タオに生きる
【 エッセイ・日記・blog > blog 】
老子の教えに学ぶ
老子のいう「タオに生きる」ということはどういうことなのか。さまざまなアプローチから、自らの考えや学んだこと、思ったことが綴られています。心をやすめ、身体をやすめ、穏やかで落ち着いた生活をしたい……そう願う人たちにとって、ヒントに溢れたブログです。


ez-HTML





PRR
sidetitle月別アーカイブsidetitle
sidetitleカレンダーsidetitle
11 | 2016/12 | 01
- - - - 1 2 3
4 5 6 7 8 9 10
11 12 13 14 15 16 17
18 19 20 21 22 23 24
25 26 27 28 29 30 31
sidetitleにほんブログ村sidetitle
sidetitleお世話になってますsidetitle
※FC2ブログのリンクですが、なるべくblogpeopleのリンクをお願いしています(右サイドのお友達リンク)
このブログをリンクに追加する
sidetitleスポンサード リンクsidetitle
sidetitleアクセス情報sidetitle
sidetitleジャンル・ランキングsidetitle
[ジャンルランキング]
心と身体
43位
アクセスランキングを見る>>

[サブジャンルランキング]
スピリチュアル
13位
アクセスランキングを見る>>

sidetitle検索フォームsidetitle


もう一つの「タオに生きる」カテゴリー別
Screen Shot_30p ※徐々に更新しています
タオに生きる(人間関係)
タオに生きる(アドバイタ関連)
タオに生きる(YouTube#1)
タオに生きる(YouTube#2)


[上位タグ20]
感情、莊子、思考、怒り、罪悪感、老子、いまここ、人間関係、バイロン・ケイティ、交流分析、タオ、エックハルト・トール、ありのまま、許す、YouTube、老荘思想のコラム連載、不安、過去、無為、OSHO

sidetitleRSSリンクの表示sidetitle
sidetitleアクセスランキングsidetitle
訪問いただいているサイト
(週間 木曜日リセット)
※こちらでタイトルを入れさせてもらっていますが、出したくないとか変更したいという方はご連絡下さい。

sidetitleカテゴリsidetitle
カテゴリーを追加し整理しました。 バイロン・ケイティ、エックハルト・トール、ガンガジ、ムージ、OSHO
sidetitleQRコードsidetitle
QRコード
sidetitleお友達リンクsidetitle
FX