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気分というやっかいなもの

神経症の症状というのは、ストレスを思うように処理できないというサインです。

※最近は神経症という言葉を使わずに、不安障害、パニック障害といった呼び方をします。

それがサインであるということは、根本にある原因を何とかしたいという、心や身体の訴えであるということを意味します。

ですから、症状だけをなんとかしようとしても、症状はなくならないわけです。

気分というものの扱いもこれと似たところがあります。

また、気分を適切に処理しないことが、神経症を生み出す原因となる場合もあるわけですが。

気分というのも心や身体からの訴えのひとつです。

女の子思案


そんなものは気のせいだといって、理屈で処理しようとしては根本的な解消には至らないということです。

気分は、そのような状態になることで、無視されることに抵抗しているともいえます。

やっかいなものという言い方は理性から見た一方的な言い方であり、気分というのはやっかいでも、付き合ってあげないといけないもの、そう考えるのがいいような気がします。

計画を立てて作業を開始したものの、なにかやる気が起きないとか、作業をできなくするような邪魔が入ることが多いとしたら、それは偶然ではなく計画を拒絶している心の抵抗かも知れません。

そう考えると、計画を見直して、一見妥当に見えることでも計画から外す事が必要なことが見つかるかも知れません。

無視して計画を断行していると、いろんな抵抗が心身に生じてきて結局計画を中断することに追い込まれるかも知れません。

気分は微妙な心理状態なので、つい無視したくなるものですが、そうしないで辛抱して付き合ってやることで早く解決できる可能性があります。

なにか今日は気分がさえないと思ったら、何か原因になることを探してみる。

自分ではたいしたことがないと思っていたり、社会的な体面から重要視するのを躊躇していることが原因かも知れません。

気が晴れない


たとえば、会社で上司から怒鳴られて落ち込んでいるのかも知れないのに、それぐらい慣れているはずだとなかったようにしていないでしょうか。

理不尽な扱いを受けたら、それに対する怨みを何とかしたいと思っているかも知れません。

そんなことは良くないことだとか、人を恨んでもろくな事はないというのは、その通りですが、トータルに見ればそうであっても、いま存在する気分はその理屈では解決していないのです。

まずは気分を解消することで、元に戻れるようにすることです。

気に入らない上司を想像の中で逆さ吊りにして、痛めつけてやる必要があるかも知れません。

気分を治めるには時間がかかることもありますから、あきらめてそれに付き合うくらいの覚悟を決めた方がいいのです。

会社では、いろいろストレスの原因があります。

たとえば、憂鬱な会議というもの。

偉い人が上座に鎮座しているような会議です。

会社会議中

組織における役職とか上下関係というものは、人工的なものです。

あまりそれに従わねばと思い込むことは、そのようなものを取り除いた本来のあなたを見失ってしまいます。

上下関係など無視して、心の中では対等な人間として付き合うことを考えてみましょう。

対等の人間として見られたとき、初めてあなた本来の能力が発揮出来ます。
会社にとっても、その方が望ましいはずです。

相手に気後れしていると感じるときは、相手の見方を変えてみましょう。

こんな方法を何かで読んだことがあります。

相手の「へそ」のかたちを想像してみるのです。

正面にいる部長や次長のへそはどんな形だろう、でべそだろうか、変な形をしていないだろうかとか、子どもがいたずら心を起こすような感じで想像してみます。

そうすると、すぐに相手もただの人間、おっちゃん、おばちゃんに見えてきます。

気後れしているようでは、あなたの能力が充分発揮出来ませんから、偉いと思う人間から順に標的にしてかたづけていきましょう。

ザコキャラをいっぱい片付けて経験値を積んでからボスキャラを倒そうと思っていては、事態は変えられないままでしょう。

最初にボスから片付ければ、ザコは一気に片付いたようなものです。

あなたが、会社にしがみついてクビになるのを恐れるあまり、身動きできなくなっているとしたら、あなたが仮に会社を辞めてしまったとしたら、相手はどのように見えるかを想像してみましょう。

会社の上下関係がなかったら、こんなやつの言うことなど誰が聞くかと思っているのが、見えてくるかも知れません。

別に会社を辞めてもいいと捨て鉢になる必要はありませんが、たかが会社の上下関係で自分の心身が悲鳴を上げるところまで自分を追い込むことはないということです。

奴隷である関係など、とてもまともな人間関係ではありません。

会社に限らず、人間関係は対等な関係である方が健全な関係であるはずです。

何かを頼むためとか、負い目のある関係は、必要がなくなったらすぐに解消して対等な関係に戻しましょう。

感情1

気分の話に戻すと、気分が左右される原因というのは、実に些細なことであるというのが予想以上に多いものです。

こうあるべきだと思うことを捨てて、素直に自分が怖がっているものを認めてもいいと思えば、何が自分の気分を左右したのかが見えてきます。

深刻に悩んでいるようでも、実際の原因はチョットした人間関係のいざこざとかお金の問題とかであって、そんなに高尚な問題で悩んでいるものではないのです。

気分がいつまでもスッキリしないことも、原因がわかってしまえば、こんなことだったのかと思うようなことがほとんどです。

それに気がつくには、社会的な望ましさというフィルターを外して、どんなくだらない原因でも言ってごらんという姿勢で取り組む事ですね。

まずは、自分の気分に対して、やっかいもの扱いしないで、味方になってあげようという気になってみることです。

気分というのは、理屈で考えるようなスパッとした解決はできないものですが、少し待たされると覚悟を決めてしまえば、結局は理屈でねじ伏せてこじらせるよりも早く解決することになります。

それも、根本原因が取り除けるのですから、ストレスを思うように処理できないというサインに対して正面からの答えとなりうるのです。


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こんにちは

「気に入らない上司を想像の中で逆さ吊りにして、痛めつけてやる」
というところ、ちょっとウケてしまいました。
そういえば、かつて会社にいたずら電話をかけてくる人がいたのですが、なぜかみんなで評判の悪い上司(わるい人ではないんですけどね~)の事を犯人あつかいして散々なことを言っていました。
根拠もないのにひどい話ですよね~。

相手の「へそ」の形を思い浮かべるというところも笑えました^^

No title

気分って実態がない?だけにやっかいですよね~
ほんの些細なことが心に引っかかっているだけで、ずっと効率が落ちちゃったり。。。
でも、その引っ掛かりが重要な事もあって・・・

まぁ気楽にやっていきま~す

Re: こんにちは

> 「気に入らない上司を想像の中で逆さ吊りにして、痛めつけてやる」
> というところ、ちょっとウケてしまいました。
> そういえば、かつて会社にいたずら電話をかけてくる人がいたのですが、なぜかみんなで評判の悪い上司(わるい人ではないんですけどね~)の事を犯人あつかいして散々なことを言っていました。
> 根拠もないのにひどい話ですよね~。
>
> 相手の「へそ」の形を思い浮かべるというところも笑えました^^

犯人扱いされる人(わるい人ではないんですけどね~)っていますね。

まああまり勧められたことではないですが、こういうのって「へそ」の話もそうですが
なにか子どものいたずら心というか勘とか感性でやってしまう所があります。

なので、どこかいじめられても大丈夫なラインが、わかってやっているんですが、
最近は、頭だけで考えてやってしまうから、悲惨な結果を招いたりするんではないかと
思ってしまいます(別に根拠はないですが)

Re: No title

> 気分って実態がない?だけにやっかいですよね~
> ほんの些細なことが心に引っかかっているだけで、ずっと効率が落ちちゃったり。。。
> でも、その引っ掛かりが重要な事もあって・・・
>
> まぁ気楽にやっていきま~す

まぁあまり気にしすぎないで、気楽にやりましょう。
積み重なって手に負えなくなる前に、放り出してしまいましょう。
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