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これは自分の感情?相手の感情?

目の前の相手が不機嫌そうにしているのも見たとき、あなたはどのように感じるでしょうか?

自分がなにか相手に負い目があるのなら別ですが、普通なら相手のほうに何かよくない出来事があったんだろうと考えるでしょう。

しかし「共依存」と呼ばれる傾向がある人たちは、それを見たとき、すぐに自分が相手に何か不都合なことをしてしまったのではないか、と気になってしまいます。

また、それが引き金になって、自分に何か問題があるのではないかと不安になってきたりするのです。

考えるウサギ

一時的に自分に対する評価が低くなっていただけの場合もありますが、共依存の場合には、相手の感情を自分の感情と同じように見てしまう傾向があるといわれます。
お互いが自分と相手の感情を分かち持っているように感じてしまうのです。

そのほか、共依存では自分の感情を素直に表現できず、抑制する傾向があります。

あるいは、他者からの非難を極端に恐れたり、自分のせいではないことを必要以上に強調したりします。

そして、さらに共依存に特徴的なのは、相手を支配しようとする傾向なのです。

支配するというのは、「これだけ自分が相手のために貢献しているのだから、相手は自分のことを感謝し、また自分に服従するのが当然である」と思うわけです。

日本の社会は、欧米などと比べれば、「共依存」の傾向が強い社会であると言われます。

ですから、わたしたち日本人にとっては、当たり前のように思っている人間関係も、共依存の傾向が影響しているかもしれません。

「つくす女」が愛情豊かな女性であるように描かれるドラマが、普通に受け入れられるのもそんなところにあるのかも知れません。

2つの感情

しかし、健全な人間関係では、このような不安や支配欲というものから自由であるはずです。

一時的には、そのような状態が生じるにしても、それがいつも続いている関係であるとすれば、共依存の関係が疑われるわけです。

別れた相手との関係に、いつまでも未練を感じたり、怨みを引きずるのは、相手への依存関係があるからです。

自分の感情に素直であるということは、「寂しさ」や「怒り」といった否定的な感情にも、敏感であるということです。
ですから、相手にも否定的な感情であっても、それをぶつけられる関係を求めます。

しかし、そのような関係を求めることはあっても、相手をそれで支配しようとするつもりはないし、拒絶されれば、関係を終わらせる自由さも持ち合わせているわけです。

悩む2人

依存的な関係であるかどうかは、それがあるか、ないかの二つにひとつではなく、依存の度合いの問題です。

少しは傾向があっとしても、それが自分や相手を縛り付けて、お互いが依存しあわないとやっていけないという問題が生じなければいいわけです。

ですが、そのような傾向も時と共に変化するものですから、もし今の自分がこれらの問題を抱えているように感じられるのなら、他者に対する依存傾向が存在しないかチェックしてみることが必要かも知れません。

そのようなチェックが必要であるのは、依存関係の中に入ってしまうと、苦しさを感じながらも、どうしていいのかわからなくなってしまうからです。

そのわからなさとは、こういうところにあります。

共依存の関係では、相手との関係の中に、愛情面で自分を満たしてくれるものも存在するわけです。ですから、その関係を崩してしまうことに恐れを感じるのです。

一方でその関係そのものに、息苦しさを感じている自分も存在するのですが、その関係を維持するためには、自分自身の感情を素直に感じ取ることを、犠牲にしなければならなくなるのです。

見かけの親密さを装った依存関係は、それを続けていく中で、抑うつ傾向を示し始めることにつながります。

依存性が強いと感じたら、勇気を出して今の関係を見直してみることも必要かも知れません。


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こんにちは

こんにちは^^
なるほど~。
依存的な関係かどうかというのは、それがあるか、ないかのどちらかではなく、依存の度合いなんですね。
読ませていただいて、私は、自分を「共依存」という事とはかけ離れているように感じましたが、相手によって、またその関係によって変化するものなんですね。
すごく勉強になりました。

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