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この気分はどこから

あなたはいま喫茶店かレストランに入って、外の景色を眺めていました。
ふと気がつくと、何か憂鬱な気分になってきました。

このような気分の変化は、突然どこかからやってきたように感じるかも知れません。
しかし、そこにはあなたをそういう気分にさせる何かがあったはずです。

気分の変化を起こさせるような、何かの刺激。

あなたは、外の景色を眺めていて、そこで何かを見たのかもしれません。
遠くに見える山の上になにかの建物がありました。
それは、あなたに過去の何かを思い出させて、気分に変化を起こさせます。

レストラン食事女性


あなたは、そのお店に入ってきてから、全然意識していなかったのですが、そこで流れていたBGMが、あなたに何かの思い出に結びついた気分を起こさせたのかも知れません。

あるいは、まわりの席で、小さな子どもが泣き出したのを聞いたり、お母さんかだれかが、子どもを叱っているのを聞いたのかも知れません。

あなたはそれらのことを、ほとんど無意識のうちに感じ取り、知らない間に気分が変化していたのです。

もしかすると、もっと意識しにくい刺激があったのかも知れません。
そのお店には、あなたの記憶を呼び起こすような、微妙な香りが漂っていたかもしれません。

お店の中の照明や外の明るさとの対比、その微妙なあかるさは、あなたに何かの記憶を呼び起こす原因になったかも知れません。

こうした気づかないうちに起こった、刺激から気分への影響は、一時的なもので終わったかも知れません。
しかし、そこであなたが、気分に関係した思考を働かせ始めていたとしたら、それは一時の刺激が完結した後も、あなたの半分無意識のなかで、気分を変化し続ける働きをしてしまいます。

深呼吸


わたしたちは、ふだん呼吸していることを、ほとんど意識していないでしょう。
何かのきっかけで、自分が息を吐いたことに気がついてはじめて、自分の呼吸活動を意識するのです。

これと同じように、わたしたちの多くは、ほとんど無意識のうちに思考活動を行っています。
誰かに指摘されないと、自分が物思いにふけっていたことに気づかない場合も在ります。

さきほどの、気分が呼び起こした記憶は、あなたに次々と思考活動を始めさせます。

それは、その思考と結びついた気分をあなたにもたらし、何となく落ち込んだり、気分が重くなったりするのです。

しかし、あなたがその気になれば、このような自動的な気分の変化に気づいて、そこで起きているあなたの思考をとらえることは、それほど難しいことではありません。

あなたが少し自分の気分に目を向けて、そのとき何を考えているかを捕まえる練習をすれば、それはすぐに習慣となって、自動的に不愉快な気分に陥ってしまうことを、防止することができます。

それは、気づけないのではなくて、あなたが自分の考えによって、気分を左右しているという事実そのものを、知らないからなのです。

それが事実であることは、ご自分で試して見ればすぐにそうだとわかることです。

あなたが物事を解決しようと、「思案している」つもりでいた時間の多くを振り返って見ましょう。
それが、実はあれこれと、その気分を維持するために思考を働かせていただけであったことに気づくのです。

腕組み子ども


なぜ、こんなに考えているのに、何も答えが出ないのか。

それは、自分が答えのでない問いかけをし、その裏側で自分の好みの気分(それは多くは不快な気分)に浸るための思考を巡らしていたからなのです。

なぜかわたしたちは、自分にとって不快である感情を引き起こすために、いろいろな考えを思い出してはそれを維持しようとします。

それは、かつてはあなたの役に立つことがあったのかも知れません。

しかし、いまあなたが特定の気分に浸る傾向があり、それをやめたいと思うのなら、方法はあります。
自分の思考をチェックして、それがもはや事実ではなく、あなたがそれを作り出しているだけなのだと気づくだけでいいのです。

気分とは、自動的にどこかからわき出してくるものではなく、あなたの考えることがそれを生み出していることを知り、自分の気分を主体的に選択するのだと決意することもできるのです。

あなたは、普段意識していなくても、意識して呼吸することもできます。

同じように、自動的で半分無意識な思考が、あなた時間を占領してしまわないように、あなたが主体的に考えることを決めることは可能なのです。

それが、あなたの役に立つかどうか、もしやったことがなければ、すぐにでも試して見ましょう。
少し時間をとって、あなたの考えることを第三者のように見守ってみれば、すぐに分かります。

あなたは、おそらく一分もしないうちに、自分が何かの思考に飛んで行ってしまうのを発見するでしょう。そしてそれに伴って気分が変化するということも。

それは、あなたに画期的な変革をもたらすものになるかも知れません。

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