「これを知らないと生きていけません。取り残されますよ!」という脅し

毎日繰り返されるCM、最初はそんなもの必要ないよ!と自身を持っていっていたことが、何かの機会に自身を失ったりしたとき、そういった繰り返しの説得は、無視していると危険かもしれないという恐れを生み出すかもしれません。
「自分は必要なことは自分で考えている、情報に振り回されてなどいない。」
そう言い切れる人がどれだけいるでしょうか?
自分で考えていると言っても、考える材料はいつのまにか外に頼っているわけですから、誰が考えたことかは怪しいものです。
情報を遮断し、いままでの流れをストップして、リセットまでは行かなくても自分を振り返る時間をもっと持つべきなのです。
外から与えられた「これを知らないと生きていけません。取り残されますよ!」という脅しに乗って、恐れから行動していないかをチェックする必要があります。
毎日送られてくる情報に、じわじわと作られてしまった自分を増殖させてしまうのをストップしなければなりません。
たったいま自分が気にしていることは何でしょうか?
それはもとをたどってみても自分から出てきたものでしょうか?
それともどこかで誰かに教えられたことを信じたからでしょうか?
別に瞑想などという大げさなことを考えなくてもいいから、外の情報を遮断して(自分が取り込まないと思うだけで充分です)、過去や未来に左右されずに「いまここ」での自分を取り戻してみることです。
そこには、外から仕入れてきたお仕着せの楽しみもなければ、しつこく脅かしてくる強迫的な訴えもありません。
何が見えて来るかの保証はありませんが、自分を縛り付けるくだらない雑多なガラクタも綺麗に消してしまえるのです。
自分は最近、何の気がかりもない時間を一瞬でも持てているだろうかと振り返って見ましょう。つまり無防備でいられる自分を少しでも過ごせているでしょうか。
そうしないと、いくら仕事を忘れようと旅行に出かけても、取り戻すべき自分が何だったのかが、だんだんわからなくなってしまいます。
これで準備はすべて整ったと思って振り返れば、まわりにあるのはすべて誰かに押しつけられたものばかり。
自分が選んだものなど何もないことに、ようやく気づく。
そんなことにならないようにです。
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