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アラン・ワッツ 結婚について

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このアラン・ワッツの指摘は真実をとらえていると思います。

よくドラマや本に書かれているような、「理想の結婚とは」というものを信じたり、また信じるかぎり、相手がそれに反することをしているように見えると非難したくなったりするわけですが、そういったふるまいは、実にばかげています。

作者はドラマをヒットさせたり、本を売り上げたいために、刺激的に、ドラマチックに話を作り上げているわけで、現実の結婚生活がどうであるかなど、知ったことではないのです。

しかしそれでも、人はそういった話を求めるでしょう。
それは、現実に起きていることに確証が持てなかったり、自分自身の価値を信じられずにいるために、嘘でもいいから、あのときの刺激をもう一度味わいたいと願うからでしょう。退屈な現実を忘れて夢を見たいだけなのです。
それに酔ったあと、しばらくは気分がよくなりますが、やがて対照的な現実に幻滅するということを繰り返します。

そういったものに依存したくなるのは、自分自身を価値で判断するしか信じられなくなっているからです。

やるべきことは、パートナーの批判ではなく、自分自身が存在していること自体に満足と感謝を味わうことです。
自分自身に満足できなければ、相手をありのままに見ることなど、とてもできませんし、せいぜい自分の不満を相手に映し出して批判してしまうだけなのです。

パートナーはあなたの不足を補ってくれる存在ではありません。そんなことを信じていれば、遠からずあなたは相手に不満だらけになり、見当違いの不幸を嘆くようになります。
あなたには足りないものなど最初からないのです。欠点だと思い込んでいるものは、その存在する意味を見出せないまま、向き合うのを避けている自分なのです。


アラン・ワッツ 結婚について

結婚に関しては、間違ったことなど何もありません、法的制度を除いてはです。 一貫したつきあいとして暮らす男性と女性の自然なイベントは、子供たちの有無にかかわらず、機能する賞賛に値する制度です。どちらかがそれを働かせなければならないと主張したり、その人のパートナーを持ち物とみなしたりしない程度において機能するでしょうが、相手を所有物と考えるならそれは、自動的に人形になってしまいます。

個人的な友人の結婚式では、いつでも私はこういう話をします: 『私が言おうとしているものは、憂鬱でシニカルにさえ最初は聞こえるかもしれません、しかし私は、あなたが、それほどあてはまることを実際には見つけるわけではないと思います。私があなたに心に留めておいてほしい3つのことがあります。

一つ目は、あなたたちは現在お互いを見て、おそらくお互いが最高であると見ているだろうということです。 すべてのものは時が経てば崩壊します、そして、年月とともに、あなたはより良くというよりは、むしろより悪くなる傾向があります。 したがって、互いを改善しようという目論見で結婚してはなりません。 成長は起こるかもしれません、しかし、それは強制されることではありません。

第2は、感情的に正直でいなければならないということです。 あなたは決して、実は感じてもいない愛があるふりをして、偽らことをしないでください。愛とは我々に命じられたものではありません。 同じ理由から、義務としてあなたのパートナーから愛を要求しないでください、なぜならば、このような精神で与えられる愛は、真実を響かせませんし、相手に喜びを与えません。

第3は、お互いに相手にしがみつかないでください、そうしないと互いに相手の首を絞めてしまいます。 あなたたちは、互いの家財でありません、そして、お互いが完全に自分自身でいられる自由を許せるほど、パートナーを信用しなければなりません。 あなたがこれらのことをしっかりと見つめていられるなら、あなたたちの結婚はどんな正式な契約や約束、たとえそれが厳粛で法的に拘束力があろうとですが、それらによって与えられるものよりも、はるかに確固たる地盤を築けるもにになるでしょう。

この話の内容に意義がある二人は、結婚してはいけません。

― アラン・ワッツ

Alan Watts on Marriage:

As for marriage, there is nothing wrong with it except the legal institution. The natural event of a man and woman living in constant companionship, with or without children, is an admirable arrangement which works to the degree one does not insist that it must work, and does not treat one’s partner as property. Another being regarded as property is automatically a doll.

Whenever I perform a ceremony of marriage for personal friends, I give some such discourse as this: ‘What I am about to say may at first sound depressing and even cynical, but I think you will not find it so in practice. There are three things I would have you bear in mind.

The first is that as you now behold one another, you are probably seeing each other at your best. All things disintegrate in time, and as the years go by you will tend to get worse rather than better. Do not, therefore, go into marriage with projects for improving each other. Growth may happen, but it cannot be forced.

The second has to do with emotional honesty. Never pretend to a love which you do not actually feel, for love is not ours to command. For the same reason, do not require love from your partner as a duty, for love given in this spirit doesn’t ring true, and gives no pleasure to the other.

The third is that you do not so cling to one another as to commit mutual strangulation. You are not each other’s chattels, and you must so trust your partner as to allow full freedom to be the being that he and she is. If you observe these things your marriage will have surer ground than can be afforded by any formal contract or promise, however solemn and legally binding.’

A couple that would object to this discourse should not marry.

― Alan Watts



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