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将来への不安

私たちは過去を悔やむことと、未来を心配することに大量の時間を費やすために、現在を生きる時間をほとんど持てないでいます。

過去を悔やむことは、落ち込みをもたらし、将来を心配する時には不安を感じます。

過去を切り捨てられる人でも、未来への不安はなかなか切り捨てられません。

それは、将来のことは考えてもわからないからです。

象の家族


未来にむけて思考を働かせる時、どのようなことが起きるのでしょう。

そもそも最初に未来のことを考える様になったのは、時間という考えをまだ持たない時からスタートしているのかも知れません。

このことが起きた後には、次にはこれがやってくるという予想のようなものです。

赤ちゃんが、自分が泣きわめいた後には、なにか気持ちよくなることをもたらしてくれると予想する。

自分も他人もなく、時間という概念ももたなくても、なにかが連続して起きることを予想したのかも知れません。

それが言葉を覚えて、時間という感覚を持つようになれば、今これをやれば、その後何が起きるかを予測して行動するようになります。

将来に備えて、今できることを準備しておくというのは、健全な考え方でしょう。

しかし思考というのは、いったん働き始めるとついつい暴走してしまうものです。

思考になれすぎてしまうと、また未来を予想することばかりに慣れすぎてしまうと、本来の今を生きるための準備であったものは、容易にエスカレートして出来ないことまでやろうとしてしまいます。

いま自分がどう考えても、未来を決定することは出来ないと結論が出ていても、思考は何か出来ないだろうかと考えてしまうのです。

どうにもならないのなら、せめて将来に思いをはせておけば、考えないよりはましだという訳です。

いま心配を充分しておけば、すこしは将来の役に立つのだという思い込みが出来上がっているのです。

私たち人間も、他の野生の動物のように「戦うか、逃げるか」の反応を呼び起こすと言われています。

しかし人間の社会に暮らすわたしたちは、自然界にはない時間のギャップに対処しなければならなくなっています。

夢見る男性
野生動物1


あなたが何か今やろうと思い立っても、今日は日曜日なので会社は休業日ですといわれます。
いますぐ動きたくても、お店が開かないと買い物は出来ません。

わたしたちは、待つことを無理矢理、強要されます。

不安とは「いま」と「あのとき」の間の空白』とパールズはいいます。

「いま」と「あのとき」の隙間をふさぐために、「たったいま」何かしたいという気分
がおこるときに、何も出来ないいらだちが不安を生みます。

思考にとらわれすぎてしまうことが、未来や過去に生きることを生み出します。
それが、不安落ち込みをもたらすわけです。

思考は準備出来る事を終えたら、後ろに退場してもらわないといけないのです。

思考しない時には、いまここ以外の時間は存在しません。
また「いまここ」に存在できている時、思考は後ろに退場します。

思考の暴走を見張っていること、あなたは思考の観察者でいることです。
いつ退場させるかを見張ることです。

あなたが不安を感じる時は、自分が「未来」への思考の中に入り込んでいるのです。
いまここ」にもどってくれば、不安はなくなります。

どうしようもないことを、何とか今すぐ対処したいという気持ちは、思考の中にいる時であり、言い換えれば「いまここ」から離れてしまっている状態なのです。

不安はそれに力を貸し続ける限り、果てしなく続きます。
心配することが仕事だと錯覚しないことです。

もっと思考など使わなかった時の自分に戻って、バランス感覚を取り戻すことです。

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