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「どうにかなる」と「しかたがない」

わたしたちは、あるがままを受け入れる時、不要な問題を抱え込むことがありません。

「いま、ここ」で起きたことを、ありのままにそのまま受け入れるとき、それは終わります。
完結することで、あとまで問題を引きずることはないのです。

しかし、そのまま受け取ろうとしない時には、何が起こるのでしょうか。

そこには、あなたの思考が入り込むのです。
あなたの自我が、自分の出番だと思って登場してきます。

そのおかげで、問題は不要な不安や恐怖を引き起こし、あるいはいつまでも完結しないで引きずり続けることになるのです。

スケジュール確認


たとえば、あなたがこれから何かの仕事を片付けなければならないとします。

あなたが何も考えずに仕事に取り組める時、特に問題は起きません。

仕事は、成功だったか、あるいはあまりうまくいかなかったかも知れません。

あなたは仕事が終われば、その結果をそのまま受け入れ、それで出来事は完結するのです。

ところが、あなたが取りかかる前に余計な思考を働かせはじめると、そこには不安や恐怖心があなたを悩ませることになります。

あなたは、自分の仕事の技術に不安を感じ始めます。

前にやったことはあるけど、今度もうまくいくかどうかわからない。
今日は、朝からあまり調子がよくない、うまく仕事出来るだろうか。

このような不安は、抵抗しようとすると、ますますその存在は大きくなるのです。

「失敗なんて考えるんじゃない!」と言い聞かせようとすることは、より失敗を意識させることになるのです。

しかし、はじめは「考えるな」とか「見る前に飛び越えろ」とかいわれてもなかなかうまくいかないも知れません。

困惑


そんなときには、「どうにかなる」とつぶやいてみる方法が役に立つかも知れません。

「どうにかなる」と言い切ることは2つの働きをします。

あなたの能力に対する不安にたいして、自分の持っている経験だけで「どうにかやれる」ことを意味します。

また予期しないことが起きはしないかという不安に対しても、何が起きても「どうにか対処できる」ことを意味します。

もうひとつの利点は、「どうにかなる」と言い切ることで他の考えが同時に呼び出されることを防ぐ効果があるのです。
同時に2つのことを感じることは出来ないからです。

不安が起きそうになったら、「どうにかなる」と口に出すことを実行するのです。
不安に思う思考が暴走することを予防する効果があるはずです。

無気力な象


次に仕事が終わった後の受け入れの問題です。

仕事が満足出来ない結果だった時、あなたは失敗を素直に認めないといけません。

いいわけをすることは、あなたが失敗をありのまま受け入れられないということです。

たとえばあなたが友達とゲームをしたとします。
あなたは自分が負けたときは素直にそれを認め、次は勝ってやるぞと思って終わりにします。後には引きずりません。

しかし失敗を認めないとは、たとえばルールがおかしいとかいって負けを認めようとしない態度を取ることです。

失敗を受け入れないと、なにが問題なのでしょうか。

失敗を受け入れれば、その時は残念だったり、いやな思いを味わうかも知れませんが、それがいつまでも尾を引くことはないのです。

そこで、出来事は完結して、やがてあなたの意識からも消えていくのです。

しかし、あなたが受け入れを拒否する時、あなたは失敗ではないということを証明するために、いつまでもその出来事を覚えていなければなりません。

失敗だと認めようという自分と、そんなことは受け入れてはダメだという自分が、いつまでも解決しないやりとりを続けることになるのです。

社会的なルールの上で成り立つ仕事であれば、その結果は成功と失敗という2つに1つでかたづけられてしまうことが多いでしょう。

この2元論がくせ者です
いったん失敗という名前をつけられてしまうと、自分のやったことが全て無駄だった様な気分になってしまいます。

これは言葉に影響される思考の限界です。
成功か失敗かではなく、その過程を振り返ってみることです。

ある仕事に取り組んだ場合、そこにはあなたが「どうにか出来ること」と、「どうにもならないこと」が混在しているわけです。

あなたは、「どうにか出来ること」には、精一杯努力すればいいわけですが、「どうにもならないこと」は受け入れるしか在りません。

すねる


そしてこの2つ「どうにか出来ること」と「どうにもならないこと」を全部合わせたものが仕事の結果です。

「どうにもならないこと」に抵抗するのは、時間とエネルギーの無駄です。
その代わりに「どうにか出来ること」の方に取り組んだ方がいいわけです。

それを全体としてみた場合に、社会のルールに従って、成功か失敗かの判定が下される訳です。

ですから、「成功」と「失敗」は2つに1つではなく、その間には無数の段階が存在しているわけです。

「どうにか出来ること」を精一杯やったけど結果は「失敗」だったということも在るでしょう。

あるいは出来る事をそれほどやらなかったけれども、運がよくて結果は「成功」ということになる場合も在るわけです。

そこには、「成功0」から「成功100」があり「失敗0」から「失敗100」が存在するのです。

それを理解した上で、しかしその結果については素直に受け入れる事です。

ルールはルールとして受け入れる事です。
次回頑張ればいいことです。

必要ならば、「しかたがない」と唱えてみるのもいいかもしれません。

考えそうになったら、「しかたがない」で終わらせるのです。
しかたがない」は無条件に受け入れる事です。
変えられないことは、無条件に「しかたがない」で終わらせるのです。

「どうにかなる」と「しかたがない」という言葉、あなたがうまく、ありのままに見られない時のために、普段から口癖にしておいてもいいでしょう。

そのうち、それがなくても、本当にどうにかなることを受け入れられるようになるものです。

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