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意識は未知なるものに恋するのです

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道はどこまでも連なり、名づけようがなく、無の領域へ戻ってゆく。

結局のところ、リアルなものは、目に見えたり、耳に聞こえたりしません。考えたり、把握することもできません、あなたはただ自分自身の目を見、自分自身の耳を聞いているにすぎません。自分自身の想像の世界に反応しているのです。そもそもすべてはあなたの思考によってつくりだされているのです。あなたが名前をつけて、つくりだし、意味に意味を重ねていきます。現実に対して、内容、そして理由を付け加えるのです。すべてはあなたです。
思考がつくりだした世界は、同じたやすさで解体することができます。いずれにせよ、それは元に戻るのです。それに対するあなたの執着が、唯一の苦しみです。
~バイロン・ケイティ


「あなたはただ自分自身の目を見、自分自身の耳を聞いているにすぎません。」とはどういうことでしょう。
私たちは外界の刺激を受け取って、それをただ処理する機械ではありません。
視覚が光の刺激を受け取って、そのデータを脳に伝えた後、それがどういう意味であるかを解析し、どんな反応を返すかは、純粋な光学的なデータの処理ではありません。

たとえば、あなたが空を見上げて、その青さを見たいと思います。
このような単純な過程にすら、さまざまな「あなた」の関与が働いています。
あなたはなぜ空を見たいとおもったのでしょう?正面に広がる複雑な世界に疲れて、単純で純粋な空の青を見たいと思ったのかもしれません。それが空を見上げるという行為を生み出しました。
そして空は青かったと安心するかもしれません。

しかし実際には、空の青さと言っても、日々刻々変化しています。
薄い青から濃い青まで、無数の段階的な違いが存在したとしても、極端にいつもと変わらない限り違いには気づかず、あなたはそれを単なる「青」という言葉で解釈し、その変わらなさに安心したのです。また、あなたの空の青さに対する期待が何であったかによっても、その見方や解釈は様々に異なるでしょう。

このように、私たちは、単純に光学的な刺激を「見る」わけではなく、「私が見るで代表される一連の行為を行う」というマインドが行った行為なのです。

最終的には、意識は自らが自由であること、無限にコントロール不能で、喜びに満ちていることを発見します。意識は未知なるものに恋するのです。そこに落ち着くのです。そして自らが考えることをもはや信じないので、常に平和であり続けます。どこにあっても。あるいはなくても。
~バイロン・ケイティ


こちらの文章は、急に理解が難しくなるかもしれません。
そこで、逆の方向から、つまり私たちがいつも現実だと勘違いしているものが何かを考えてみましょう。

まず、私たちは未知なるものを怖がります。
すべてのことが自分で理解可能であることを望みます。私の知らないことが、突然起きることを恐れているのです。今日も昨日と同じ私が存在し、同じ現実が目の前に広がっていることを前提に生きていきたいと思うのです。
それしてまた、私たちは、あらゆることが自分のコントロール下にあることを望みます。世界がすべて自分でコントロールできるもので構成されていることを期待するのです。

未知なるものとコントロール出来ないものを怖がる時、私たちは自由を制限されます。
怖がっているものを見ようとしなかったり、それが起こらないように自分の行動を無意識に制限してしまうからです。

しかし、未知を怖がるのをやめる時、思考に頼るのをストップすることが出来るようになります。
私には知らないことがたくさんあること、そして、それらを知らなくても、何も問題ないことを理解しましょう。そして実際にそれを体験するのです。

コントロールしたくても、あなたには何も出来ないこともたくさんあります。それを認めて、そのままでもいいのだと理解しましょう。そして実際にそれを体験しましょう。

これらの探求が、未知の世界やコントロール出来なくても平気であることを、あなたの中に徐々に浸透させていきます。

実はあなたも最初は、未知を怖がったりはしていなかったはずです。
赤ちゃんがハイハイをおぼえて、動き回れるようになると、興味のあるものが目に入るとそちらに向かってまっしぐらに進みます。赤ちゃんにとっては、世界は未知のものばかりですが、それを恐れたりセずに確かめようとします。好奇心のほうが優先されるのです。そして動きまわる中で様ざまなことを学習していきます。未知でも自分にコントロールできなくても、世界は歓喜に満ちています。
自分はわかっているなどと装うことも、必要ありません。そんな自分というものもまだつくられてはいないからです。

社会はあなたの同一性を期待します。昨日言ったことと違うことを、今日は平気で口にするような人は信頼出来ないと思われるわけです。そうやって、有言、無言のうちに、社会的な望ましさを身につけさせられるのです。

社会が期待する人間像に合わせるために、私たちは知らないことを知ったふりをしたり、出来ないことを出来るふりをします。最初は演技にすぎなかったとしても、やがてはそれが私という人間であると同一化してしまうのです。

『執着が、唯一の苦しみです。』
今まで取り込んで自分自身と同一化してきたものを、全て偽物だったと切り捨てるには、勇気が必要です。とても怖いことかもしれません。エゴはそんな話には同意できません。その抵抗が執着を生み出すのです。同じ思考を捨てられずに繰り返すのが執着です。そこには現実拒否が存在するでしょう。

あくまで現実だけを信じるなら、それが未知だとしても現実を受け入れるのは難しくないはずです。
執着も、エゴのこだわりも、すべては幻想にすぎないことを見破るのは簡単になります。

いままで久しく感じられなかった、知らないままでも楽しめる世界があったことを思いだすのです。
現実はいつでもあなたの目の前に姿を現しています。ただそのままを見るだけでいいのです。

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