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引き金は自分で引くもの それが当たり前

ひなた空と風a1380_000393

誰も私にきっかけを与えることは出来ない。
私だけにそれはできることだ。
バイロン・ケイティ

No one can trigger me.
Only I can do that.
-Byron Katie


しかし私たちは、他人がきっかけで何かを始めているつもりになることも多い。
まるで自分には、そんな気は何もなかったのに、たまたま誰かが勧めるからそうしたのだと言ったりする。

その結果、それがいい方向に進めば、私たちは喜び、きっかけをくれた人に感謝する。
しかし、悪い結果に陥ってしまえば、「あの人のことなんか聞くんじゃなかった」とためいきをつく。

このように並べてみれば、ずいぶん勝手な考えだとわかるかもしれないが、ここには、他人に依存した結果私たちを奴隷のように束縛してしまう根本の原因が存在する。

まず知っておかなければならないことは、私たちを行動させるに至った引き金が問題ではなく、私たちには、すでにそれをやってみたいという欲望が存在したということだ。

だからきっかけを作った人は、よくも悪くもないし、感謝も恨みも、どちらも自分が引き取らねばならない問題なのだ。

人は自分がやりたいことをするときに、ふた通りのやり方を取るだろう。
ひとつは、ただ自分が思いついて、じぶんが誰とも関係なくそれを行う場合。
もう一つは、自分がやってみたいと思いながら、何かのきっかけを待っていて、たまたまそれを促す人が現れると、待ってましたとばかりそれに飛びつく場合だ。

自分と他人の関係をどのように捉えているかという、人間関係の姿勢が違いをもたらす。
人間関係の影響の大きさを実際以上に信じ込んでいると、何をするにも他人の思惑を気にするようになってしまう。
何かが起きれば、そこに関わっていた誰かの影響でそれが起きてしまったと考え易くなる。
その結果、それが何であるにせよ「自分がやったことは、自分がやるつもりがあったことなのだ」と認めることは難しくなる。

しかし、だれも自分にその気もないことをしたりはしないのだ。
このことをしっかり知って置かなければならない。
そして、本当は自分の中にある動機なのに、他人がやりたがったからと言い訳したりしないことだ。
あるいは、自分から始めて失敗したら怖いので、誰かに勧められたことにしようとしたりしないことだ。素直に自分がそれをやりたいからやっていると認めること、そうしないと自分を騙してばかりいるうちに、自分自身がわからなくなってしまうのだ。

誰かに依存することを強めてしまうと、相手の決断と自分の決断の区別がつかなくなってしまう。
いつもその人がいてくれないと、一人前の一人の人間でいられなくなるのだ。

自分を孤独だと思う人とは、どんな人だろう。
その人が孤独だと感じるのは、他人が自分に関わってくれないからなのだと言うだろう。
さらに言えば、人間関係とは、絶えず自分の決断に他人が口を挟んできて、誰が決めたことかわからなくなるような関係を想定しているのだ。

だから孤独を問題にする人にとって、本来自分が満たされないと感じる原因は、このような間違ったモデルを信じているところから来ているのだ。
ただ自分一人で決めて、自分一人で行動するのでは、それは孤独な人がやることだと思い込んでいる。しかし、それは本来の姿であり、それがふつうのことなのだ。

他人の反応を気にしながら何かを行うのが、孤独でない人間の姿だと勘違いしてしまった。
だから、いつも誰かがそばにいないと、自分は孤独な人間だと勘違いするようになってしまう。

自分一人でやろうと思えば、たいていのことはなんでも出来る。
それがあたりまえだと思って、他人の干渉などなくてもあたリまえだと思っている人にとっては、なんでそんなことで孤独を感じるのか不思議に思うだろう。
そして、その人は、他人というのは必要があれば自分のところにやってくるものだと思っている。
誰も来なくても、たまたま用事がなかったからだろうと思うだけだ。
誰も来なくても、自分にとって必要なことを、自分一人で出来ることならなんでもさっさとやってしまうだろう。
そして、そういう人のもとには、他人の顔色をうかがうようなことをしなくても、人は自分からやってくるものなのだ。
なぜなら、世の中には他人の顔色を気にする人たちであふれているから、まわりを見ても、自分と同じように人の動向にビクビクする人ばかりが見えている。
そんな中で、他人を気にせずに自分のことをさっさとやっていく人を見れば、自分もそうありたいと憧れるようになる。自分もそうなりたいから、どうしたらそうなれるかと、会いたくなってやってくるのだ。

皮肉にも相手のごきげんを伺って努力する人は、かえって避けられることになってしまう。
それに一人ぼっちだから会いに来てとばかり訴えたり、やりたくもないことを自分のためにやってくれていると感じさせられていては、だんだんうざったくなってくるのだ。

まずは、自分一人でいても、一人でやることをこなしても、それが当たり前なのだとしっかり認識することだ。そこに人がいないから孤独だなどと勝手な解釈をしないことだ。
そうすれば、他人に気を使わないから、本来の自分自身の望みも、素直に認めることができるようになる。「今日は悪いけど忙しいから一緒にいられない、ごめんね。」という、孤独恐怖の人間にはとても言えなかったことも、平気で言えるようになるだろう。

引き金は自分で引くもの。それが当たり前。
他人は、あなたに許可や強制を与えるために存在しているのではないのだ。
他人との関わりとは、あなたが孤独だと思っているかどうかとは、関係ないことだ。
自分自身に、自分一人で考え行動することを許してあげることだ。
それがたとえ、他の人にはなんの利益も与えないとしても、自分がやりたいのなら、それだけで十分な理由ではないか!
そして、あなたがそうすれば、まわりの人も自由になれたと感じるのだから。

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