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考えるのを止められないことは、ひどい苦悩です

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考えるのを止められないことは、ひどい苦悩です。しかし、ほとんど誰でもそれで苦しんでいるので、それに気づいていません。それは普通のことだと思われているのです。~エックハルト・トールの教え

Not to be able to stop thinking is a dreadful affliction, but we don't realize this because almost everybody is suffering from it, so it is considered normal. (The Teachings of Eckhart Tolle)


気がついたら、いつも同じような考えが浮かんできて、あなたを悩ませます。
それが苦痛であると気がついていながら、それから逃れられないばかりか、それこそが人間の活動だと思い込んでいるのです。

思い悩むのが人間らしさだと思っている人もいるでしょう。
それはどこかで教えられたり、誰かがそう思っているのを取り込んだのかもしれません。
しかしそこには、混乱があります。
言葉の持つ曖昧さから、あなたは必要なものと必要でないものを、同じ表現をすることで一緒くたにしてしまうのです。

あなたに繰り返し「考えろ」「これは考えるべきことだ」「考えないとこの状態から抜け出せないぞ」と迫ってくる考えから、あなたは抜けだせないで苦痛に思っているなら、それは解消すべき状態でなくて何でしょうか?

しかしそう思っても、ほとんどの方は、それを試みたかもしれませんが、うまく行かず諦めてしまったでしょう。
それは、すべて考えることは、自分の自由意志で操れると思い込んでいるからです。

たとえば、あなたが手を上げよう(あるいは下げよう)と思えば、それは成功するでしょう。
あなたは自分が考えたから手を上げたり下げたりできたのだ、と単純に考えます。
しかし実際には、あなたが考えることと、それを実現する条件が両方整ってこそ、それは実現できるのです。
手を上げるという簡単な行動でも、あなたの身体がそれを拒否すれば(それは言葉に表せるような拒否ではありませんが)実現できないのです。

考えるのをやめられないという事実も、あなたの考えで何もかも動かせないことをはっきり示しています。
力まかせに「考えるのをやめろ」と命令しても、無言のままそれは却下されてしまうのです。

考えることは、自由意志でも、自発的なことでもないということを理解しましょう。
考えが原因なのではないのです。それもまた結果として生まれてきた精神活動に過ぎません。

取り組むべき対象ははっきりしています。
あなたを悩ませたり、いつまでも不快な気分にさせる、ループする考えです。

それらもまた、結果として生じた現象にすぎないとわかれば、扱い方も違って見えてくるでしょう。
あなたが「自分の考え」が自分の意志だと思うから、「自分の考え=自分そのもの」だという図式を作り上げてしまうのです。
その考えを否定するなら、自分そのものを否定することだと考えてしまうから扱いが困難になるのです。

自分がその時、実際には何をしているのかをはっきり見極めましょう。
起きていることは、「あなたがその考えにとりつかれている」ということなのです。
その考えとは〇〇である、そうはっきり認識することができれば、あなたは先へ進めます。
ここまで気がつくだけでも、多くの方は気が楽になり、別の考えを選択することも出来るのだ思えるようになります。

それでもしつこく考えが浮かぶようなら、それは結果なのですから、そう考えるようになった原因を追求することもできます。
「それは本当に本当のことなのだろうか?」と考えることができます。
今までのように、もうそれは自分自身への脅威だと感じなくなるからです。

それは今までの経験や考えの積み重ねで導かれた、ひとつの結論に過ぎませんでした。
その結論への推移を疑うことも出来るのです。そうしても、あなたを否定することにはなりません。

実はあなた自身、他の選択も可能なことは知っているのです。
あなたが最初にその選択をした時、他の選択もあることを見てきているのですから。
他の選択を言葉にしてみましょう。
わたしは~すべきだけでなく、~しないでいることも出来るのだと感じられるでしょうか?
〇〇さんは☓☓すべきだとも思えるけれど、そうでなくても私はかまわないと思える、と言ってみてください。
〇〇さんでなく、私こそが☓☓すべきなのだと置き換えたら、どんな感じがするでしょう。

どんな考えでもあなたは選択することができます。
誰もそれを強要してはいません。
誰もあなたが選択を変えることに口出しはできません。
何を選ぼうと、今までのあなたを否定することにはなりません。

過去にあなたはそう断言したかもしれませんが、それはあなたの記憶の中に存在するだけ。
責任を感じて訂正はできないと思う必要はありません。
だれでも、いつでも、訂正することはできます。絶えず変化するのが自然の流れです。

かつてそれを言ったから、もう他の選択はできないなどということはありません。
それを誰かが指摘して非難してくると感じるのは、あなた自身がそう思っていて、それをまわりに投射しているだけです。
あなた自身が誰かにそういう非難を浴びせたことがあるなら、もう辞めることです。
誰もが同じようなことを考えて悩まされているのです。負の循環を断ち切るのです。

考える事自体は、素晴らしいパワーを持っています。
それはあなたに与えられた力です。しかしそれも道具に過ぎません。
あなたが道具に振り回される必要はないのです。

まだ混乱しているようなら、しっかりと混乱の中に飛び込んでみましょう。
あなたは怖がって、そこに入り込めないでいるだけです。
「私はその考えを変えない、変えられない」と言って震えているのが、怖がっている自分なのです。
混乱の中にこそ、他の選択肢も存在するのです。
混乱の中に身を投じてみることだけが、新しいあなたを生み出せるのです。


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