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争いを止めるには、ふたりはいらない

赤い龍

争いを止めるには、ふたりはいりません。ひとりが止める気になるだけでいいのです。

しかし、たいていは争っている当事者たちは、「相手が引っ込めば止めてやるのに」と考えます。
そもそも争いとは、自己防衛のために「相手をコントロールしないといけない」と思い込むことから始まるわけです。

「相手をコントロールする」、「世界をコントロールする」といった、これらの解決方法しか思い浮かびません。「問題があるから、それを変えようとしているのだ。それのどこに間違いがある?」というわけです。

しかし、現実は、あなたがコントロールしようとしなければ、そもそも問題など起こってこないのです。
起こっているのは、あなたが、「あなたの思うとおりに世界が従わなければならない」と考えるから、それが問題に見えているだけです。

自然はただ、あるがままにあり、起こることが起こっては、それもまた過ぎ去っていくのです。

「あなたが相手を変えなければならない」、そうしないと大変なことになると考えるのを止めるだけでいいのです。

相手がどう行動するかは、相手の領域です。あなたまでそれを受けて立つ必要は、まったくありません。
相手の行動に責任を感じて付き合うことはありません。あなたが平和を望むなら、さっさと自分のやりたいことに切り替えて始めてしまえばいいのです。

それだけで争いは終わります。それ以外の複雑なやり方では、いずれ争いは蒸し返されます。
電池のプラスとマイナスの極は、片方だけ遮断すれば、電流は流れなくなるのです。

「このままでいい訳がない!」と相手が言い、それが気になって仕方がないのなら、それはあなた自身の中にも、同意している自分がいるからです。
それを思い切って切り捨ててみましょう。そうすれば、問題視しなければ、それはただ起こるべくして起きているに過ぎないとわかるようになるでしょう。

あなたがいくら変えようとしても、現実はあなたの思い入れ次第で変わるわけではありません。
そもそも、現実があなたの気分しだいで変わったりしたら、その方がよほど大変で、不幸なことになってしまいます。現実はそんな馬鹿なことは起こさずに、あなたを守ってくれます。

あなたが、穏やかに現実と付き合っていれば、何も問題はありません。
あなたが、それではダメだといくら抵抗しても、現実は現実の流儀で起きることを起こさせ続けます。

現実に抵抗したい人は、それが自分のやるべき使命だと勘違いしているかのようです。
たえず何か変えるべきことがないかと、目を光らせています。
何も見つからないと、自分から問題を作り出すことさえするでしょう。

なぜなら、それこそが生きがいだからです。抵抗し、自分がコントロールすることが、エゴの存在意義だからです。なにもないとエゴは存在する必要がなくなってしまい、自らを消し去ろうとすることに必死で抵抗してしまうのです。

世界をコントロールしたいという思いは、自然なものではなく、どこかで作り出されたものです。
やがてそれは、一人の思いだけでなく、文化にまでなってしまいました。
私たちの周りでも、それへのお誘いに満ちています。
油断していると、あなたの自己防衛の心理が刺激されて、そのままで問題などないのに、変えるために働きかけないといけない気になってしまうのです。

あなたはどんな人と話し、どんな本を読んだり、どんな番組を見たり、どんなCMに刺激を受けるでしょう?
それが、あなたがコントロールしたがっていることを反映しているのです。

必要など感じていないのに、刺激されて、それが欲しくなります。
それを手に入れたら、自分を変えられると思うからです。
いいかえれば、変えないと今のままの自分では不十分だと思っているということです。

しかし自分もそういうところがあると思って、気を落とすことはありません。
それは誰もが持っている自己防衛の仕組みだからです。
「逆鱗に触れる」という言葉があります。「逆鱗」とは、竜のあごの下にある一枚の逆さまに生えたうろこのことで、この鱗に触れると普段はおとなしい竜が怒り、必ず殺されるという伝説から来た言葉です。

逆鱗が存在するものなら、それは自然に必要なものなのかもしれません。
それもまた起こるべくして起こることなのでしょう。
それが特別な一枚であるというところに、この故事の深い意味があるのでしょう。

全身に逆鱗を生やす必要などありません。
そうしないと生きていけないと思っているなら、本当なのかどうか確かめてみましょう。
そんな怖い世界は、あなたの恐れを映し出したものに過ぎません。

あなたが今と変わらなくても、世界は受け入れてくれます。
あなたが身構えたり、コントロールしなければ、と思うのを止めるだけでいいのです。
争いが起きても、相手を変える必要はありません。
あなたが自ら思い直して、防衛心からではなく、ありのままに起きてることを見直せばいいだけです。
あなたはそれで平和を取り戻します。相手も一緒に争わずに済むのです。

あなたの「世界をコントロールしなければ」という思いを手放すだけで、どれだけ平和になり、無駄なことにエネルギーを使わなくて済むものか、ぜひご自分で確かめてみてください。
あなたが今すぐにでも手に入れなければ、と思っているものは何ですか?
「実は必要なんてなかった!必要なときが来ればそれは自然に手に入るのだから。」と思うだけで、重荷が一つ消え去るのです。

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