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制限している自分を解放するには

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思い切って飛び込めば、新しい世界が開けそうな気がする。

だけど実際には動こうとしない。

入り口まで入ってみるのだけれど、知らないことばかりで尻込みして帰ってくる。

自分に正直に振り返って見ればこういう言い方もできるのですが、実際にはもっといろんな理由をつけてやらないことを正当化していることが多いでしょう。

大人になるほど、正当化はうまくなるものですから。


私たちは、自分の知らない世界を怖がります。

その傾向は、知っていることが増えるほど怖がる対象が増えるものかもそれません。

なまじっか知らない方が、怖いもの知らずでいられるということもあるからです。

子どもは知らないことが多いから、こんなにいっぱい自分は覚えられるだろうかと謙虚に思いますが、大人になるにつれ、いつしか自分はもうすべてわかったと思うようになります。

それは1つの経験が類似のことにも流用できるということがあるため、ある程度経験を積めばもう大体わかったことにしてしまうからかもしれません。

例えば算数で鶴亀算を習って苦労していた子どもが、魔法のxを使う方程式を覚えると、もう○○算など必要ない、これですべて解けるじゃないかと喜びます。

しかし汎用的なやり方を身につけるほど、柔軟な思考力は失われる傾向にあります。

数学のように前提がハッキリして閉じた世界では問題なくても、一般の世界をルール化することはそう簡単にはいきません。

どう解釈するかはいくつも考え方が存在するわけですし、どれもこれさえわかればOKというわけにはいきません。

ですが、思考の方はそんなことは無視して、自分の知っていることですべてを理解してしまいたいと願います。


そして、いつまでも純粋に原理を考えたりしないで、現実の問題に対処することだけを考える様になってきます。

やがて、世界をどう解釈するかは自分の中で固定したやり方が固まってしまうのです。

方程式を覚えた子どもが○○算に戻ろうとしないように、自分のやり方で世界を理解して押し通そうとします。

ですが、実際に経験し確かめてことでなければ、自分では説明がつくと思っていても、いざやろうとすると怖いのです。

そうやって、頭ではわかってはいるけど実際に飛び込むのは怖いということが増えて来ます。

そこには、自分が強引にわかったつもりになりたくて作り上げてしまった世界観があります。

しかし、実際に経験したことのない作り上げた世界観は、現実とは一致しないかもしれないわけで、もしそういうことが起きると自分の積み上げてきた世界が崩れ去ってしまうと思って怖くなるのです。

そんな制約を持たない子どもは、もっと大胆に知らないことにも挑んでいきます。

世界を説明出来るものにしようと思うことは、科学を発展させ、便利な世界を作り上げましたが、一方で説明のつかないことへの恐れもその裏側にくっつけて進化してしまったのです。

未知のことへの恐れは、知っていると思っていることが多いほど、それが崩れることの恐れが加わって臆病になります。


長々と引っ張ってきましたが、こういった意味の恐れを軽減して、未知のものに挑戦することをもっと易しくするには、知っていると思うことを一度リセットしてしまうのが早道です。

自分はちっとも知ってはいないこと、世界はいたるところ未知のものだと認めてしまえば、純粋に最初の踏み出しの勇気だけあれば新しいことに挑戦できるようになります。

その時の痛みは、自分で世界を作り上げてしまっているほど強いものになるでしょう。

世界を自分のよく知っているものに変えたいという欲求も充分わかります。

しかし、それが行き過ぎれば、未知のことに対して、小さなことも挑戦するのが怖くなってしまうのです。

時にはドンキホーテのように勝算のないものにも立ち向かう勇気が必要です。

考えてもわからないことは、文字通り無駄な行為ですが、考えればいつかわかるという思いが捨てきれないのです。

何にでも自分で答えを出したいというのは執着であり傲慢な姿勢です。

目をつぶって、他のわかることに取り組もうと思えば、今日のような青空が拡がってくるでしょう。

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