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バランスを取り戻す

バランスを取るというのは難しいものです。

いろいろなものには、両方の極があります。
バランスを取るとは、両極端の片側に寄りすぎて戻れなくならないようにすることです。

綱渡り

実際の綱渡りというのはやったことがありませんが、あれは片方にぶれたら、すぐに反対側にぶれ直す、この繰り返しのタイミングがポイントのようです。
絶対に片側に揺れないことではなく、小刻みに両側に揺れながら元に戻すことを繰り返すわけです。

バランスを崩すとは、片方に寄りすぎて戻れなくなることです。

あなたは左側の道に進んで、そこに居心地のいい場所を見つけるかも知れません。

そこが心地いいのなら、しばらくそこに留まってみるのもいいかもしれません。
しかしそれはしばらくの間です。
すぐにあなたは右側に戻りたくなってきます。

その時には、心地いいからといって、その場所にしがみついて動きたくないと言わないことです。

あるいは、左側に住み慣れたから、もう右側には行きたくない、右側に行くのはなんか怖い気がすると言わないことです。

慣れ親しんだところに留まりたい気持ちはわかりますが、変化に逆らうことはあまり得策ではありません。

しがみつく

ここから動きたくない、こんな快適さを奪おうとしても抵抗してやる、といってしがみつくのがよくないのです。

常に変化するのが、生きていることだというのを忘れないことです。
バランスを取り直すことで、トータルなあなたを生きることが出来ます。

新陳代謝をしなくなった身体は滅びます。
常にリフレッシュすることが必要です。

何かにしがみつく時に、言葉が介在していると事はやっかいです。
これは自分の信念だから譲れないと意固地になってしまうと、変化に対応できなくなります。

信念の人は歴史に名を残すかも知れませんが、その人が片方に固まってしまったとしたらその人自身は死んでしまうかも知れません。

歴史全体から見れば、その人のやったことは片方に進むことの意義を教えてくれます。
またそれは反対側の存在をも我々に教えてくれます。

我々にとっては貴重な存在ですが、個人レベルでみれば不幸なことなのかも知れません。
インドの哲学者にナーガルジュナ(龍樹)という人がいました。
かれはインド大乗仏教の大哲学者です。

ナーガルジュナは、すべてのものは真実には存在せず、単に言葉によって設定されただけのものであると説きます。

彼はあらゆる理論に反駁していきます。
仏教者やインド哲学の諸派の思想を、原理というものは固定化すると矛盾に陥ること示してそれが間違っていると論破していきます。

しかし彼自身は、代わりのものを示したわけではありません。
彼は固定化した回答を示すわけではなく、すべてが空っぽであることを証明するわけです。

安易に言葉を信じて、それ自体に実体があると錯覚しないことです。
自分は○○だから大丈夫だ、安全だといって言葉にしがみつかないことです。

それでは「おまじない」の言葉とかわりません。
いや「おまじない」の言葉は、まだ意味がわからないものであるだけいいのかも知れません。
意味があるとあなたの思考自体に言葉が影響を与えてしまうからです。

「おまじない」の言葉は一時的にあなたを解放してくれると思わせます。
しかし根本的に変わらなければ、すぐに元に戻されます。
対処療法は間違って使うと、あなたの本来の抵抗力を損ねてしまいます。

バランスはかり

右か左か、どこかの場所で自分はここがいい動きたくないとしがみつかないことです。

しがみついて、離さないでいることは、そのこと自体にエネルギーを使います。
あなたは、いやだいやだを繰り返して、他に何も出来なくなる。

あなたは何かにしがみつく時、誰かがそこから引き剥がそうとしてくると感じるかも知れません。
しかしそれはあなたが自分で作り出した仮想の敵であるのかも知れません。
だれもやめろなんて言ってはいないかも知れない。

やめろといってくる仮想の敵は、あなた自身の今とは反対側にいる部分なのでしょう。
あなたは自分の作り上げた敵と戦おうとします。
自分自身と戦うのは自滅を招きます。

「いままで、ずっと間違っていたなどと言っても信じないぞ!」と意固地にならないことです。

スムーズにパッと手放すのが一番楽です。

自分はここがいい動きたくないとしがみつかないことです。

手放して変化に逆らわないことが、一番の解決ということもあるのです。

全体のバランスを取り戻すことを思い出しましょう。

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No title

こんばんは。
勉強になりました。
こころのバランスがひいては体のバランスにも
つながるんですよね。
お話が頭にすっと入りました。
良いお話を聞かせて頂いてありがとうございました。
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