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執着を手放そう~これについての大きな誤解~

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「執着を手放そう」と言われたら、どんなことを思い浮かべますか?

何かこう、辛い修行でもさせられるような、あるいは欲しい物を無理やり諦めさせるようなイメージを持つ人もいるでしょう。

しかし、私たちは本来、決してそんなに欲張りでもないし、たくさんのものを持て余すほど欲しいなどと思ってはいないのです。

欲望や豊かさというものは、その多くは文化的に教えこまれたものに過ぎません。

「ミリオン・ダラー・アーム」という映画があります。
実際に見たわけでなく、解説を聞いただけですが、少しこの話をしましょう。

この映画では、インド(人口が巨大)ならきっとすごい人材が見つかるに違いないと思って、メジャーリーグの優秀なピッチャー候補を探すというお話です。

さて、インドでは野球というものを知らない人がほとんどで、なかなか選手候補は見つからないのですが、それでもなんとか2人の候補者を探し出します。

この候補者は、最初の条件157Km/hだったかのスピードボールを投げられたら合格だったのですが、それには少し満たなかった。
しかしそれでも数千万円の報酬を受け取り、アメリカへ二人を連れて行きます。

今回取り上げたい話は、この人達はこれ以上豊かになりたい、金持ちになりたいなどと考えていなかったという事実です。

インドでも、富裕層はいますが、特にインドでは富裕層と貧困層は極端に2分化されていて、貧しさに慣れた人たちはお金持ちになろうなどと夢にも思っていないという現実も影響しているようです。

スカウトのアメリカ人は、彼らに何とか夢を抱かせ、もっと頑張ろうという気にさせたいのですが、彼らは一向に興味を持ちません。

いろんなお金持ちの生活を見せて、その気にさせようとしても、全く自分には関係ないい事のように思ったままです。

「何のために使い切れないほどのお金を持つ必要がある?今回もらったお金があれば、インドなら家族皆んなで充分暮らしていけるのに・・・」

と言った感じなのでしょうね。

では私たちはどうかと振り返ってみれば、アメリカンドリームではありませんが、やはり機会があれば自分も大成功してお金持ちになれるかもしれないという夢を持ちます。

そこまでいかないまでも、貧乏なよりお金持ちの方がいいに決まっていると思うわけです。
それに日本という国は、お金を使えばこんなに豊かになれると思わせるものが、あふれていますし、容易に手に入るところにあります。

それだけでなく、テレビのCMはしきりにあなたももっと豊かになれますとか、競争を促すものにあふれているのです。

欲望とは、実は文化によって作られたもの

ということは否定出来ないし、あまりにもそれに慣らされているので、果てしない欲望は普遍的な人間の特性だと信じ込んでいるわけです。

いいかえれば、慣らされていなければ、あなたは今ほど何でもかんでもほしがったりはしない。

そして、実は何かを欲しがることなんて、本来は面倒なことであって、できればやりたくないと思っているのが本来の姿であるというのも、すこし想像力を働かせれば思いつくことではないでしょうか。

横道にそれましたが、「執着を手放す」ということも、このような観点から考えれば苦痛でもなければ、むしろ望んでいることなのかもしれません。

いったん「欲しい、欲しい」モードが起動すると、本当にそれが欲しかったり必要があるかなど、どこかに切り捨てられてしまいます。

「どうすれば手に入るか?それを考えなくてどうする!役に立たない(お金にならない)ことを考えるなんて、ダメ人間のすることだ!」

こんな声も聞こえてきそうです。

「どうすれば手に入るか?」こう問いかけたら、もう一直線にそれに向かって走りだす。
心理学でよくやる迷路を学習して、なんとか早く餌に辿り着こうとするネズミのようになってしまうのです。

思考というものが、とにかくゴールに辿り着こうとするように働くものなのだ。と言われることもあります。
※これももしかすると、文化的に作られた部分があるかもしれません。

「我慢しましょう」ではなく、「本当にそんなものほしいと思っているの?」と問いかけてみましょう。

「ホントはねえ、あるに越したことはないけど、別にそんなに欲しくないのよ」というのが本音だったりするかもしれません。

何かを手に入れようと無理をするのは、それだけ自分の自由を奪う行為です。

さて「執着を手放す」ということば、この文章のスタート時点とはずいぶん違って聞こえてこないでしょうか?

むしろ、「執着を手放す」ことは楽しいこと、あなたに自由をくれて、余計な負担から解放してくれる、心躍る試みなのかもしれません。

「よし、これで1つ負担を消し去ることができる」
そう思って、余計な作られた欲望から解放されましょう。

ことばの操作などではありません。
あなたが本当に望んでいること、それがそこにありませんか?

*メルマガ No.0003より*
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