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不機嫌な顔

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不きげんは怠惰と同じです。つまり怠惰の一種なのです。わたしたちは生まれつき怠惰に傾きやすい。けれどいったん奮発すれば、仕事はすらすらはかどりますし、活動にほんとうの喜びを見いだすことができましょう。
「若いウェルテルの悩み」



不機嫌な顔をしている人を見たとき何を想像するでしょう。

実際に何かの理由が存在して機嫌が悪いこともあるでしょうが、普段から不機嫌な顔が普通になっている人も少なくないでしょう。

本人は理由があって不機嫌なのだと思っていますが、まわりから見ると、人に求めている、何かをしてくれるのを待っているという雰囲気が漂ってきます。

先ほどのゲーテの文章にあるように、不機嫌さにはどこか怠惰が関係しているようです。

本人は自分は不機嫌だから、まわりの人間はそれを考慮してくれるべきだと表情で訴えているわけですが、習慣的な不機嫌さの場合、ほとんどは目の前の人間が原因ではなさそうです。

世の中に不満を持っているのかもしれませんが、その片方で自分の関わり方にもその原因が存在するはずです。

しかし、不機嫌さに怠惰が感じられるのは、自分の側から行動を起こそうとしないことが感じられるからです。

なんにせよ、自分に起こっている不愉快な状況の原因のいったんは自分にあるはずです。
本人もそれはわかっているけれど、でもそれを認めれば、何かの行動を起こすことを自分が決心しなければならない。

それよりは、なんとなくまわりのせいだと言うことにして、惰性で生きている方が楽だと考えてずるずるとすごしてしまう。

自分でわかっているだけに、誰か他の人からはっきり指摘されたのではおもしろくないし、かまって欲しくもあるけれど、放っておいてくれという態度をとります。

ですが、そのまま惰性で不機嫌さを続けると、自分に原因があるとわかっているから、やがて自分を責めることになります。
それが余計に腹立たしくて、悪循環を生み出してしまうのです。

しかし悲観することはありません。
ウェルテルが語るように、「いったん奮発すれば、仕事はすらすらはかどりますし、活動にほんとうの喜びを見いだすことができ」るのです。

惰性で行動を起こさないでいるとき、やってはいけないのは、自分がそうせざるを得ないというような正当化する理由を考えることだと思います。

これは、考えれば考えるほど、罠にはまってしまう。
理由など、いくらでもひねり出せるからです。

自分で怠けているとわかっていながらの正当化の言葉は、余計に自分をいらつかせ、痛めつけます。

考えるのをやめて、「いったん奮発すれば」、嘘のように状況は変わってくるでしょう。

別にまわりの状態や、他の人が変化したわけではなく、ただ自分が変化しただけですが、その効果たるや、なぜもっと早く動かなかったのかと後悔するほど画期的なものがあります。

実際には、誰よりも自分自身が、行動に移したかったのです。

やることをやってしまえば、罪悪感も消え去り、行動したことが引き金になってエネルギーも次々と生まれてきます。

「不機嫌な人」と言われるのと、「怠惰な人」と言われるのと、どちらがいやだと感じるかは人それぞれでしょう。
ウェルテルが一般論のようにして訴えた「怠惰論」ですが、これを直接相手にぶつけるのは考え物です。かえって意固地になってしまいかねません。

それよりも、自分自身が不機嫌さを作り出さないような、行動する人になればいいでしょう。
自分に出来ないようでは、人に伝えることは出来ません。
身をもって、無駄なやり方のばかばかしさを見せてあげるのが、相手にとって一番説得力があります。

「不機嫌な顔」の理由など、たいていの場合どうでもいいことなのです。
行動を起こすように導いてあげましょう。~もちろん自分自身も含めて。


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