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意見のくい違いについて

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意見が食い違うことは、日常的に起こることですが、それをどう処理するかはなかなか簡単ではないですね。

問題は、お互いに自分の正しさを主張して引っ込めたくないところにあります。
どちらかが押し切って、正しい方を決めれば解決するかと言えば、事態はほとんど変わらないままのような気がします。

どちらも自分の方が間違っているとは思いたくないし、それに納得する理由がなければ、引っ込めるわけにはいかないのは当然のことだと言えるでしょう。

ですから、考えるべきは、果たして1つの正解を出さないといけないものなのかどうかと言う点ではないでしょうか。

ところで、言ってみれば、意見のくい違いというのは、私たちの人間関係におけるあらゆる問題の根底に影響を与えているとも言えそうです。

最初から水と油の関係にあるとわかっていて、意見が対立することもありますが、もっと身近に見られて、意外に盲点になっているのは、もともと意見が一致した人同士の関係に潜んでいるように思います。

私たちは、いくつかの主要な点で意見が一致した人たちに対して、実際以上に自分とその人は同じ考えだと思いたがります。

ここまで同じ考えの人なんだから、この点についても私と同じに違いないと思い込んでしまうのです。

他のことでもよく見られる、期待すること、信じたいことを容易に信じてしまうという人間心理の弱点がここにも現れてしまうわけです。

そして、突然自分の期待と違う意見を相手が言い出すのを見て、「何が起きたんだ!」と驚いてしまう。

親しい関係であるほど、悪くするとその意見の不一致をやっかいな事態に発展させてしまう可能性もあります。
つまり、「裏切られた」と思ってしまう人も出てくると言うことです。

しかし、冷静に考えるなら、別の誰かがすべてのことで、自分と全く同じ考えを持つことなどあり得ないことだとわかるはずです。

このような思い込みの罠にはまらないためには、普段から自分の期待でかってに相手のイメージを作り出さないことです。

全く何もかも同じ考えを持つことなどあり得ないということを思い出さなければなりません。

「自分の期待でかってに相手のイメージを作り出す」というのは、ついやってしまいがちですが、実は人間関係を壊してしまう原因としても非常に悪影響を及ぼすものですから、十分注意することが必要です。

「この人なら私の意見に何でも賛成してくれるに違いない」といった幻想を作らないことです。

幼い頃の親から見放されることへの恐怖は、「いつでも期待に応えてくれる」理想的な人間を作り出したいという期待と幻想を作り上げてしまいます。

そして大人になっても、もしかしたらこの人はその理想ではないかと期待してしまうのです。

つまり「白馬に乗った王子様」がいつか現れると待ち望んでしまう。

期待はほどほどに、悲観もほどほどに、相手が見せるに従ってありのままの相手を描き出すことが、人間関係のトラブルを引き起こさない最も重要な秘訣ではないでしょうか。

そのように考えるなら、意見の食い違いも、それほど怖いものではないとわかってくるでしょう。
単に、「意見が違うところがある」、それだけのことです。

そして、意見の違いが自分に恐れを抱かせる度合いは、自分自身への信頼と関係があります。

自分自身に対する信頼がしっかりしている人ほど、相手のNOも脅威ではないし、意見の違いを受け入れる許容度も高くなるわけです。

他人からのNOを怖れすぎると、あらゆる人間関係で自分をぎこちなく、身動きできないものにしてしまいます。

他人のNOへの感じ方は、自分自身への信頼のバロメータ。
意見の違いを直ちに相手からの脅威ととらえずに、自分自身への信頼を振り返ってみてはいかがでしょうか。

打撃を受けたと感じるのは、あなたの自我であって、あなたそのものではないということ。そして相手にしてもそう言わせているのは、その人の自我だということ。
チェスの駒を動かしている私には打撃はない。



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