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いい人をやめてみる

あいさつ



ほとんどのみなさんは、自分は「いい人」でありたいと思っていることでしょう。

しかしこの「いい人」であろうとすることが、自分を不必要に拘束してしまうことも多いようです。

いい人であるとはどういうことでしょう。

ひとつは困っている人に声をかけたり、気を配って面倒を見てあげるといった、積極的な働きかけをする人というものがあげられます。

こちらは押しつけにならないようにやれば、そのままでもいいと思うのですが、もうひとつの「いい人」のイメージとして、いい人は「~をしない」という否定形で表現されるものがあります。

つまり、「こんなことを頼んでは悪い」とかいって、自分の要求を出すのを抑えようとするのです。
相手の要求をまず聞いてあげようとするあまり、結局自分の望みを言う機会を失ってしまい、あとから何でこんなことになってしまうんだろうと後悔する。

こちらの方の「いい人」イメージは、バランスを見間違えてしまうと、いつも自分の要求を出せずに欲求不満をため込んでしまい、誰が悪いとも解らないまま、関係ない人に不満をぶつけてしまうことにもなりかねません。

「いい人」という言葉に、現実離れした理想を持ってしまったおかげで、必要もない不満やストレスをため込むことになってしまうのです。

相手の要求も、自分の要求もどちらも大事です。
片方ばかり重みを置いてしまうやり方は、どちらにせよやっかい事の原因になってしまうのです。

ギブもテイクもどちらも必要であり、その両方向の流れが滞らないことこそ、健全な関係には必要ではないでしょうか。

もともと自分は自分の要求ばかり言う方だという人は別ですが、いい人になろうとするあまり自分の要求を出せていないと感じる人は、このバランスの崩れを直してやる必要があります。

あれこれ考えずに、自分の要求をとにかく言ってみる練習をしてみましょう。
そのとき、自分の要求を出すこと(テイク)は、逆方向の相手の要求(ギブ)もスムーズに受け入れられることに繋がるのだと信じるのです。

そして、こんなこと言っては悪いなどとこれぽっちも考えずに、とにかく自分の要求を言ってみることをしばらくやってみることです。

そうすれば、そのことであなたの「偉大な寛大さ」がそれで損なわれることはなく、また「いい人」でなくなることもないことが解ってくるでしょう。

心配しなくても、相手は受け入れられない要求にはノーをいってくるものです。

この人は気を遣ってあげないとノーを言えない人だからと言う解釈も、あなた自身の躊躇を投影したものに過ぎないかもしれません。
あなたが遠慮なく要求を出すとき、相手も気兼ねなく自分の要求を出しやすくなるものです。

しかし、日本人には気づかいという美しい文化があるんだ。
命令や要求をあからさまに表現するのは、その伝統を壊してしまわないかと心配する人もいるかもしれません。

ですが間違えてはいけないのは、どのように表現するかということと、自分の要求をきちんと認識できるかどうかは別の話だということです。

認識できてこそ、どのように表現するかも考えられますが、気がつかないままだと、何でこんなに苦しいんだろうと思いながら、そこから抜け出すために余裕をなくして、でたらめな行動をとってしまうことにもなりかねません。

たとえば、あなたが何かの会合とかセミナーに参加して、知らない人ばかりの来たことのない部屋に通されたとします。

みんな知らない人同士のようで、何も話さずに黙っていますが、どうも部屋が暑いようです。

そこで誰かが勇気を出して「ちょっと暑くないですか?」と言い出します。
これがきっかけで、次々と、「そうですね暑いですね」「冷房を確認してみましょうか」とか「少し窓を開けますか」とか言い出します。

要求はみんな持っていたのに、いい人ばかりだったため、遠慮しなくてもいいようなことまで黙りこくってしまった。

あなたが最初の声かけをする人になれば、その場全体が打ち解け和やかになれるのです。

過大な「いい人」をやめて、自分の要求を素直に認め外に表現してみる。
それは、自分だけの勝手な願いではなく、相手やまわりの人にもスムースな流れを作り出してくれます。

「こんな小さなことは我慢すれば済むことだから」と思わずに、練習だと思って気軽に口に出してみる。

やがて、間違った寛大さとはどういうものだったかが区別できるようになるでしょう。

そしてあなたの完璧すぎるいい人ぶりは、時に相手を縛る命令にもなりかねないことが解ってくるでしょう。

自分の要求を表現できるようになってこそ、あなたは本当の寛大さで、自発的に自分から与える人にもなれるのです。

どうせなら、いわゆる「いい人」の持つ現実離れした寛大さを捨てて、本当の意味での「いい人」になりましょう。



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