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一人では生きていけない

「一人では生きていけない」という言葉で、あなたはどういうことを感じるでしょう。

先日紹介した「すのうさん」のHPに次の文章がありました。

一人では生きていけない
http://www.gokuraku-net.org/snow/kibunn-hitori1.htm

人はひとりでは生きていけないとよく言うけど、私はずっと「違う」って思っていました。自分のことはなんでもできるし、私は一人だってちゃんと生きていけるって。でも私も最近嬉しいことに、”私は一人では生きていけない”と思うようになりました。もちろん一人で生きていこうと思えば生きていけるけど、誰かの一言でうーんと強くなれるということを知ったのです。知らない人のひとことだけでも、友達のひとことだけでも、それだけですごくすごく強くなれる時があるということを知ったのです。


母子1


「自分のことはなんでもできるし、私は一人だってちゃんと生きていけるって。」
いったん自分の他社への依存を否定します。そしてその上で、
「最近嬉しいことに、”私は一人では生きていけない”と思うようになりました。」
という言葉が続きます。

後半の文章は、依存と言うよりは他人からの愛を受け取ることを表現している様に思われます。

これを読んだ時、このようにはっきり言い切れることに非常に彼女の強さを感じました。
大変な病気で制約の多い生活を余儀なくされているからこそ、人との関係においていい加減で、まやかしの関係はきっぱり切り捨ててこのように言い切れるのかも知れません。

「一人では生きていけない」という言葉は、どのような状態で使うかで非常に違った内容を意味するものになりそうな気がします。

自分が自立した上で、他の人との関係を持てるということを喜ぶというのであればすばらしいことだと思います。

一方で自立できない、他人への依存が解決できない人に取っては他社への依存を強化する事にもなり、注意して使わないといけない言葉かも知れません。

泣く女の子


ところで、日本では人と人の関わりについて独自の言葉が多く見られます。
たとえば、「義理と人情」といった言葉です。

これらは、まだまだ社会で生きる私達にとって強制力をもつことばであり続けるでしょうが、日本独特の依存関係をも包み込んだようなこのようなことばは、使い方に注意しないと問題を生む可能性があります。

たとえば「お前には人情がないのか」といった言葉を突きつけられた時、他人への依存を克服しようとしている人にとっては、非常に葛藤を生むつらい言葉になるかも知れません。
使い方によっては、依存関係に引き戻そうという脅迫の言葉にもなり得るわけです。

またこのような微妙な意味合いを含む言葉は、そもそも言い出した側と受け取る側で、その言葉を同じ土俵で使えているのかどうかが疑わしい場合もあり、注意して使わないといけないかも知れません。

世代によっても受け取りかたは異なってくるでしょうし、意味がはっきりしないと理解できないというマニュアル化が進む現代においては、これらの言葉がもたらす関係がいつまで生き残れるかといった問題もあるでしょう。

いずれにしても、これらの人間関係は対象志向であって、相手が有って成り立つものですから、そこには確実なことはいえず、不安と恐怖がいつまでもつきまとう事になります。
「一人では生きていけない」に話を戻すと、やはりこの言葉は次の意味で使われる時に一番健全な関係を意味する様に思います。

すなわち、他の人への依存が無くてもやっていける自立した自分がいた上で、他の人との関係を持てることを喜ぶという意味の「一人では生きていけない」です。

最初に引用した「すのう」さんの言葉は、まさにこの様な意味に近いのかも知れませんね。

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