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癒着した関係(共依存)の犠牲から解放される

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誰かとの癒着した関係は自分自身を見失ってしまいます。
どこまでが自分で、どこからが相手なのかが曖昧で、その結果自分の中心がどこにあるのかわからなくなってしまうのです。

その結果、今感じているのが自分本来の感情なのか、相手の感情なのか区別がつかなくなります。

癒着した関係は、両親や配偶者や自分の子どもとの関係で特に多く発生する、いわゆる共依存と呼ばれる関係です。

たとえばお子さんのいらっしゃる方なら、自分の子どもに関すること、進学の問題などで、それがうまくいったときにどのように感じるかを考えてみましょう。

まず、子どもが達成できたことに対して喜びを感じるでしょう。
子どもにおめでとうを言った後、癒着のない関係であれば、今度は自分がここまで子どもを育ててきたことへの自負を感じたり苦労をねぎらったり、自分自身に関しても喜びを感じるものです。

ところが癒着が進んでいると、親の喜びは子どもの喜びや成功次第になってしまう場合があります。

「私はどうでもいいのよ、あなたが喜ぶ顔が見られるだけでいいの」という言葉も、これだけでは判断出来ませんが、中には「私はどうでもいいの」と言う言葉が文字通りの意味になっている関係もあるのです。

親の方が自分自身についての喜びその他の感情を、すべて子どもの感情で肩代わりしているような場合が見られます。

親自身の感情は、子どもが関係してくるとどこに行ってしまったのかよくわからない状態になっています。

そして子どもの感情を頼りにしなければ、自分だけでは自分の感情をどうにも出来なくなってしまうのです。

そこ結果常に子どもをそばに置いて、自分の感情の代わりにしたり、子どもの自然な感情表現を押さえつけ、親の望む感情になれと無意識に強要してしまうのです。

そのような親に対して、子どもの方は何とか癒着を逃れられるかもしれませんが、多くの場合、この癒着に巻き込まれてしまいます。

そして、たとえば子どもは「親の期待するような感情ばかり表現し、自分の素直な感情表現を隠してしまう」といったことが起こってきます。

癒着した関係の問題点は、自分自身の中心を失ってしまうことにあります。

その結果、自分ひとりで判断出来ない(相手の判断を当てにする)とか、
自分自身の感情がわからない(上記のように相手の期待する感情に支配される)といった問題を生じるようになります。

程度の問題ではありますが、癒着した関係はたとえ最初の相手が身の回りにいなくなっても、別の人(たとえば配偶者)をその相手に選ぶようになります。

かつての癒着を再現してくれるような相手を選びがちになり、自分が癒着した関係を仕掛ける側に回って、相手が拒否したとしても無理矢理巻き込もうとする可能性があります。

どんなに環境が変わろうと、自分自身がその源を抱えている限り、依存関係を作り上げてしまうのです。

それによって生じる犠牲は、深刻になれば自分自身の中心がないと感じて、無理にまわりを巻き込み、そのような相手が見つからないと自分自身の力で自分を取り戻すことが出来なくなります。

そんな犠牲から解放されるためにも、あなたに潜んでいる癒着は、小さいうちに断ち切ってしまうことです。

最終的に見つけられるのはあなた自身しかありません。
最初は自分ひとりで区別がつかないのであれば、誰か第3者の手を借りてでも、手がかりをつかんで、その関係を終わりにする決心が必要です。

大変なのは、最初にそのような関係が自分の中にあることに気づくことです。
一旦大元の関係に気づいて受け入れられれば、個々の細かい問題はずっと容易に明らかになってきます。

ですが、これは関係性の問題である以上、もう一つ難しい問題が存在します。
それは、癒着を断ち切ろうとする相手が抵抗してくるということです。

程度によっては、相手はそんなあなたを批判し、怒り出すかもしれませんし、あるいは馬鹿なことはやめて元の関係に戻りなさいと懐柔してくるかもしれません。

それに負けて元に戻ってしまうということも、実際多く存在しているだろうと推測されます。

その程度によっては、ごく普通に見られる関係であり、また日本における関係はその傾向が元々あるといった事情もありますが、依存が進めば問題は生じてきますし、大きくなってからは断ち切るのが難しくなるのも確かです。

そして、少なくとも自分の感情を犠牲にしてしまっているのですから、とかくそれがトラブルの原因になりやすい関係であるとも言えます。

自分自身の自由な感情や自由な判断を大事にしたいとか、もっと本物の関係でありたいと願うなら、避けては通れない問題だと言えるでしょう。


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