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混乱した状態も悪いものではない~ルールとは

パソコン・メンタル



「混乱した状態も悪いものではない」と言われても、何を言われてるのかさっぱりわからないという方がほとんどでしょう。

逆の方向から言った方がわかりやすいでしょう。
つまり、ルールというのは私達を便利にしてくれますが、同時に束縛するものでもあると言うことです。

私達は説明のつく理路整然としたことに慣れすぎていて、それこそが本来の状態だと思い込んでいます。

ですが、説明のつけられることを最初からやっていたわけでもないし、それが本来の自分というわけではありません。

子どもの頃に思いつきで遊んでいたとき、ルールなど無視して遊んでいなかったでしょうか。
ルールに縛られるようになるにつれ、だんだん子どものように、大胆で荒唐無稽なことを考えられなくなります。

そして、まわりからのしつけや教育によって、第2の自己を作り上げてきた。今ではそれこそが自分自身だと確信しています。

ですから、自分の行動はすべて自分の考えるとおりになっていると信じたり、説明できないことを恥じたり、あるいは予測のつかない行動をする他人を批判したくなるわけです。

もちろんルールに従って動ける自分というものが不要だと言っているわけではありません。

それがなければ、たった一人で生きているのでもなければ、たちまち困った状態になるのは、言うまでもないことでしょう。

つまり、必要なときにルールに従うか、それとも縛られないのか、自分を切り替えられる余地を残しておけるかどうかがポイントだと言っているわけです。

しかし私達は仕事の中に入り込むほど、ルール通りに動ける自分こそが役に立ち、曖昧でぼんやりとした思いなど、邪魔になるものでしかないと思い始めてしまうものです。

その考えは、仕事だけでなく人間関係にも派生していくのは目に見えています。
つまり人間関係に対しても、予測可能で違反がないことを期待してしまうのです。

そして違反するものに対しては、文句を言って、なんとしても従わせようとやっきになります。

「それが社会のルールというものだ」といって、絶対的なルールのように感じてしまうのですが、実際に私が思い浮かべているものは実は「私のルール」に過ぎません。

相手もルールをわきまえているかもしれませんが、それは「相手のルール」であって同じではありません。

絶対的で誰にでも共通すると信じているルールは仮想のものであり、一度としてみんなが一致したことなど無いのです。

そのような幻想を捨てて、ルールに沿っている自分がすべてではないと思い直したとき、ルールから外れる自分も自分の一部であることを思い出します。

そういった自分を見つけても否定する必要がなくなるので、今までそのたびに感じていた罪悪感や、駆り立てられるような思いからも解放されるのです。

そして、混沌としていて、いつ変化するかもしれない状態を嫌がっていたのは、決まった予測のもとで安全に生きたいという守りからだということに気がつきます。

守りというのは、必ず予想外の事態への恐怖を作り出すものです。

今持っているものが明日はもう無いとしたら、あの人が急にいなくなったら、今の社会的な地位を急に失ったら、etc.etc.

もともとルールなど何もなかったことを思い出すとき、今の作られた偽の安全は無くしてしまいますが、それを守ろうとして抱えるようになった恐怖や強迫的な駆り立てからは解放されるのです。

今、あなたが気に入らないと思っていることはなんでしょうか?

「あの人が言うことを聞かない」でしょうか?
「私の期待していることが起きてくれない」という思いでしょうか?
「こんな社会は間違っている」でしょうか?

バリエーションはたくさんあるでしょうが、どれも「私のルール」に沿ってことが進まないということが原因になっているわけです。

しかし、そんな約束は成立してはいないのです。

もともと約束など無かったと理解できれば、あなたは約束と違う外側の事態に腹を立てる必要もないし、またあなたが約束通り義務を果たさなければと思うことからも解放されます。

社会的な関係性のために、必要なとき必要なだけルールに従えばいいだけです。

それを超えて自分を縛っているのは、他ならぬ自分自身であり、それから解放できるのも自分自身だけです。

「いや、そんなことはない。自分だけでは決められないこともある。」という脅しには乗らないことです。
そんなことを言う人は、自分が縛られているルールにおまえも従うべきだと言っているだけです。

限られた範囲での取り決めはあるとしても、条件なしに強要されるルールなど何もないのです。

あなたが自由と引き替えに安全か何かを手に入れようとして取引をしない限り、あなたを束縛するものなどどこにもありません。

そして、それが保証されていなければ、どこに自由などあるでしょうか。

ほとんどの人は、自由が欲しいと言いながら、安全が欲しいという恐れへの回避行動から、悪魔の取引をしてしまうのです。

たとえこの取引をしても、いつか何かを手に入れたら、あるいは誰かが現れて、そこから解放される日が来るはずだと言い聞かせて自分を騙し続けます。

そうやって、本当は信じてもいない希望を持ち続けることになるのです。

ですが、選択の自由を明け渡してしまったあなたに、望むとおりの世界が現れるはずはないのです。

そもそもは、予測できる明日を欲しいからと、必要以上の約束を自分にしてしまったのが原因です。

このように考えてくれば、他人や出来事をコントロールできる力を手に入れれば、自分を苦しめる感情もコントロールできると思うことが幻想であることは想像できるでしょう。
コントロールしようと思うこと自体が苦しさの原因だったのです。

どちらに転んでもいいと思っていることに対して、あなたは不安など感じないでしょう。

ルールのないこと、説明のつかないことを受け入れられた分だけ、あなたは力を回復し、自由になれるのです。

そして、それがすなわち、今の苦しさから逃れる唯一の方法でもあるのです。

空の雲を眺めてぼんやりしているとき、あなたは幸せです。自然と一体になれます。

しかし、あの雲がもう少しこっちにあった方がきれいだと思い出したとき、あなたは現実の生活に戻らないといけないと、急に憂鬱になり、ため息をつきます。

その現実の生活と呼んでいるものとは、他ならぬルールに束縛される自分に戻ることなのです。


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