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最初から自分を否定する人はいない

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人はみな生まれたときは、生命感に満ちていてそれを否定するようなものは持ち合わせていません。

もちろん自分が嫌いなどという感情も、なんのことかわからないでしょう。

しかし徐々に大きくなるにつれ、まわりに他人が現れ、その関係性の中で生きていくうちに、自分の思う通りに世界は動かない事態に出会うようになります。

「そんなばかな。どうして私の思うのと違ったことが起こるのか?」

しかし、ばかなことではなく、現実にそれは起こり続けます。

それをどう解釈するか、いろんな情報を持たない幼い時ほど、その衝撃は大きく、ひねり出した結論も自分を痛めつけるものになりがちです。

つまり、「なぜかはわからないけれど、私の何かが悪かったからこれが起きたのだ。」ということです。

やがて自分の思い通りでないことが起きると、自分の何かが悪かったのだと結論づけるようになるのも、無理のない成り行きでしょう。

成長して、いろんなことを考え合わせることが出来るようになれば、そんな単純な直結の仕方をせずに、別の因果関係を考え出す力も生まれてくるでしょう。

ですが、それでも今までに積み上げてきた因果関係の影響は強いものがあります。
おそらく、言語化される前のそういった説明のつかない感情と出来事のセットは、考えても説明がつけにくいし、書き換えることは用意ではありません。

「この気分になったとき、いつもよくないことが待っている。」といった情緒的な因果関係で成り立っているからです。

急に憂鬱な気分になったとき、その原因を説明するのは難しくて、何も出来ないままその状態を我慢して過ごすしかないのです。

ですが、悲観することはありません。
原理は単純です。
あなたの積み重ねてきた記憶が、いまの「これこそが私だ」と思い浮かべるものの実体だからです。

書き換えれば「私」はいくらでも変えられるわけです。

ですが、原理が単純でも、実際に自分を変えるとは簡単ではないことは、今更言わなくても経験積みのことと思います。

その難しさは、変えようとしている主体が、その対象でもあるという関係にあることに起因します。
過去の記憶の蓄積が作り上げた「私」という存在を、自我と言う呼び方で扱っていきましょう。

自我はそれ自体が、主張し自分自身を変えられないように守ろうとします。

「こんな自分は嫌いだから変わりたい」とあなたが思っても、自我は抵抗します。

「いままでこの自分のおかげでやれてきたんじゃないか。今更それを変えるなんて、とんでもないことだ。
思い直そうよ。変わってしまったら、どんな恐ろしいことが待っているかわからないよ。」

とでも言うように、あなたを元の自分に引き戻すのです。

先日も書いたように、無理矢理、力わざで自己改造を試みることは、ほとんどの場合失敗したり、長続きしないものになってしまいます。

それは抵抗する側の自分が納得できていないから、いつまでも復活してきて、元に戻った方がいいと訴えてくるからです。

変わることは、いいことももたらすけれど、そればかりでなく、今まで考えずにやっていたことを否定する必要も出てきます。

それは居心地が悪く、不安を伴います。

そんな不安を感じると、「ほら、やっぱり今までのままがいいんだよ」となってしまうのです。

巧妙に変わらない方がいい事態を作り出しても、自我は抵抗します。

ですから言葉で表現できるような小手先のテクニックでは、変わることは難しい。

それには、いままで時間をかけて作り上げてきた自分を納得させるだけの、真摯さで取り組まなければなりません。

しかし真剣であることと、力んだり努力するということは別のことです。

あるがままの今の自分が、何をどう感じて作られているのかを、手を加えたりせずに観察することが必要です。

その過程では、解釈が入り込まないようにすることです。
解釈を入れた途端に、観察は、ありのままではなく作られた脚本に沿った見方に書き換えられてしまうからです。

それは今まであまりやったことのない経験になるでしょう。

解釈し、その結果方針を決めることが、自我に沿った今までの自分のあり方だったわけで、はからいのない、ただ受動的な観察などしたことがないからです。

ですが、何かの拍子で、気づくことはあったはずです。
これが本物の自分ではないかと、理由はわからないけれど思うのです。

それはおぼろげで、なんの筋道も見えてこない。
ふだんなら、そんな役に立たない戯言を考えてないで、現実的になろうと目をそらしてしまうからです。

ですが、もともと持って生まれた、生きる方向性とでもいうものをあなたも持っていたのです。

さまざまな、自我の構築がその方向を妨げてきました。
しかし消えてしまったわけではない。

解釈を加えずに自分を見つめることを続けるなら、やがてその道筋とそうでない作られた後付けの解釈の見分けがつくようになるでしょう。

ぼんやりしているからと言って諦めないことです。
自我の抵抗があるものと思って、諦めないで真剣にしかし力まないで取り組むことです。

そうすれば、根無し草ではない、ちゃんと地に足の着いた自分というものが、よみがえってきます。
それは目先の利益など、かすんでしまうほど、すばらしいものであるのを確信するでしょう。

失われた本来の自我を求めて、「妥協しないこと」です。

もうこれでいいdろうという時は、おそらく来ないでしょう。
変化も一緒に受け入れるのが、そのあり方であるはずだからです。

そしてその結果、ありのままの自分であることが、どんどん好きになってきます。
ぐらつきもどんどん無くなってくるでしょう。

どうしたらいいのか迷ったら、他人や社会にではなく、自分に聞けばいいと自然に思えるようになってきます。

失われていた本来の自我の復活の時です。
幼い頃、「何でこんなことが起こるの?!」というショックで、諦めてしまった自分を、否定せずにもう一度取り戻すのです。

まわりの世界は、「私」を否定するところではない。
そう思えるかどうかは、誰のせいでもなく「私」次第なのです。

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