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語っていることはその人自身とは限らない~本物を取り戻しましょう!

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チャーリー:たまに泣きたいくらいさびしくなるんだ。
ルーシー:あなたに必要なのは、友だちなのよ、チャーリー・ブラウン
チャーリー(怒ったように):もちろんだとも。友だちがほしいんだ!! 友だちがいれば、さびしくなんかならないよ!!
・・・
ルーシー:あなたに友だちがいないなんて、不思議でも何でもないわ... あなたってとても気むずかしいんだもの!

引用:「いいことから始めよう―スヌーピーと仲間たちからの生きるヒント」
エイブラハム・J. ツワルスキー 新潮社 / 1995-02

この会話で注目すべきは、チャーリーの2つめの言葉(太字の部分)ですね。

珍しく(?)ルーシーがチャーリーのことをまじめに心配してくれているのに、チャーリーは言葉の上では同意しているが、その語る姿勢は「僕に関わってくるな」と言っているかのようです。

それは、ルーシーの最後の言葉が物語っています。

人が語ること、その言葉の意味することと、実際のその人の本心とは、多くの場合一致しないものです。

言行一致する人とは、自分にきわめて正直で、自分に嘘を言わない人です。
1つ自分を欺くようなことを始めれば、それに付随してあれもこれも嘘で固めなければならなくなります。

自分でわかっていて一時的なものであれば、それほど問題はないかもしれません。
ですが、たいていの人はこれだけは触れられたくないという秘密を抱えているものです。

そして、そのことが絡んでくると、他のことではとても正直で素直な人も、簡単に自分を偽る言動をとってしまいます。

チャーリーは、その言葉の通り、友達が欲しくてたまらないのです。
ですが、「友達がいたら寂しくなんてならない」と言っているように、自分には友達はいないと思っています。

自分を友達だと思ってくれるような人はいない。なぜなら自分にはそんな資格がないし、人から好かれるようなタイプの人間じゃないからだと思うのです。

~~
まわりの仲間を見てごらん、みんな好かれる要素を持っているのに、自分には何もないのさ。

友達みたいに近づいてきても、裏では自分のことをやっかいな人間だと思っているんだ。

中にはまだつきあいが短くて、それに気がつかないで近づいてくる人もいるけれど、本当の僕の正体がわかったら、離れて行くに決まっている。

だから、誰かが近寄ってくると、後で後悔しないように最初から拒否しておかないといけないのさ。

ああ僕がもっと人から好かれるような人間だったら、そしたら自信を持って人を受け入れるのになあ。
~~

しかし実際には、「僕がもっと人から好かれるような人間だったら」というのはなんの根拠もない彼の創作なのです。

実際のところ、チャーリーには何かと近づいてきて、アドバイスをくれたり、皮肉を言ってからかいに来てくれる、彼を気遣う仲間がたくさんいるのです。

ある見方からすれば、「僕がもっと人から好かれるような人間だったら」という仮面を使うのは、自分には人から好かれる資格なんかないんだという脚本を守ろうとする道具なのです。

何でそんな脚本を持つに至ったか、とりあえずその理由や起源は何でもかまいません。
問題は、現にいま、彼がその脚本を演じ続けているという点にあります。

そして、そのマイナスにしか見えない、ばかげた脚本も、何かの役に立っているから維持され続けています。

それらの理由を追及することは、場合によっては役に立つかもしれません。
しかし、もっと肝心なのは自分がその脚本を演じているときの自分に気づき、それをまさに自分がやっていることなんだと身体全体で感じ取ることです。

そして、一方では元々の願いである、人から好かれ求められる自分を復権させることです。

いまや元々の素直な願いは、ルーシーの去り際の言葉のように、あきらめや皮肉のようなマイナス感情を呼び起こす言葉という形にすり替えられています。

それでも何もないよりましだと自分を慰めているのです(そういう言葉が返ってくるだろうとは気がついています)。

もし自分が、本当にに友達だよと言ってくれる人を信じ、受け入れるような態度を見せたら、それさえなくしてしまうのではないかと恐れているのかもしれません。

だから、今のままでもゼロよりはいいからと、脚本を書き換えるのを拒否する自分がいるのです。

もちろんそれは、どこかゆがんだ形の真性でない交流方法です。
それらは、少しでも早く本物の素直な感情のやりとりに変えた方がいいに決まっています。

それには、自分の全身で感じ取って、本物と脚本の両方を見分けることです。

いったん本物が見えたら、
いったんそれが本物で、本当に欲しいのはそれだとわかったら、
それは何度も何度もよみがえってきて、偽物は、脚本はもういらないと告げるでしょう。

その過程は多少の痛みを伴います。

いままでしがみついてきた安全毛布を手放すのに不安を感じるでしょう。
何度も後戻りしたくなるかもしれません。

しかし、一度本物を感じたら、その味は二度と忘れられなくなる。
偽物がいかに見かけだけで、実は自分をだますものだったのかを感じ始めるでしょう。

それと多くの場合、まわりには、いままでのあなたに戻りなさいと言ってくる人も登場します。
それでも、あなたは本物を追求しなければなりません。

一度本物を感じたら、その味は二度と忘れられなくなる。
偽物がいかに見かけ倒しかを見破り始めているのですから。

一度本物を感じ取ったら、偽物の言葉や脚本は捨てなければならない。
お守りの言葉を捨てるのです。
脚本はもちろんですが、たとえそれが、ありがたい言葉、偉い人の言葉であってもです。

「私にはこの言葉がある。だからもう大丈夫!」
そんなのは嘘です。ちっとも実際には大丈夫じゃない。
そんな言葉をお守りにしていては、本物の自分を感じ取れません。

感じる代わりに、言葉で説明をつけてしまう。
それをやっていては、自分の感性を信じることがいつまでも出来ないままになるのです。

その感性は、最初は、いままでは、非常に頼りないものだと思ってきた。
だからこそ、はっきりと目に見える言葉に頼ってきたのです。

ですが、自分感覚を信じられない限り、言葉を抱えていても変化はないのです。
いつもいつも、そのお守りの言葉で感じとることの代わりをさせてしまうからです。
自分の感性を信じられるようにならなくて、どうやって変わろうというのでしょう!

禅か何かの言葉にあるように、
河を渡ったら、もう乗ってきた舟は捨てていかないとなりません。
舟を担いだまま歩き続けてはならないのです。


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