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すばらしきあいまいさ

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落ち込んだり、悔しい思いをしているときは、自分が何かを判断していることに気がついています。

つまり、「こうだから自分は落ち込んでいる」のであり「あれが自分に悔しい思いをさせている」ということをわかっているわけです。

ところが、自分が判断を下し、フィルターをかけてしまっていることに気がつかない状態もあります。

そんな状態の一つは、何事にも感動できない、驚きや美しさを感じられないといった、無味乾燥な状態に陥っているときです。

そうなってしまうのは、何かの判断を下してそれ以外を受け入れない状態になっているのです。

意固地になって、何かにしがみついて、そこから離そうとするものに抵抗しているとき、素直で柔軟な発想はできませんし、受け取り知覚するものにも偏りが生じてしまいます。

下手に受け入れたら、いま固着している状態が崩されてしまうと恐れるからです。

ですから、素直に笑えないし、泣けないし、驚いたことを人に知られたくないのです。

意地を張って縮こまっていないと、何が今の状態を壊してしまうかわからないと恐れていますが、その状態を壊してしまうことこそ自由な空間に自分を導いてくれることに、なかなか気づけません。

私達の知覚はわざと曖昧にできているようです。
なぜなら、あまり正確無比に区別がついたのでは、普段の生活に困ってしまうからです。

たとえば人混みの中でも、知っている人の顔を識別できるのは、すべての特徴を正確に比較判定しているからではないでしょう。

曖昧な判定で相手を絞り込めるから、どうやって見つけたか自分ではわからなくても、相手が目に入ってくるのです。

少々違った服装をしていても、帽子やめがねをかけていても判定できるのです。

機械の画像判定が実用的になってきたのは、情報の処理能力のアップによるものですが、そういった機械の判定とは違ったやり方で、より少ない情報処理でも区別できるために、曖昧さが何らかの役に立っているのに違いありません。

また人間の知覚は自分が欲しいと思うもの、必要なもの選んで、効率よく収集します。
それは、自分が信じたいことを信じやすいという人間性にもどこかでつながっているのかもしれません。

都合のいい曖昧さは、人間の知覚や心理の限界をもたらす一方で、すばらしく効率のいい働きにもつながるのです。

その自由さは、見たいものを見せてくれます。聞きたいことを聞かせてくれます。

しかし、固まった不自由な精神状態にあると、先ほどの話のように曖昧さを嫌い、偏った判断ばかりを選択するようになってしまいます。

適度な曖昧さを許せる余裕が、縮こまってしまった自分に少しずつ動きを取り戻してくれます。

無感動になったり、まわりの景色が色あせ、驚きや喜びが感じられない時、偏った判断に固執する固まった自分がその背景に存在するのです。

自由に動ける自分でいられるとき、見たいものを自由に思い描くことができます。
ただし、自分の経験にないことはどうやっても思い浮かばないでしょう。

そのためにも、新しいものを見つけ受け取る余裕が必要です。
偏って縮こまっている精神からは、知覚できるもの自体が限られてくるからです。

そこでは機械やコンピュータに要求される、正確さや忠実さとは異なった仕様が必要です。

すばらしきあいまいさを発揮できるためにも、機械的な正確さが要求される時とそうでない時を使い分けることが必要です。

そして、その使い分けができるのは、判断する方の自分からは生まれてこないような気がします。


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