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不快なことを避けようとする

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”人生における不快なことを避けようとするのは間違っている・・・
   でもぼくはそのことをもっと突きつめて考え始めている・・・”
チャーリー・ブラウン

"IT'S A MISTAKE TO TRY TO AVOID THE UNPLEASANT THINGS IN LIFE...
BUT I'M BEGINNING TO CONSIDER IT..."
Charlie Brown

スヌーピーたちの人生案内 チャールズ・M・シュルツ (著), 谷川 俊太郎 (翻訳)
出版社: 主婦の友社 (2007/11/28)




「突きつめて考え始めている」というチャーリー・ブラウンは、どういう意味で考えると言っているのか、はっきりとはわかりません。

しかしチャーリー・ブラウンというキャラクターから想像すると、それは「不快なことを発見して、さらに想像をふくらませて、ありもしないことを心配し始める」といったことかもしれません。

人が「考える」という言葉を使うとき、純粋に筋道を立てて思考するという意味(これが本来の考えるという意味でしょうが)で使っている事もあるでしょう。

しかし「考える」と言う言葉に続く行動は、あれこれ気になることを思い巡らせて不安になり、心配し始めることだったり、いかにしてそれらの不安を断ち切るかを考え始めることに切り替わっている人もいます。

純粋に客観的に考えると言うことは、それほど簡単ではなく、純粋な意味ではなかなか人間ワザではないところがあります。

それは、考える対象が限定されていて、しかも個人的な思い入れなどが含まれていない場合でないとなかなかできません。

たいていは、考える過程で、そこに登場する事柄に刺激されて、その人固有の思い入れから偏った判断が入り込んでくるものです。

「考える」という行為が、容易に考えると言うよりも心配したり悩むことに変化してしまうのは、そういった事情があるからでしょう。

誰かに考えをたずねて意見を聞こうとします。
相手は「う~ん、考えておくよ」と答える場合も多いでしょう。

後日その人に答えを求めるとき、私たちはその人の思考過程を聞くよりも、どのような決心をしたか、どんな結論を出したかを聞くことになります。

「考えておくよ」という言葉が出てきた時点で、考えるという行為よりも、相手の主観的な判断にゆだねることに、事態は切り替わってしまっているのです。

ですからセールスマンは、顧客にその場で結論を出してくれる事を求めます。
「考えておく」と言われてしまっては、ほとんどYESは聞けなくなってしまうことを承知しているからです。

まずは、その場で「YES」を引き出す。
そしてその後で、その人の決心が間違っていないこと、どれだけメリットがある決断だったかを思い起こせるように、巧みにフォローを加えます。

さて、ここまでチャーリーの後半の言葉に集中してしまいましたが、今回書こうと思ったのは実はむしろ前半の部分です。

不快なことというのは、私たちは反射的に避けてしまい、そんなものを意識したかどうかさえ気がつかないという場合も多いものです。

しかし、気がつかなかったとしても、不快なことに出会ったことは、その後の自分に影響を及ぼしていきます。

たとえば、誰かと話していて、その会話の中の何かの言葉が、不快さを思い起こす要因になったとします。
はっきりと気づかないままだと、何かわからないけれど、さっきから不安な気分になってきたとか、重苦しくなってきたとか、曖昧な気分を漠然と感じ始めます。

自分でもはっきり意識していないので、気になる度合いが強い場合、相手との話は気もそぞろになったりします。
あるいは、「用事を思い出したからまた今度」といって話を打ち切って、その場を離れたくなるかもしれません。

ですが何が起こったのか、自分でもはっきりしないままになってしまうことも多いのです。

そして、不快さからの回避が無意識に起こるほど、その人は自分の問題に気づくことから遠ざかってしまいます。

まずは、不快さを感じたことや、それから逃げようとしている自分に気がつけるようになることが必要です。

それは習慣化しているほど、ちょっとくらい意識してもわからないかもしれません。

習慣には新しい習慣で対抗するのが効果的です。

たとえば、一番効果があるのは、「不快なこと」に対する自分の姿勢を変えてみることです。

不快なことに気づいたり、考えたりすることが、自分をより不快にしたり、いやな思いをすることになると思い込んでいる自分に、「本当にそうなのか」を問い直してみることです。

不快ではあっても、それを無視しておけば消えるというものではありません。

むしろ「不快なこと」に正面から向き合って、自分にとって避けられない事であることを認識することです。

そのときは一時的に不快になるかもしれませんが、対象をはっきりさせたことで、漠然とした不安や重苦しさは消えて、そのあと自分がどう対処すればいいのかを考える余地も出てきます。

それでこそ、不安になる「考える」ではなく、解決や結論を導ける「考える」に切り替えることができるわけです。

「不快なこと」に対していつ立ち向かえるかは、その人にしかわかりません。

時期が来て、その人に受け入れる可能性が生まれたとき、その「不快さ」が初めて認識できるようになっているとも考えられます。

しかし、いつまでも避けていては、その不快さから逃れることはできないでしょう。
むしろ、自分を解放できる機会ととらえて、積極的に向き合う姿勢がもてるのがベストかもしれませんね。


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